どうも、久々のピックアップ交換!萩原悠です!
フェンダージャパンのST62-80TXにシングルサイズハムバッカー、
セイモアダンカンのSL59(通称Little59)を乗せてみました!
これがなかなかいい感じなので、迷っている方の参考になればなと思って書き記しておこうと思います。
シングルサイズハムバッカーとは
エレキギター用ピックアップって、
大きくわけてシングルコイルとハムバッカーとありますよね。
フェンダー系にはシングルコイルが多く、ギブソン系にはハムバッカーが多い。
なんて言われますが、今やそれに限らないモデルもありますし、
どちらにも属さないようなブランドもたくさんあります。
シングルコイルとハムバッカーでは大きくわけて音が全然違うので、
ストラトタイプ使ってるけどハムバッカー付けたいなぁ〜なんてよくあるんですけど、
そもそも大きさが違うから乗せられないんですよ!!
プラスチックで出来てるピックガードを削ればいいだけじゃないんすよ、
その下の木もこの形でしか掘られてないので、かなり大掛かりな木材加工が必要になります。
ってときに便利なのが!
シングルコイルサイズのハムバッカー!
セイモアダンカン SL59(Little59)
そしてシングルコイルサイズのハムバッカーで、超有名なピックアップのひとつが今回わたしが選んだコレ、セイモアダンカン社のSL59です!
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SL59-1b White
→サウンドハウス ¥8,580-
→サウンドハウス ¥8,580-
SL59を選んだ理由
ピックアップ選びは難しいです。
エフェクターみたいに気軽に試すこと出来ないし。
ギターとの相性もあるから、そのピックアップが乗ってると必ず同じ音、なわけもないし。
でもまぁやっぱりそれぞれピックアップの特性ってのがあるので、同じピックアップが乗ってるギターを弾いてみるのはとても有益です。
たまたま仕事でSL59が乗ってるストラトキャスターをお借りする機会があって、
弾いてみたらまぁ理想の太さ!
シングルサイズハムににしてはそこそこの出力、あんまり強すぎないくらいとのことなので、
あんまりハードロックっぽくはしたくないんだよなぁと思っていたわたしにはピッタリでした。
だって、ストラトのリアってキンキンしちゃってすごく使いにくいじゃない?
そこにもうちょっと低〜中音域が出せて、なによりサスティンが伸びる!
歪ませてバッキングするときにちょうどいい感じになる!
きっとこれは自分のストラトに乗せても使い勝手がよくなるだろう、
そう思って搭載に踏み切りました!
ネック用,ブリッジ用
フロント用 | リア用 |
---|---|
SL59にはネック用とブリッジ用と、つまりフロントとリアどっちにつけたいかによって選んでつける必要があります。
これは物理学上弦の振幅幅が違うからですね、出力を微妙に変えて調整してあるというわけです。
SL59-1nってのがネック側、つまりフロント、
SL59-1bってのがブリッジ側、つまりリア用になります。
(上記の通り、見た目じゃ全然わかりません!買い間違えないでね!^)
白と黒
白 | 黒 |
---|---|
SL59は白いタイプと黒いタイプがあります。
これはもはや見た目の好みです。
好き嫌いだとか、
ボディやピックガードとの合わせ具合で決めちゃってください。
もっと歪ませたいならSHR-1
シングルコイルサイズの位置に乗せて、ガッツリ歪ませてロックをしたいとあればSL59よりSHR-1がいいでしょう!
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SHR-1b White
→サウンドハウス ¥8,580-
→サウンドハウス ¥8,580-
チョーキングで音切れがしないというバータイプのピックアップですね。
見た目もかっこいい……でもこの見た目ならピックアップ3つともSHR-1にしたい!
コイルタップ!!
シングルコイルサイズではあるけどハムバッカーなので、
コイルタップすることが出来ます!
スイッチをどこかにつけてオンオフ切り替えることによって、
擬似的にシングルコイルサウンドを出すことが出来るってわけ。
おかしな話ですよね、もともとシングルコイルがついてたのにハムバッカーのSL59に付け替えて、でもシングルコイルの音が出るための追加改造をするなんてww
でもね、やっぱりシングルサウンドが欲しいことがあるんですよ。
ハーフトーンのために!
リアとセンターのハーフトーンのときにリアもシングルコイルになっててほしくて、
そのためにタップスイッチを増設しました!
結構自分が持ってるギターでタップスイッチを付けてるのはあるのですが、
今回は人生初のプッシュプッシュ!
押してハム、引いてシングル、押してハムではなく、
押してハム、もっかい押してシングル、もっかい押してハムというタイプにしました。
ひたすら叩くだけ!
使い勝手は……その今はまだ慣れてない感じです。
ちなみに、ハムバッカーであってもコイルタップが出来るピックアップと出来ないピックアップがあります。
生えてる芯線の数の問題で、つまり外から見てもわかりません。
購入前にしっかり確認を!
セイモアダンカンSL59はバッチリ出来るタイプ!
ST62-80TX
最後に、今回SL59を乗せたギターについて。
フェンダージャパンのストラトキャスターです。
アルダーボディにローズウッド指板、テキサススペシャルのピックアップがついてるやつです。
テキサススペシャルなんでもともと出力は強めで、SL59にしたからといって
「うぉぉぉぉ全然違うぜぇぇ!!」
にはならなかったです。
それが狙い通り!
→このギターについてはコチラで詳しく紹介しています!
まとめ:SL59満足してます!
そんなこんなで、今回人生初のシングルコイルサイズハムバッカーを乗せてみましたが、
これはいい!
交換してよかった!
テキサススペシャルピックアップの音も使うときはあるし、
せっかくフェンダーのギター持ってるならフェンダー純正の音ってのを崩したくはなかったんだけど、
最近アリアプロのストラトタイプを買ったらすごくいい音だったので、
リアのシングルコイルサウンドはそいつに任せちゃってもいいかなという結論に至ったのです。
とっても満足な帯域バランスとサスティンになったので、
こんなことならもっと早くに交換すればよかった!
なんてね。
ピックアップは1万円くらいするし自分のギターに乗せてみるまで結果がわからないからちょっと踏ん切りつかないかもしれないけれど、
逆に1万円程度で自分のギターがもっと自分好みの音になります。
ならなかったら戻せばいい!
是非一歩踏み出してみてください!
ってことで今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!