どうも、最近ガンダムを見始めた萩原悠です!
最初に見たのがなんと機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)。
まぁ〜意味がわからなかったww
何故ユニコーンから見たかというのは前回書いたページを読んでもらうとして、
ここでは初代 機動戦士ガンダム のアニメを観たのでその感想を!
機動戦士ガンダム
ガンダムと言えば、日本で普通に暮らしてると否が応でも耳に入ってきてしまう、
それくらいにポピュラーな単語です。
そしてこれは1978年にテレビ放送が始まったロボット戦争アニメで、
これの大ヒットにより後にシリーズ展開が爆発的に広がり、
プラモデルの分野でも”ガンプラ”という一大市場が出来上がり、
もはやガンダムは日本が世界に誇るひとつの文化と言っても過言ではないでしょう。
そんなガンダム、わたしは数ヶ月前に初めて映像作品を観ました。
サブカル系の楽曲制作もちょこちょこいただく身として恥ずかしいのですが、
それまではガンダムがなにかほとんど知らなかったんです。
そこで観たのは機動戦士ガンダムUCという、随分と新しい作品で、
このガンダムUCは”初代“と呼ばれる “機動戦士ガンダム“から時間軸も続いている、
れっきとした続編にあたるのです。
なのにそこから観ちゃったものだから、もう世界観が全くわからなくてww
ということで、ガンダムUCも観終えたところで、
今度は初代を観てみようと!
DVD3本からなる総集編
そんなわけで、1978年に放送されていたテレビアニメがこの “初代“と言われる機動戦士ガンダムなのですが、
当時は一年近い放送枠あっての作品なので、
全部観ようとすると膨大な時間がかかります。
ってことで、今回わたしが視聴したのはDVD3巻せ完結の総集編。
1年分のテレビアニメをうまいことDVD3本にまとめてくれたものです。
それ用に書き下ろしたわけではなくただひたすらブツブツ切って繋げたものなので、
かなり駆け足な展開だったとも言えますが、
とりあえず話の大筋は理解出来たので良しとします。
それでは、早速感想にいきましょう!
Twitterで呟いてもいたので、それを引用しながら書いていきます。
DVD1巻の感想
感想2/2
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年10月9日
・ユニコーンガンダムは"気持ち"で操縦してるみたいなところがあり、プリキュアも初めて変身しても力の使い方がわかってる、でもアムロはガンダムの説明書を必死に読みながら戦ってる。物とは、道具とはこうあるべき。https://t.co/9WpLPzBFLQ
人口の半分がさらりと死んだ
そう、びっくりした!
こんなにも説明が足りないのかと!
始まって数分で、ナレーションベースで人口の半分が死んだ。
人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。
地球の周りの巨大な人口都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。
この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍はそう人口の半分を死に至らしめた。
人々はみずからの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、八ヶ月あまりが過ぎた。
……え?
わかんないわかんないwww
全然入って来ないwww
文字で読めばまだしもだけど、これを戦争のシーンを見させられながらナレーションだけでサラーっと進められて、
「それでは本編へどーぞー!」
みたいな感じになっちゃってもさwww
“ジオン”ってのがなんだかわからないし”公国”って言葉がパっと頭に浮かばなかったので、
もうなにがなんだか……
一応”ジオン”という勢力はガンダムUCでも出てきたから、
「多分敵対勢力の名前なんだろうなぁ〜」
くらいには理解出来たけど、
そもそもこっちが初代だから!
全ての視聴者はここから見始めるはずだから!
総集編だから端折ってるのか、それともテレビ放送でもこうだったのか……。
頭良くないと観進められないなと思い、
とりあえずはこの部分をもう一度再生し、
その後は”ながら見”をやめました。
で、なんで人口の半分はどうやって死んだんだっけ?
それがコロニー落としだっけ?(全然わかってないw)
宇宙世紀憲章
ガンダムUCでキーになってた宇宙世紀憲章の話は全くないのね!
