こんにちは、萩原悠です!

今週はずっと15万でアコギを手に入れろ大作戦!と題して
・購入の理由
・アコギ選びのポイントまとめ
・気になってる7本の紹介
と書いてきましたが、

今日が感動の完結編!

ついに購入しました!

ってことで今日はそのギターについて紹介でーす!


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Gibson J-15


はい、結局僕が悩みに悩んで購入した一本は、

Gibson J-15です!


とにかくピックでじゃかじゃかするとものすごく気持ちよくてですね、ノリノリでテンション上がってきてしまうのです。


指弾きのときの物足りなさはあり、だったらマーチンにするべきか…
それとも無難に両立しているタカミネにするべきか…

散々悩んだんですけどね、でも今回僕は割とじゃかじゃかと弾きたかったので、
ギブソン J-15に決めました!


ワンランク上 J-30との違い


昨日リストアップした7本の候補の中に、
2万円アップくらいでワンランク上の機種、ギブソン J-30を含んでいたかと思います。

予算の問題もまぁあれど、2万円くらいなら試してみても損はないですね。

今週なんども書いてますが、その上の機種J-45は絶対に弾かないってことを誓っておりました(欲しくなっちゃうから)。

で、試してみたんですけど……


なんだろ、個体差だったんですかね(Gibsonは本当に個体差が大きい)、ちょっとガッツ的なポイントの周波数が低かったのです。
すごく簡単に言うと、ちょっと暗い?

それこそもっと他の楽器屋さんで試奏すればまた違った印象だったのかもしれませんが、

J-30が一番半端なラインナップのようで、御茶ノ水を歩き回って探してもJ-15J-45しかなかったんですよ。

新宿-渋谷-池袋を巡れば一本くらい出てくると思いますが、
それをしてたら本当にキリがないので御茶ノ水で完結させるために、
J-30は脱落しました。

でも逆に言えばJ-15ほど高域がうるさくないギターなので、
これを運命の一本としてお買い上げになる方も絶対いると思います。すごくいいギターでした!


個体差


これも今週なんども書いてることです。

ギターというのは今なお手作業で製作している部分が多く、そのため良くも悪くも個体差が出ます。

それは「こっちの方が上手に出来た!」とかだけでなく、
木の素材による鳴り具合や協調される帯域などがあるので、
一概に「どっちの方がいい」とはいえないものです。

お店の人も当然それを承知なので、出来るだけ自分に合った個体を選べるように手を尽くしてくれました。

今回ですと、全く同じ型番のJ-15を3本、系列店から持ってきてもらって弾き比べさせてもらいました。



手前に立ってるのは3本ともJ-15です。

まず色からして違いますよね。
同じ種類の木の同じようなところから素材を取っても同じように組み立てて同じように塗装しても、
そもそも木の個性というのがありますので見た目もここまで変わります。
(つまりアコギの機種の違いはこの程度の色の違いからはわからないってことになりますねw)

いや〜弾いてみたら全然違った!本当に、違う機種かと思うくらい。
僕はアコギ素人なので、ここに先述のJ-30を混ぜても個体差だと思ってしまうくらい。

それくらい全然違うギターを3本用意してくれました。
ほんと担当してくれた臼井さんに感謝だわ…

一言ずつコメントを。
  • 一番左
  • このお店に最初からあった個体。ギブソンらしいギャリギャリ感が満載。
    マーチンのような粘りはないけれどギブソンを買うならギブソンらしさがあった方がよい。
    担当の臼井さんもイチオシの一本。

  • 真ん中
  • 左のと比べるとギャリギャリ感は薄れ、逆に少しだけ粘りのある音。
    弦高がちょっと高いため、音もちょっとだけデカい。


  • これだけ明らかに違う音。
    大人しいしマイルドだし、あれ、もう個体差ってかアレアレ……

    と困惑していたら、実はこれ一本だけなぜかマーチンの弦が貼ってありました。
    なるほどそれで…ってかこんなに違うのか!
    (ここで実感したので先日書いたアコギ選びのポイントまとめに「弦の違いに注意!」と慌てて追記しました。)

    となると既に比べることは出来ない状態なのですが、
    本体の鳴りという点でも他の2本より大人しかったです。



さぁその中で僕が選んだのは…………


萩原悠用のJ-15へ!




コイツです!!

ってどれだかわからないか、真ん中のやつです!

まず右側のやつは真っ先に除外。

真ん中か左で迷ったのですが……

いややっぱりギブソン買うならギブソンっぽい音の方がいいですって。
だから左のにしようと思ったんだけど、マーチンギターの粘り感、ちょっと中域が出てる感、それも捨てられず、
ちょっとそんな成分の入ってる真ん中の一本を!

そして、弦高がちょっと高かったのでこれを削ってもらいました。

ここです。


この白いバーの部分を削るのです。

削るのです。

つまり削りすぎるともう戻せないってわけですな。
なので担当の臼井さんも慎重です。

他のJ-15となんども持ち替えて
「これと同じくらいはどうですか?」
「あ、いいですね、お願いしますー」
「わかりました、じゃあこれよりちょっと高いくらいにまずはしますね!」

ってのを繰り返すわけです。
なんてったって削っちゃうので、いき過ぎちゃったらゲームオーバーですからね。

この弦高は音の大きさ、弦の押さえやすさなどに影響しますが、一番気をつけないといけないのは、
弦高を下げすぎると弦がビビるってことです。

ビビるってのは簡単に説明すると、弦を押さえたときに他の場所にも弦がぶつかっちゃってノイズが出るってことです。

そう、どんどん弾きやすくするために弦高を下げると、鳴りは小さくなる上にノイズが出るのです。最悪です。


ですので担当の方とあーだこーだと言いながら割と長い時間をかけてようやく完成しました!


これでようやく萩原悠Presentsライブイベント[アコ庭]の準備に入れます!

これでようやくアコギの練習に入れますwww
(実はこれまでアコギをほとんど弾いてきてない)

ぜひ、[アコ庭]にご来場いただいて、このギターの勇姿を見てやってください!

それでは、今週書き連ねてきた「15万円でアコギを手に入れろ大作戦!」はこれにておしまいです。

どうもありがとうございました!萩原悠(→@hagiwarau)でした!