どうも、日頃からハンディレコーダー持ち歩いてます萩原悠です!
遂に買い換えの時期が来たと言えましょう。
Rolandが新しいポータブルハンディレコーダーを発表しました!
R-07です!絶対みんなも欲しくなるぞー!!
Rolandのハンディレコーダー
今となってはスマホでもかなり高音質で録音出来る時代になってしまったけれど、
それでもやはり専用機には遠く及びません!!
RolandはTASCAM、ZOOMと並んで長くハンディレコーダー業界を引っ張って来ました。
特にRolandのR-09はめちゃめちゃ大ヒットして、
「ハンディレコーダーと言えばコレ!!」
と言われるまでになったと思います。
そのR-09が2006年リリースなので……すでに12年前!
マジか!
わたし今でも使ってますよ?
ZOOMのH4と併用ですが、どちらもとても長くお世話になってます。
特に不便不具合を感じたことはなかったですが、この度新しくこんなに良さそうなのが発表されちゃったとあれば買い換える気になっちゃいますよね!
それが今日紹介したいR-07です。
……型番、なんで05と09のあとが07なの?ww
R-07
これです!
なんか見た目の印象変わりましたね。
色違いもあって、なんだか仮面ライダーが持ってそう!(仮面ライダー知らないけど)
なんか今までよりボタンが増えた気がしますが、使い方がより難しくなったのかな?
いえいえ、むしろ逆です。
細かいことよくわからない人こそこれ使った方がいい!
そんな直感的操作が満載のハンディレコーダーなんです!!
R-07の特徴
では早速、R-07のいいところをバシバシ紹介したいと思います!
“シーン”を選ぶだけで最適な設定に
まず機能面で大きいのが、“SCENE”というプリセット機能です。
ハンディレコーダーを使いたいシーンは多岐に渡りますが、会議のときとコンサートのときでは必要な設定が違います。
でも設定って言われてもねぇ、どうしたらいいんじゃい!
そんな方にはこのシーン機能が最高です!
もう選ぶだけ!
該当のシーンを選ぶとそれに最適なセッティングが勝手に整うという、めちゃめちゃ便利な機能です。
カメラにもありますよね、花を撮るとか人を撮るとかのプリセット。
あれと同じ感じで、難しいセッティングは一切なし!
とりあえずはシーンを読みだしておけばOK!
ポータブルレコーダー初心者もボタン押せばとりあえず結構綺麗録れちゃう。
それがR-07なのです!
Bluetoothでスマホから操作,確認が可能
これ、今までハンディレコーダーを使ってた方にとって目から鱗の機能です!
なんと、スマホと連動出来ます!
これが本当にすごくて、
録音開始や停止がスマートホンアプリから操作出来るんです!
また、これはもっと便利。
R-07の入力レベルをリアルタイムで確認出来るんです!
そしてスマホからリアルタイムに調整出来る!
すごくない?
これ本当に便利だぞ。
今まで当たり前ですが、本体のボタンを押さないと録音の開始も停止も出来ませんでした。
それに本体ディスプレイでしか録音レベルが確認出来なかったので、
例えば自分で演奏しながら自分で録音する場合、
歌や演奏は所定の位置でしたいのにそこからだと本体のディスプレイが覗き込めない。
こんな事態が当たり前だったんです!
それが近くにスマホ置いてるだけで解決してしまう!
すごいなぁ。
だってこれあれでしょ、R-07をカバンの中に入れておいて、
スマホの操作で録音開始して最適な音量に調整できちゃうんでしょ?
隠し撮りの歴史が変わるわwwww
すごい……
デュアルレコーディング機能
これももう……本当にすごい機能です!
いくらスマホから簡単に入力レベルを調節出来るからって、突発的な大音量や攻めすぎたインプットトリムによって音割れしてしまったらもうそのデータは使い物になりません。
高音質を狙って入力レベルをあげたのに、その一瞬でオシマイです。
しかしR-07は、2つの異なる入力レベルで録音してくれて、それぞれ別々のファイルとして保存してくれます!
これなら安心して大きめの録音レベルで録れる!
すごい!
過大入力を防ぐ次世代のハイブリッドリミッター
最近はハンディレコーダーでも過大入力を防ぐためのリミッターが搭載されている機種が多いです。
リミッターってのはいわゆるコンプレッサーで、大き過ぎる音が入ってきたら音割れしないように瞬時に音量を圧縮するという機能ですね。
これやると当然音質がちょっと変わってしまいます。
それは入力レベルが大きければ大きいほど顕著に出てしまいます。
まぁ音割れするより遥かにいいんだけど、これはもうしょうがない。
しかし!!
