どうも、ネット通販ばかりの生活してます、萩原悠です!
最近は便利な世の中ですよね〜。
欲しいものは簡単に取り寄せられて、玄関でちゃちゃっとサインすれば終わりだもの。
でもギターを通販で買うのってちょっと不安だったりしませんか?
今日はそんな方のための!
通販でのギターの買い方についてです!
【関連】
インターネット通販というもの
こうしてウェブサイトを見ている方の中には、今まで楽器以外にインターネット通販を利用したことがあるんじゃないかと思ってます。
なにを買いましたか?
よくありそうなのが、
通販だと妙に安い電化製品。
展示や通電、現場スタッフの研修コストが通販だと大幅に減らせるので安くなりますね。
また、本とかCDとかも通販で買う人多いかも?
本はどこで買っても全く同じだし、とんでもない量の在庫を店舗で持つのは不可能、だから通販が絶対流行る
そう目を付けたAmazon社は今やインターネット通販の最大手ですもんね。
服とかはサイズがちょっと心配だけれど……まぁなんなら実店舗でサイズを確認してから楽天スーパーセールで買ってもいいですよねww
さて、これらの製品とギターとで決定的に違うこと、
それは、ギターには個体差があり、状態も完璧ではないというところです。
残念なお知らせですが、ギターはたとえ新品で買ったとしても、完璧だなんてことはありえないんです!
なので実際に現物を見て買うべきなのですが、
時間やお住まいの状況次第ではそうも言ってられない方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、ギターを通販で買う際の注意点をお伝えします!
通販で新品を買う際の注意
まず、新品と中古で気を付けるべき個所が大きく違ってくるので、
ここでは新品で買うことを前提にしたいと思います。
中古ギターを買うときの注意はまた別ページにまとめましたのでご参照ください。
リンクあああああああああああああああああ
型番や色など、正しく欲しいものを買う
これはもう当たり前すぎて、よほどのうっかりさんでもなければ大丈夫かと思いますが、ギターもいろんな製品が出ているので、型番が一文字違うだけで全然違うギターになります。
ここの店の通販だけ妙に安いぞと思ったらただ勘違いでひとつ下のランクのモノを見ていた、
とか結構あるんですよねぇ。
わたしが楽器の販売をしていた頃もお客さんからちょくちょくありました。
たとえるならこういうことです。
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でも値段が結構違うんですね。
上のショップの方が安くてやったぜーと思ったけど、
よく見ると、上のは小さいオレオで、下のが大きいフルサイズオレオなんです。
冷静に見れば間違うことなんてないけど、
買おうかなどうしようかなとそわそわしてるときって、うっかりこういうしょうもないミスをしがちです。
また、もし店頭で迷ってるのなら、
「う〜ん、赤のストラトと水色のストラトどっちにしようかなぁ……決めた!水色の方にします!Stratcaster Candy Apple Redにします!」
って店員さんに言ったら盛大にズッコケた後にしっかり止めてくれると思います。
え、どっち?ソニックブルー?キャンディーアップルレッド?ってね。
こういう風に引き止めてくれないのが通販の特徴です。
細心の注意を払って買いましょう!
ギター個体の状態をチェックしてもらおう
ギターというのは、残念ながら完璧というのはありえないのです。ただ、整備、調整で出来るだけいい状態に近づけるとことは出来るので、
是非購入前に以下の点について問い合わせて確認しましょう!
ネックの状態
ネックというのは弦の張力に引っ張られたりして結構状態が変わってしまうものです。
新品であってもそれは同じで、もうネックは調整する必要がある箇所なんだと思っていてください。
お店に入荷した時点で調整しているところもあるでしょうが、通販で購入手続きをして発送してもらう前に、
最後にもう一度だけ見てもらいましょう。
「ネックをまっすぐにしておいてください」
と一言書き添えれば大丈夫です!