たしかに今思えば初代も宇宙世紀(西暦より後の話という位置付け)の79年の話で、
宇宙世紀憲章ってのは宇宙世紀元年に打ち立てた政治公文だから、
まぁなくてもいいのだけれど、
ということは今気づいた。
ガンダムUCの話はかなり後付けで生み出したものだったんだな。
ガンダムを操縦する
一番よかった部分なんですけど、
主人公のアムロ君、ガンダムに勝手に乗り込むわけですが、
当然いきなりは操縦できません。
どうやったら立ち上がるんだ、なにか攻撃するための武器はどこかにないのかなどなど、
説明書を見ながら必死に探します。
この感じがとてもよかった。
“ガンダムはファンタジーじゃなくてリアルなんだ”
と豪語するガンダムファンはとても多いですが、
おそらくこういうところにもそのリアル魂が宿ってますね。
シャアとガルマの友情
お互いそれぞれの道で頑張ってる男同士の熱い友情、とても良きですね、こういうの好き。
友人でありながら、シャアはガルマの下につきガルマのために戦う。
と思ったのに!!
謀ったな!!!
ガルマ・ザビ氏
シャアがひた隠しにして来たザビ家への憎しみのため、ここで死亡です。
DVD第二巻の感想
感想2/2
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年10月15日
・トレーラーでザク運ぶのなんかワクワク。
・主人公補正じゃなくてニュータイプだった!
・オデッサ作戦後に敬礼するシーンは泣けるね。
・白兵戦!ガンダムって生身の銃の打ち合いあるんだ!
・ランバラル……グフ……かっこいい……
・ミネバ様!!!https://t.co/A9WSTtpep4
モビルスーツとは
ここへ来てようやくモビルスーツの説明がされました!
宇宙で戦争するようになったら遠くからレーザーでドーンと戦うだけが主流でした。
そりゃ近寄る前にレーダーに反応してバレちゃうからね、
そのレーダーの範囲外から打つなりなんなりで攻撃するのが効率いいに決まってます。
(現実問題、もし第三次世界大戦が勃発したら戦艦で海から攻めるなんてしてる間に、ミサイルでポチでボンで終了ですよね。)
しかし時代が進みレーダーに映らない素材が開発され、
接近戦や隠密行動などのために作られ始めたのが人型のロボット兵器、
それをモビルスーツと言うらしい。
へ〜!!
主役以外の活躍も熱い
ガンダムUCは、主役機ユニコーンガンダムの性能が強過ぎたのと、
主人公のバナージ・リンクス君の素質がありすぎて、
とにかく主人公だけが無双する……
というより、本当に主人公くらいしか戦うキャラがいませんでした。
しかし初代ガンダムはより軍隊っぽく、
モビルスーツやその操縦士たちを乗せたデカい艦隊には、
その艦隊の操舵手、艦長、補給部隊などの、戦争シーンにおけるサブキャラ、だけど実際とても大事な役割の人たちがたくさん活躍していました。
みんなそれぞれ自分のために動いていて、それらが集まって軍隊として成り立っているところ、とても面白いです。
ニュータイプとは
ガンダムUCでも物語の核となる ニュータイプ と呼ばれる新人類の存在。
これについてもしっかり見てないとわからないくらいにサラリとした説明でした。
一般の人よりも感覚が優れている人類のことで、
それ以外は普通の人間と同じ、発生原理も不明。
主人公のアムロ君がめちゃくちゃガンダムの操縦うまいのも実はニュータイプだったからということが途中でわかります。
神話だと思われていたニュータイプが本当にいるらしい、
そうしてアムロ君が周りから陰口言われるあたり、人間らしいですね〜。
グフ カッコいい
ガンダムUCに比べて、割といろんなモビルスーツが出て来ます。
恐らくグッズの方の売り上げを上げるための、
今なお戦隊モノやなんとかライダーとかプリキュアとかに続いている商法ですが、
とにかくいろんなモビルスーツが主役級の活躍をします。
その中の1つ、グフ。
他の機体とは色味から違って、ザクと似ているけれどもっと洗練された作り。
そしてなんと言っても搭乗者のランバ・ラルさん。
生き様がかっこよかったですねぇ。
しかし、さすがに主人公機ガンダムの性能が良過ぎて、
ラルさんはここで敗北。
そして戦いに生きる男、最後は自爆して死亡です。
この一戦を見て、わたしは人生2体目のガンプラ製作を、
HGグフにすることを決めました。
ストーリー上の熱い部分というよりは、まぁ色味とかフォルムで選んだのだけれど。
ミネバ様!!
