どうも、正直RolandのR-7を買おうとしていた萩原悠です!
でも待った、ZOOMのレコーダーも長らくお世話になってるんだよなぁ……。
だって、H1がH1nに進化したらすごい使いやすいんだもん!
ってことで、友人のギタリストにちょっと貸してもらったので、使用感をレビューしたいと思います!
h1n
H1n、コレです!(非純正スタンドつけてます)
ZOOM ズーム ハンディレコーダー H1n
posted with カエレバ
ZOOM(ズーム)
まずなにはともあれ、一番の魅力は……
重量とサイズ
ハンディレコーダーというのはここ10年余りですっかりメジャーになったジャンルですが、
その中でもダントツハンディ!
ダントツハンディ!
軽さや小ささではミュージシャン用ハンディレコーダーの中で目を見張る小ささです。
ちなみに、もっとスリムで小型な、
サラリーマンさんとかが使ってるICレコーダーってのもありますよね。
ICとは集積回路のこと、まぁ難しいことは省くと…一緒ですw
じゃあICレコーダーの方が小さくて優秀?
いえいえ!
高感度XYステレオマイク
ICレコーダーやスマホの録音機能との大きな違いはこれでしょう。
ステレオで録れる!
しかもXY方式というマイクセッティングをこの小ささのまま実現。
このままスタジオとかにポンと置けばごちゃごちゃにならない綺麗なステレオサウンドで録音出来るというわけ!
これは楽器やバンドの練習のときにも便利だし、
フィールドレコーディングをするときなんかも臨場感が段違い!
ただのボイスメモでいいって方以外はステレオにする価値ありまくりです!
複数人での会話を録音したときに圧倒的聴きとり易さになります!
神機能 3本柱
ここで、ZOOM H1nがいかに簡単に使えるか、
その機能のうちの最も重要な3つを紹介します。
この3つが搭載されてるので、
誰でも簡単に録音ができるというわけだ!
(他社製品にはない唯一無二の機能というわけではありません)
神機能1:入力レベル自動調整
h1からh1nに進化した最大のメリット、
それが!
オートレベル機能!
これがレコーディングの敷居をグッと下げてくれました!
録音にとって1番重要で難しいと言っても過言ではないのが音量調整。
小さすぎると相対的にノイズが増えてしまうし、大きすぎると音割れしてしまって一発NGです。
初心者さんはこの音量調整がうまくいかないため機材の性能を活かしきれないでいるのです。
そんな音量調整が?
自動化?
そしたらもうあとはボタン押して録音始めるだけやん!
ちなみに、自動じゃなくても音量調整ノブが正面に大きくついてるので、
操作しやすくなりました!
神機能2:オートスタート
これ、最近ちょこちょここういう機能ついてる機種ありますね。
ある一定の(調整可能)音量以上が検出されたら録音が自動的に始まるという機能です。
でも、音量を検知して録音を開始したら、
そりゃ最初の一瞬はどうやったって遅れちゃいますよね?
頭が切れちゃいますよね?
そこでこれです。
神機能3:プリ録音
録音待機状態にしておけば、録音ボタンを押す2秒前からの音を録音してくれるというオドロキの機能です!
え、録音を押す前からの音ってなにwww
すごいでしょ?
これはつまり
「あーやばい始まっちゃった録音!」
というときに便利です。
イメージ湧かない方は、テレビでCM明けから録画したいときのことを想像してください。
いきなりCM明けてて
「うぉ!録画ッ!」
と押してもちゃんと頭から録画されてたら嬉しいですよね。
そゆこと!
で、これがオートスタート機能と組み合わされば、
ドーンとデカい音、つまり演奏開始の頭の瞬間を絶対に逃さないということなんです!
どう?便利っしょ?
神機能3本柱を使えばマジで簡単
いかがです?
結構すごいでしょ?
録音のレベルとタイミングが完全オートです!
もうなにも怖いものはないじゃないですか!
一応他にも便利な機能があるのでさらっと紹介します。
セルフタイマー
カメラと同じですね、10秒後から録り始めまーすとかが簡単に出来ます。
ん〜……まぁあとから編集して切ればいいんだけど、それも面倒とか、そんな機材ないよって方はこれいいですね。
わたしは使わない!
オーバーダビング(多重録音)
これよ。
他社製品にはない機能!
H1n本体だけで、多重録音ができるのよ!
最初にギターを弾いて、
それを聴きながら歌を録る。
いわゆるMTR(マルチトラックレコーダー)がないと出来なかったことを、
こんな小さな機材ひとつで実現したH1nパネぇ。
再生スピード変更
これもシーンによっては便利ですね!
録音した音声を再生するときにスピードを調節出来るんです。
0.5倍速(半分)から2倍速まで、五段階で選べる再生速度。
わたし、人との会話を全部録音しといて後から文字起こしするってこともやってるんだけど、
そんなときにめっちゃ便利じゃん!
半分の速度で喋ってくれたらそりゃもうリアルタイムでタイピング出来て、
結果的にかなりの時間短縮になる!
逆に倍速は、
どのあたりだったかな〜って探すときに便利かな。
ホールド機能
何気に便利なのが、本体にホールドスイッチがついていること!
うっかり触っちゃって録音が止まっちゃうとか設定が変わっちゃうとか、
ないようで結構あることなのよ。
それが防止出来るってのは頼もしい。
便利なアクセサリー
→サウンドハウス ¥2,000-
正直これは一緒に買うべきだと思う!
内容物は上から重要順に
- ちょっとハードめなケース
- ACアダプター
- ボディにつけられる三脚
- マイクスタンドにつけるためのハンドル
- 息や風を防止するモフモフ
- パソコンに直接繋げるためのUSBケーブル
です!
一番下のなんてダイソーで売ってるので十分だけど、
わたしならケースが1200円でも買ってる。
ACアダプターは単体で1000円で売ってる。
あれ、もうセットの方がお得じゃん。
三脚があれば地面からの反射も防げるし、マイクスタンドにつけられるなら置き場所が自由自在。
外で録るならフカレ防止にモフモフが必要。
おやおや。
むしろこれアクセサリーセットも絶対必要と言っても過言ではないんじゃないかい?
追記:カラバリ登場!
2018年11月、H1が突然カラーバリエーション展開されました!
H1n/G(グレー) | H1n/L(ブルー) | H1n/W(ホワイト) |
可愛いなぁ。
まとめ:コスパ最強ダントツハンディ!!
これは安い!
これだけのことが出来て1万円ちょい!
しかも持ち運びに苦じゃないサイズだし。
いつもカバンの中に入れててもいいね!
手軽に録音をしたい方は是非!
ってことで今日はこの辺で。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!