お店側も発送後のクレームは怖いのでしっかり調整してくれるはずです。
キズの有無
店頭に出ている商品をネットにも上げている店舗も多いかと思います。
ネットで見ているのに“xx店”と店舗名が書いてあるということは、
つまり通販を一括で請け負う会社ではないということなので、各店舗から発送されます。
ギターの場合各店舗が通販用の在庫をたくさん抱えているわけはなく、だいたいの場合が店頭展示品です。
となると、新品であれど傷や汚れがゼロではないんですね。
でもまぁ、特別アウトレット品とか書いてないかぎり気にならない程度の傷なので、
ちょっとだけ広い心を持って購入しましょう!
付属品の確認
中古の場合は絶対注意!
アームがないから安いとかちょこちょこあります。
あるはずのパーツが足りないとか、新品で買ったときはついてくる付属品がないとか、
ケースが別のものに変更されているとか。
いい例が思い浮かばないけど、これとか。
ROLAND / MOBILE CUBE
→サウンドハウス ¥16,000-
小型だけどステレオ仕様の、結構使い易いアンプなのですが、実はこれ電源アダプターついてません。
新品状態でよ?
電池駆動出来るからってことのようだけど……そりゃないぜorz
以上を踏まえて通販で買う際に伝えるべきことまとめ
型番や色は自分で気を付けるとして、製品状態に関しては出来るだけ万全を期してもらいましょう。リアル店舗を持つ楽器屋の通販であれば必ずそこに販売スタッフがいて、
つまりは毎日様々なギターの状態を管理している人たちです。
なので特別なにも言わなくても出荷前に最終確認、調整くらいしてくれるはずなのですが、
一応一言添えておくとさらに安心です。
- 本体に傷はないでしょうか
- ネックと弦高を正常に調整してください
- ケース(,アーム)はついてますか?
そういう意味でちょっと不安ですよね。
中古を買う場合
中古を買う際の注意は別ページにしましたので、ここでは。中古の場合は必ず必ず事前に確認しましょう。
ガリがあったり傷があったりは販売ページに書いてあるはずですが、
中古楽器販売に力を入れてない会社や店舗だと、
[全体的に使用感有り]
というざっくりな言葉のみが掲載されていることも多々あります。
「使用感というのは具体的にどんなところでしょうか。傷はボディトップのピック痕なのか、ボディ裏のバックル傷なのか、ボディエンドの落下傷なのか…」
などなど、知りたいことを聞きましょう。
なんなら
「状態が気に入れば買おうと思うんですけど、写真送ってもらえませんか?」
と言えば対応してくれる店も多いはずです。
対応してくれないお店は、楽器の扱いもしっかりしてないので、やめておいた方がいいかなと思います。
まとめ:通販でギターを買うときは事前の連絡をしっかりと!
さてさて、いかがだったでしょうか。通販のいいところは手軽さです。
ポチっとクリックするだけで数日後に玄関に届くわけですから。
わたしは店員さんと話すのが苦手なタイプなので、通販大好きです!
ただ、楽器を買うときはちょっとだけ気をつけてみましょう。
メールフォームや備考欄にちょっと書いておくと、
店舗側はクレームを恐れていつも以上のチェックをします。
正直店舗スタッフとしては
「面倒だなぁ。」
と思うはずですが、その点あなたはお客様です、これくらいの注文はつけていいんです!
ただ、限度は守ってください。
あまりにも何度も何度も
「この部分の写真を送ってください!」
「次は弦高を測ってください。」
「内部配線に不備がないか知りたいので弦を外してピックガードを外して全てのポッドが見えるように写真を送ってください。」
「さっきの写真が暗くて見にくかったので、主にフロントのトーンポッドあたりをもっと鮮明に見えるように送ってください。」
「ケースに痛みがないか確認してください。」
「ポケット内部に汚れはないでしょうか。」
「金具部分の劣化は大丈夫でしょうか。」
「ところで弦高は2.0の1.5にしてください。」
とか言ってるとこれはFxxkです。
お客様は神様です。
でも、店員さんも人間です。
そこんところわきまえて、気持ち良く買い物しましょうね!
それでは、以上が通販でギターを買うときのポイントでした!
最後まで読んでくれてありがとう!
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