R-07に搭載されているハイブリッドリミッターはもっとすごい!!
先ほど録音レベルを違う2つの設定で同時録音と紹介しました。
これを利用し、録音レベルの大きい方でクリップしてしまって音割れが生まれてとき、
自動的に録音レベルの小さいもうひうとつのファイルと瞬時に差し替えるという神機能があります。
なにこれ本当にすごい……
外部マイク,AUX入力端子を装備
これは前身モデルにもあった機能ですね、
AUXのインプットもあるので、ここにちょっとした楽器なりマイクなりを繋いで録音することも出来ます!
ラインアウト出来る楽器ならやはり直接AUX端子から入力した方がノイズも少ないですしね!
小型スピーカー付き
いよぉっしゃぁぁっぁあああああああああ!!!!!
待ってた!
これを待ってた!!
わたしの持ってるレコーダーはどれもスピーカーがついてなくて、
録音したものをちょっと確認するためだけでもいちいちイヤホン繋がなきゃいけなかったんです!
きっと大した質のスピーカーではないだろうけど、それでええねん、ちゃんと録れてるかがわかればいいの!
聴こえればなんでもいいの!
スピーカー搭載嬉しい!!
Bluetoothオーディオに対応し、ヘッドフォンやスピーカーで再生可能
なんだとwwwww
これもいいですね、録音したのをみんなで聴こうぜってなったときに、SDカードを取り出してパソコンに挿してデータを移動してってやらなくても、
Bluetoothオーディオに対応しているスピーカーがあればその場でぴょっと流せる!!
わたしは最近Bluetoothイヤホンデビューしたので、録音した帰りの電車で聴きながら帰ろうと思うよ!
WAVとMP3の同時録音も可能(ハイレゾ音質)
録音フォーマットは大きく分けて2種類、非圧縮高音質のWAVと、軽量のMP3です。
それぞれクオリティも選択出来て、
WAV:44.1/48/88.2/96kHz、16/24bit
MP3:64/96/128/160/192/224/320kbps
とのこと。
CD音質がWAV44.1kHz/16bitだから、それ以上の音質で録音することも出来るってことですね!
しかもWAVとMP3同時に録れるとか!!
本採用のための高音質ファイルと、とりあえず今確認する用のMP3の両方が一気に録れる。
便利!!
メトロノーム&チューナー付き
なにこれwwwww
なんとこいつ、ミュージシャンが個人練習にも便利なチューナーとメトロノームがついてるそうです!!
なんだそれすげぇな、よく考えたらちょっとついてると便利な機能ですよね。
たしかに、もともとレコーダーにはマイクがついてて時間を計る機能もあるんだから、
メトロノームとチューナーの機能をつけるなんてそんなに難しいことではなかったんだ!
でも今までそんなものあんまりなかった!
(TASCAMの上位機種レコーダーDR-44WLではどちらの機能もついてます。)
リバーブ内蔵
え、まじすか。
録音したデータにリバーブをつけれるそうです!
リバーブタイプは4種類、
- ホール1
- ホール2
- ルーム
- プレート
ホール1と2はおそらくシュミレートしている広さが違って、
ルームは部屋鳴り、アコースティック系の音源にかけるといいかな、
プレートはボーカルにかけるとちょっとかっこよくなります!
単三電池x2で最大15時間連続使用可能orUSB供給
ハンディレコーダーは電池駆動出来て当たり前ですね。
R-07はアルカリ電池もしくは充電式ニッケル電池対応で、最大15時間の録音再生が可能です!!
ちゃんと本家の推奨電源に充電式電池を明記してくれるのってちょっと珍しい気がする。
これなら安心して使えます!
また、USBバスパワーでの駆動も可能なので、室内などではUSBの方が楽かも?
(USBマイクロBタイプ)
逆に、ACアダプターの端子などはついてないので注意です!
マイクスタンドに簡単装着
現物を見てないからなんとも言えないけれど、R-07本体の背面にマイクスタンドビスを直接つけられそうです!
レコーダーって結構どこに置くか迷いません?
床に直接置こうもんなら低音の振動をモロに拾っちゃうし、アンプの上に置くわけにもいかないし。
マイクスタンドにつけられるとなったら、もうスタジオ内のどこにでも自由にセッティング出来ますね!
R-07 こんな使い方が便利
バンド練習や声劇練習に
わたしが10年以上前、初めてハンディレコーダーを買った理由がまさにこれでした。
やっぱり自分たちが出来てるつもりになっても、後から聴き返すと絶望しますからねww
この絶望の確認こそ、上達の一番の近道です!
