どうも、歪みはギタリストの命!萩原悠です!

ギタリストたるもの、どんな空間系よりも歪みはこだわりたいものですよね。

宅録でクライアントさんに納品するだけのお仕事が多いわたしも、

アンプはプラグインのシミュレーターだけどやっぱり歪みはコンパクトエフェクターで作ることが多いです。

ここでは新しいエフェクターブランドFOXGEARのTS系オーバードライブ、CREAMの紹介です!

FOXGEAR 62

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FOXGEARとは



2018年現在、知名度ゼロから始まったこのブランドは、

実はイタリアのエフェクターブランドGurus AmopとBaroni-Labの合併事業として立ち上げられました。

5つの歪みエフェクターを含む12ラインナップがローンチモデルとしてリリースされましたが、

その中でも一番ナチュラルな歪みを作るのがここで紹介するCREAMというペダルです。

CREAM






ハイ!

こちら!

CREAMです!

うーん、通販ページ用写真だとわかりにくいですね。

実物は電源が通電するとボディ内部が光ってこんな感じです。

FOXGEAR 62
チューブスクリーマーの色!!

そうです、この CREAMはいわゆるTS(Tube screamer)系のオーバードライブペダルなんです。

ん?

CREAM?

Tube Screamer……

tube sCREAMer……

え、名前の由来それ?(呆れ顔)


肝心の音は……


TS系のオーバードライブなんてもうこの世にいくつあると思ってんだと。

それなのにまだまだ新しいTS系が出るってくらいにチューブスクリーマーは伝説の1台なわけですが、

やっぱりそれぞれの製品で音が違います。

このCREAMの音は……


うん、割とTSだ!

中音域の歪みの程よい雑さとかが絶妙に!

前情報なく音だけ聴かされてもちゃんとTSインスパイアなんだとわかる!

TSらしい原音ミックス感


TS系の特徴のひとつとして、原音ミックスというところが挙げられます。

チューブスクリーマーって最初にちょっと原音が鳴って、その後ろというか周りに歪んでる成分があるんですね。

つまりピッキングニュアンス、”ピックが当たってる感“が残るんです!

それ故に最終的な音がまぁ明るい。

とてもカラッと明るいアメリカンサウンドになっています。

そもそも昔は歪むアンプのブースターとして使われてたチューブスクリーマーですからね、クリーンのアンプに繋ぐとちょっとアレ?って感じになってしまいます。

こうした仕組みがあるからこそ、”TSをブースターに”という方が多いんですね。

多分単体で歪ませるのは……あんまりかもww

TSを知らないギタリストにもおすすめ


そもそもTS系のオーバードライブは昔ながらのTS好きにしか選ばれないってわけではないのですが、

このFOXGEAR CREAMは割と明るめ、ナウい感じのTS系です。

だからこそこのCREAMはTS系だとあまり謳わずに販売されて欲しい。

全く別のところに需要がある。

そんな面白い歪みエフェクターCREAM、なんと1万円を切る安心プライス!

ぶっちゃけ現行の本家チューブスクリーマーも同じような値段なので、

どっちの音が好きかで気軽に選べる感じですね。


FOXGEAR製品はちょっと筐体が安っぽくて頼りない気もするし、

天板部分の色はかなり薄い(これは厚みの問題)のために内部のパーツのシルエットが丸見え。

まぁこれは狙ってるんだろうけれど……だったらもうちょい綺麗に仕上げればよかったのになぁ。

FOXGEAR 64
あ、ちなみに電池駆動はしません!

むしろ裏とかも開けられないようになってます。

必ず電源アダプターを使いましょう!

BOSSとかの9Vがそのまま使えます。

FOXGEAR 16
ってことで、FOXGEAR CREAMの紹介でした!

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!