どうも、一応作曲家であることを今一度皆さんに知ってほしい萩原悠です!


なんかライブ関係以外でのブログを書くのは久しぶりな気がします。

今日は、楽曲提供させて頂いたゲームについて!

ビッチ姉ちゃんが清純なはずがないっ!についてです!

(当ページ内のリンクには、18歳未満の方は閲覧できないコンテンツが含まれています。
一応このページでは成年向けの画像を貼ったりはしないようにしますが、
それでも嫌悪感を抱く方は読み進めないことをお勧めします。)


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ビッチ姉ちゃんが清純なはずがないっ!



onomatope raspberryというメーカーさんから出るPCゲーム、

「ビッチ姉ちゃんが清純なはずがないっ!」

タイトルからお察しの方も多いかと思いますが、18禁ソフトでございます。

こういうジャンルに携わらせて頂くのは初めてのことで、とっても光栄です!


2016年4月28日発売だそうな!

今日だ!!

ちなみに、この業界では木曜日発売が多いんだってさ!_φ(・_・


Sparkling×Spanking!!


どうやらこのゲーム、色んな女の子が出てきてそれぞれと会話したりしながらルートが分岐していくゲームのようですが、
そのうちの一つ、牧之原鈴蘭ちゃんルートのエンディング曲として制作させて頂きました!




この子だそうです↓


そのタイトルが「Sparkling×Spanking!!」

なんだそのタイトルwwww

ちょっとぶっ飛んだタイトルですが、曲は割とまともだと思います!


ボーカルは先日の僕の主催ライブにも出演してくれたなつめ美南海

今回彼女が作詞とボーカル、僕が作編曲を担当したわけですが、

牧之原鈴蘭ちゃんの優等生キャラ、でも程よくクレイジーになってく感じ、でも爽やか路線、というのを色々踏まえ、

さらにはせっかくだからゲームの中だけじゃなくてライブでも聴きたくなるような曲にしたいねってことで作っていきました。


今回は二次元作品、ゲームのエンディングってことで立体感をちょっと減らしたミックスにしたんだけども、
どうだろ、もっと奥行きある感じにしてもよかったのかなぁと発売日当日に改めて聴いてみてちょっと反省。

でも牧之原鈴蘭ちゃんの魅力はしっかり出せてるんじゃないかなと思ってるので、もしよかったら聴いてみてください!




もうちょっと詳しく解説


ゲーム好きのファンの中には一定数の”音楽好き”さんもいらっしゃるそうなので、せっかくなのでもうちょっと突っ込んで解説を。


イントロ論


成人向け作品は初めてでしたが、ゲームのエンディング曲って過去に数回やらせていただいたことがあります。

その度にいつも気をつけてるのが、イントロ。
いや、イントロの始まり方。

それまではストーリーがあったり台詞があったりなのに急に曲が始まるわけじゃない?
その”急に”な感じをどう調節するかってのを毎回気にしてます。

個人的にはあまり頭からドドーンてのは好きじゃないんですよ。
ゲームやってる側としてはその突然の変化についていけなくないですか?

かと言ってあまりまったり始まるのも違うなぁと思ったので、ドラムのリズムだけのイントロを2小節付けました。

これにより「曲のイントロが始まるよ!」という、いわゆる”イントロのイントロ”になってスムーズに音楽聴くモードになるんじゃないかなと思っております。

その後は学園モノっぽい青空を思い浮かべてもらえるような爽やかイントロ。

ゲームをクリアした達成感と、これより先はもうないという喪失感、両方が出せるように長調だか短調だかわからない感じにしました。

ちなみにメロの音源はたしか愛用のomnisphere2とmiroslav philharmonikのレイヤーかな。

アコギの爽やかなAメロとなぜか短調になるBメロ


キャラソンのAメロって大体自己紹介になりますよね。
どんなキャラなのかなぁってのを設定資料を眺めながら考えたところ、
化けの皮被ってるタイムの鈴蘭ちゃんはこれくらいスマートだろうなぁってことでジャカジャカとアコギ弾いたりピアノ鳴らしたりしておきました。

やっぱりこういう曲でのGibsonのアコギのハマりっぷりたるやハンパない!
使ったギターについてはこちら。Gibson J-15

Bメロではサラッと短調になって不穏な感じを経て、サビに向かって助走つけさせました。

このあたり割とキーの迷子に陥りそうで、多分歌うの難しいんだろうな〜(他人事。)

サビはみんなで叫ぼうスパンキング!


この曲はざっくりとした歌詞を先に出してもらって、
→それを元に曲をつけ、
 →最終的に歌詞を調整してもらう
って流れにしたのですが、そのときに堂々と煌めく「Spanking!」の文字。

この過激な歌詞をどうポップに仕上げようかと思ったところ、
「あ、もうみんなで叫んじゃえ!」
と思ってこんな感じになりました。

電波ソング(これもう死語?w)ではないけれどしっかり耳に残るサビにするために割とメロも綺麗に仕上げたつもりなのですがどうでしょうかね?

アウトロはまた空へ爽やかに


この曲の間はエンドロールがあったりするのかな?
イラストが流れるのか、スタッフさんの名前が流れるのか、それともなにか一枚の静止画なのか、
ちょっとその辺はわかりませんでしたが、とにかく最後の最後なんだってのを感じてもらえるように、
また達成感と喪失感のイントロに戻ります。

フルVer.はどこかで聴いてね!


ゲームでは1コーラスしか使われないけれど、一応フルコーラスというのも発注されていたので、
きっとどこかで使われるのかな。

割といろんな仕掛けを組み込みたがる萩原悠ですが、この曲は超絶シンプルに作りました。
もしこの曲をどこかのライブで生で聴く機会があれば、フルコーラスであっても全く怖くありません。

ただひたすらに盛り上がってください!

そんな感じで、作らせて頂いた曲「Sparkling×Spanking!!」の解説を終わります。


まとめ


実はココからダウンロード出来ますww

あと、この曲とゲームの画像を使ってなんかいい感じの映像を作って下さったものYouTubeに上がってたようなので貼り付けておきます……

いや、ここに直接貼るのはやめておこうかな。
リンクを置いておきます!見に行ってね!(成人向け画像が使われてます)


それじゃ、今日はそんな感じで!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!