どうも、Amplitube歴10年萩原悠です!
この度、遂にAmplitubeを最新版にしました!
しかもせっかくだから全部入りパック!
Ampitube4 MAXのレビューをしたいと思います!
Amplitubeとは
IK multimediaがリリースしているプラグインアンプシュミレーターの古株です。
音のクオリティもさることながら、やっぱり一番は画面表示が選択したアンプによってそれっぽく変わるところです!
テンションあがるじゃーん!
わたしがDTMを始めたての頃に当時のトータルパックみたいのを買ってT-Racksなどのエフェクト、
miroslav philharmonikやSample Tankなどのソフトウェアシンセと一緒に使い始めましたが、
まさかこんなにも業界定番プラグインになるとは思いませんでした!
AmplitubeからAmplitube2をアップデートして長らく使っていたわたし、
Amplitube3ではFREE版しか使っていませんでしたが、
デモ音源とかを聴く限りAmplitube4は別次元だと感じたので、
Amplitube4 MAXを購入しました!
Amplitube3から4
そんなわけで、
この度新しく導入したアンプリチューブ。
Amplitube4になって新しくなった部分、強化された部分を紹介します!
本家公認
本家お墨付きのアンプが増えたことです。
xx風ではなくxxそのもののサンプリング。
おかげでホラ、本家のアンプのロゴまでしっかり入るようになりました!
今までは見た目は似せたまま、ロゴはAmplitubeって書いてあったりしたのですが、
ついに本家に認められた!
これはすごいことやで!
アンプルーム
コレもAmplitube4の目玉機能です。
キャビネットを置いてる部屋のシュミレートが出来るんです!
どんな部屋にどんなマイクをどの位置に置くのか、
それらによって音が大分変わりますね!
個人的にはこの画面で設定するオフマイクの調整、
これ次第でかなりリアルな音になるので皆さんも是非ここに時間をかけて欲しいですね!
チューナー UltraTuner
今までST-200を使っていましたが、もうこれでいいかな。
基準になる周波数も今までのAmplitube3より簡単に変更出来るようになりまして、
普段からA=442Hzで録音してるわたしにはとってもうれしい!
Amplitube4とDeluxeとMAX
Amplitube4には3つのラインナップがあり、それぞれ価格が違います。
それらの違いについてまとめていきましょう!
基本的に、機能は変わらないんです。
違いはただひたすらに内蔵されてるアンプやエフェクターの数だけです。
Amplitube4 | Amplitube4 DX | Amplitube4 MAX | |
---|---|---|---|
アンプヘッド | 9種類 | 25種類 | 80種類 |
キャビネット | 10種類 | 29種類 | 92種類 |
コンパクトエフェクター | 10種類 | 33種類 | 88種類 |
ラックエフェクター | 2種類 | 15種類 | 24種類 |
マイク | 4種類 | 12種類 | 19種類 |
チューナー | 1種類 | 1種類 | 2種類 |
こんな感じです!
どうでしょう、意外と最下位版のAmplitube4(無印)でもなんとかなりそうって思いませんか?
わたしは以前Amplitube3を使ってたときまではその精神でした。
だって、そんなに膨大な数がなくても、
無印のでもアンプヘッドは9種類、その中には基本的なマーシャル風やフェンダーのシュミレートは含まれているわけで、
音質は十分過ぎます。
でもね、やっぱりわたしはAmplitube MAXを買ってよかったと思っています。
もう全然違う!
超リアル!
正直マーシャルとかのアンプを知り尽くしてるわけではないけれど、
アンプシュミレーター直挿しとは思えないレベルの質感になっています。
特に各アンプのロゴが入ってるヘッドは別格です。
アンプがそこにある空気感というか、モニタースピーカーがアンプキャビに思えるもの!
で、実はこの各社の公認アンプがAmplitube MAXじゃないと入ってないんです!
なんて大胆なことするんだろう!
最上位版を持ってない人にはAmplitube4の実力が全く伝わらないってこと!
せめて1種類くらい入れてやればいいのに……その方が売れるでww
ただ歪むだけじゃない
歪ませることってのは意外と簡単なんです。
波形を潰していけばいいんだから。
でもそれをデジタル処理でやると当然ながらデジタル感が出ちゃいますよね。
もうこれはモデリングである以上仕方のないことでした。
が、アンプリチューブはここまで来た!
実にアナログっぽい、アンプっぽい歪み方をしてくれます。
芯が残ってるというか、いやむしろ逆に雑なのかな。
綺麗に均一に歪まない感じというか……
ギタリストが好きな歪みってこれですよね!
エフェクターは使わないかも?
エフェクターに関しては、やっぱりシュミレーター内部のモジュレーションとかは可愛げげないのであまり使わないかもしれません。
しかしディレイとかの空間系は良く出来ていて、立ち上げたらすぐにギターソロが気持ち良い感じになっちゃうので、
デモの段階では多用していきたいと思います!
アンプルームが秀逸
やっぱりアンプルームが面白い!
部屋の大きさを決めて響きを調整するわけですね。
まぁブラシーボ効果もありますが、
「まさにこれくらいの部屋の大きさだ!」
ってなるんだよなぁ。
オケに混ぜるときもいい具合に馴染むのでついつい頼ってしまう。
でもなぁ〜……他のパートと空間を揃えたいときには使えないんだよなぁ。
例えばドラムとかピアノとか、
そういうパートと同じ部屋で演奏してる風にするためにリバーブを統一するわけですが、
ギターだけAmplitube4の方でかけちゃうとそれと同じリバーブがピアノとかドラムにはかけられないからね。
このあたり、ちょっと悩みどころです。
生々しいバンドサウンドのときこそこのアンプルームのアンビエンスがいいような、
バンド全体で揃えたいような……むぅ。
買ってよかったAmplitube!
Amplitube4 MAX
→サウンドハウス ¥41,000-
→サウンドハウス ¥41,000-
正直ね、このタイミングで迷ったんです。
フラクタルと。
Fractal Audio Systems / Axe-Fx II XL+
→サウンドハウス ¥360,000-
→サウンドハウス ¥360,000-
それこそこれがあればもうアンプモデリングに関しては最強なわけよ。
でも、モデリングのジャンルって日進月歩だから、
数年後にはもっとすごいのが出ちゃうんじゃないかなと思って。
となると、そのために40万円は出せないwww
Amplitube4にしたことによりコストもかなり抑えられて、
それでいて今は十分満足しています。
あとはミックスと、むしろ右手左手で頑張ろう!
それでええねん。
皆さんも是非、Amplitubeで楽しくギター弾いてください!
あ、ベースアンプもバッチリ入ってるよ!