ガンダムUCのヒロイン、ミネバ・ザビ!
幼いお姿で登場です!
ホンの一瞬、ミネバさんの父が自軍の敗北を悟り妻と娘ミネバを遠くへ逃すシーンだけでしたが、
そうか、ミネバ様はここでの業を背負ってガンダムUCに出てくるわけですね。
良き良き。
DVD3巻の感想
感想2/2
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年10月19日
・ひたいの傷!フルフロンタルにあった!
・「あなたもニュータイプでしょう!」ユニコーンの最後にも言ってた
・まさか機動戦士ガンダムの一番最後が肉弾戦だとはw
・駆け足で3部作で観たけど、これを毎週テレビで観てた世代はそれはそれはワクワクしただろうなぁhttps://t.co/VAFF4iWUOk
シャアより強い敵!!
シャアさんはシリーズ通して最大の敵として扱われているのだと思っていましたが(話の本筋的には合ってる)、
なんとこのあたりで、シャアより強い敵が現れます。
シャアさんの部下としての登場ですが、
彼女のニュータイプとしての性能がシャアを遥かに上回っており、
途中シャアが足手まといになるほど。
しかも彼女とアムロはお互いのニュータイプとしての感度が強過ぎてガッツリ共鳴し合い、
なんか知らないけど好きー❤️みたいな空気出てるww
てかアムロ君、出てくる女性片っ端から好きになりすぎww
そんな彼女は、アムロとシャアの戦いの最中、シャアが負けそうになるのを割って入って代わりに死んでいきます。
後半になってどんどんニュータイプの天才みたいなのが出て来ますが、
そういう元からの天才だけでなく、後天的にニュータイプ的な才能がうっすら開花する人というのも実は結構いるようで、
アムロの近くにいたからなのか、戦艦の乗組員などにもちょこちょことニュータイプ特有のテレパシーを感じる力が芽生えて来てました。
一時はニュータイプであるアムロが周りから
「お前は元から違う人間なんだ」
と言われてましたが、
実はそんなに特別なことでもなく、誰もがニュータイプになり得るんだという展開。
結構好きでした。
しかしもちろんそんな中でもやはりアムロ君のニュータイプとしての才能は計り知れず、
如何にモビルスーツの操縦技術に長けているシャアさんを持ってしても歯が立たない。
そんな二人の決戦は最終的にはモビルスーツの破損や機能停止による、
個人VS個人の白兵戦。
テレビ放送1年分の”機動戦士ガンダム”の最終決戦はなんと宇宙空間でのフェンシングwwww
マジかよwwww
これで終わるのかよwwwwww
え、笑っていいとこなの?
笑わせたかったとこなの?
こんな感じで、最終的にはおしまいです。(違うけど。)
機動戦士ガンダムの総評
結果、なかなか面白かったです!
調子に乗っちゃう人も一時の感情に任せて動いちゃう人もいて、
そんな人間が集まってみんなでどうにかしていく姿が描かれていて、
とても面白かったです。
どうしても現代の画風とは違うところがあるけれど、
だからと言って観るに耐えない荒さというわけでもなく、これはこれで楽しめるし。
昔何故だかわからないけれど実家にルパン三世のVHSがあってそれを観てたのだけれど、
そのときの質感を思い出しましたね。
古いアニメ、悪くない!
ただ、音がモノラルだったのがちょっと残念でしたね。
1978年というと、まさに始めてのステレオ音声番組が放送された年で、
全ての番組がステレオになるにはまだまだ時間がかかりました。
音声の収録時からモノラルでの使用しか想定されてなかったのでしょう、
DVDとして売り出されるようになっても音声はモノラルのままのようです。
奥行きや広がりに乏しいですが、
まぁしょうがない!
ってことで、初代ガンダムのアニメを観た感想でした!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!