個人での楽器練習の練習パートナーに
チューナーとメトロノームの機能が入ってる。
これは個人練習に最適ですよね!
それでうまく出来たかなと思えば録ってみればいいじゃん?
そんでその場で聴けるじゃん?
これはギターや歌に限らず、ピアノでもトランペットでも三味線でもそうですよね?
めっちゃ便利やん!
耳コピ、レッスンのお共に
例えばお手本となるフレーズをその場で弾いてもらったものを録音しておけば、あとから何度でも聴けるでしょ?
その上、実はこのR-07には変速再生機能もついていて、
録音したデータを再生時に50%~150%の間でスピードを変えて再生出来ます!
便利!!
速くておいつけないときはちょっとゆっくりめに再生して耳コピ、合わせて練習などなど、
とても便利な機能ですね!
会議の議事録に
一番ライトな使い方ですね、サラリーマンさんもここ10年くらいポータブルレコーダーを持ち歩く時代になりました。
会議はバンド練習に比べたら音質をそこまで気にする必要はありませんが、
バンドスタジオでの音よりも音量が小さいので、
しっかり調整確認出来るR-07はやっぱり便利です。
シーン機能で”会議”を選ぶだけでとりあえずはいい感じに録れるはずです!
割とちゃんとしたレコーディングに
このまま手持ちでボーカル録音とかしちゃいます?
そんでUSBでパソコンに取り込んで、編集ソフトでオケと混ぜたらハイ出来上がり!
なんなら内蔵エフェクトごと書き出せるのかな?
だとしたら本当に編集ソフトとタイミング合わせるだけで完成じゃん!!
フィールドレコーディングに
よくやりますこれ!
日常の音をハンディレコーダーで録音してみてください。
世界の音って、こんなに楽しいんです!
鳥の声でも波の音でもいいし、近くの国道沿いで適当に1分録音するだけでもいい。
当然ステレオ仕様なので臨場感溢れる音源が録れますよ!
実はちょうど録りに行きたい音がありまして。
これ買って行こうかな。
価格は2万円ちょい,発売は3月下旬
このR-07は23,000円になるとのことです。
よかった!
機能的にはもっと高くてもいいぐらいなんだけれど、やはりこういったデジタル製品は年々進化しますからね、
以前のモデルと同じくらいの価格でこんなにも進歩している!すごい!
ここまで来たら、安いからZOOMのH1でいいかなと思ってた方もさすがにちょっと考え直しちゃいますよね!
まとめ:R-07は全員買った方がいい
これ、わたしは絶対買います。
だってめっちゃ便利じゃん!
もうR-09とH4は引退させます。
両機種ともまだまだ使えるけど、R-07の便利さ、絶対この方がストレスなく使えるもん!
ハンディレコーダーはガッツリのレコーディングと違って、
出来るだけ簡単に、でも確実に録るというのが目的です。
R-07はその点において最高傑作だと思う!
発売が楽しみです。
是非みなさんも、今まで使ったことない方も、既存のモデルを持ってる方も、
R-07レコーディングを始めよう!
追記:新商品発表会で見て来ました!
ROLANDの新製品発表会にお招き頂きました…
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年2月7日
ハンディレコーダーR-07が!!
思ったより!!
小さい!!
軽い!!
3月発売。https://t.co/DoLr1UOSGJ pic.twitter.com/VljIh7pzDZ
現物見て来ましたーー!
やっぱり実際手にとってみると小さいな!
でもディスプレイは結構見やすい。
スマホからの操作もめちゃめちゃやりやすいっぽい。
ボタンも程よく出っ張りがあって、押し間違いがすくなるなるね!
これ、現物を水平に置いてみて気づいたんだけど、
マイクが若干上向きになってる!
いいね!机とかに置くときって十中八九ちょっと低い位置になっちゃうもんね。
そして、ボディの背面にはやはりマイクスタンドにマウントするためめだった、ちゃんとネジ穴がありました!
これは……なに、首から下げておく用?ww
追記:発売された!!
→サウンドハウス ¥22,950-
発売されたーー!!
結構初動で売れたみたいですね!
わたしはちょっと出遅れてしまいましたが、赤を買おうと思います。
一番可愛い!
ってことで、ぜひ皆さんも簡単フィールドレコーディング始めましょ!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
追記:買った!!
リリースから随分経ってしまいましたが、ようやく購入しました!
いぇーい!