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SONAR開発終了!?GibsonがCakewalk製品のサポートを終了するだと!?

どうも、SONARからDTMを始めた萩原悠です!

ビックリニュースが飛び込んで来ました。

SONAR開発終了!?


え、え?


ホントに?

本当でした。


ってことで、わたしなりにSONARについての思い入れを。

SONAR

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SONARとは



SONARとは、Cakewalk社が開発しているDAW(デジタルオーディオワークステーション)ソフトウェアの名前です。

Cakewalkという会社はアメリカの企業ですが、1995年から電子楽器界の最大手Rolandと業務提携を結んだことにより、

オーディオインターフェイスやレコーダーの分野でも着実にファンを増やしDTM界でも高い知名度を確立します。

しかし2013年、CakewalkがまさかのGibson社に買収されるという事態。

それまでRolandのオーディオインターフェイス買えばSONARのライト版がついてきたのに、RolandとCakewalkのつながりがなくなったのでそれも当然なくなり、

そのあたりから雲行きは怪しいなぁと思っていたけれど、

この度なんとGibsonがCakewalkブランドを切り捨てるという形になりましたとさorz

国内では特に人気の高かったDAWソフトなだけに(シェア率TOP3には入るんじゃないかな)、これはとても大きな事件なんです!

Gibsonからの表明


発表はアメリカのサイトにて、


SONARの開発、サポートを終了します!

これからはフィリップスのブランドを軸にオーディオ系の発展を頑張るわ。

Cakewalkは25年以上最先端のオーディオ技術で制作とかミックスとかでプロアマ問わずみんなに使ってもらってました。
2013年からGibson傘下に入ってました。

Gibsonは1894年からナッシュビルに本社を構え音楽業界で成長して来まして、世界的にすげー会社でっす。

的なことが書いてありました。

……えええええ。。。

そんな自社の自慢挟むタイミングじゃなくね??

ちなみにこの声明は2017年11月17日扱いとのことで、いつまではサポートするとかもなくこの日付での記述なので、

おそらく即時発行即時適用、つまりすでに適用されている?

そう、もうこの時点でサポートは終了しているということでしょうか。

SONARのサポートは結構手厚くて評判よかったんですけどね、これ国内スタッフとかも失職なんでしょうね。

もう対応してくれないってことか、とても残念です。


SONAR終了……というか、Cakewalk製品全般終了


そんなわけで、Cakewalk製品の開発が完全ストップしました。

今後どこか別の大きな会社が慌てて拾ってくれない限りはこのままその歴史に幕を閉じてさよならです。

となると、2001年から続いていたソナーシリーズは完全におしまい。

一応今使っているソフトが使えなくなるわけではないけれど、今後のアップデートもなし、不具合が見つかっても修正はなし、カスタマーサポートもなくなるのでどこにも問い合わせできません。

そしてそれはSONARだけではありません。

Cakewalk製品全てということになります。

まぁCakewalk製品と言えばSONARだけが超有名なのでそれだけかと思われがちですが、

ソフトシンセのD-PROとかZETAとかも作ってます。

それらも全てサポート終了です。

え……わたしZ3TA使ってるんですけど……

結構気に入ってるんですけど……



▶︎Z3ta2のレビューはコチラ!

なのに!サポート終了かよ!!

ちょっと待ってくれよ、Gibsonなんなんだよ!


Gibson社とDAW


SONARを使ってる人でも、Cakewalkが今はGibson傘下だったとは知らない人が多いかも知れません。

長らくRolandとして販売されていたCakewalk社

いつの間にGibsonに買収されていて、TEAC管轄、TASCAMブランドとしての販売になり、そしてこの度開発を打ち切られます。

楽器(主にギター)メーカーであるGibsonが、録音や編集まで全部を自社で囲いたいということでオーディオインターフェイスもDAWソフトも手がけてきましたが、

買収からわずか4年、まさかの事態です。

これについてわたしが思うことは以下のみっつ。


Visionの二の舞である


パソコンで使うシーケンサーの最初期、2000年くらいまでですかね。

当時4大シーケンサーと呼ばれたのが
  • Performer(後のDP)
  • Vision
  • Logic
  • Cubase

4大シーケンサーとは言ったものの、実質そのシェアのほとんどがパフォーマーとビジョンの2トップ状態でした。

ロジックやキューベースは当時まだまだ全然で。

その2トップの一角であるVision、MIDI編集とオーディオレコーディングの垣根を取り払う先駆けとなったこのソフトの一番の功績はOMS(Open Music System)という規格の確立にあり、

この規格があるから当時のミュージシャンはDAWを使うことができたと言っても過言ではありませんでした。

opcode社がVisonを開発してから10年が過ぎたタイミングで、Gibson社に買収されます。

そしてそこから1年で、Gibson社の不手際でなんやかんやと揉めに揉め、Visionは開発終了となります。

当時のDAW界を引っ張っていく存在であったVision、(主にMacユーザーの)音楽をやるための必須システムであったOMS、

その両方が業界からあっという間に消え去ったという歴史的な事件
がありました。

ねぇGibsonさん、今度はCakewalkのSONARもなんですか?つらぁ……orz


つまりGibsonの業績悪化


今は大手のメーカーでもわからないですからね、いろんなところに手を出してはトライアンドエラーなのはわかります。

正直大手ギターブランドとしてはフェンダーの方が業績いいみたいですし、

昔と違って今は本当に作りのいいギターブランドも増えてきています。

となったらさらなる事業の見直しがあるんじゃないかと思ってます。

例えば……


オーディオインターフェイスがあぶない?


Gibsonがまたもソフトウェア部門から撤退したら、次になにが起こるか……

楽器とソフトウェアを繋いでいる部分……

オーディオインターフェイスの危機でない?

今まではなんならソフトウェアを売るためにもインターフェイスも売る必要がある。

むしろその両者は割と近い存在だったから技術者もちょっと共通してたろうし、それ故に同じTASCAMのブランドから開発販売をしていました。

今となっては……

老舗ギターブランドが、

これからはフィリップスのホームオーディオに力入れていきますと言っている

となったら、オーディオインターフェイスいらなくね?

そんな感じになりそうなのです。


SONARを使っていた人はどうするのか


これまでずっとSONARを使っていたユーザーの方、

SONARという大きな船から船員スタッフが全員いなくなってしまいました。

あとは船長であるあなたがひとりで航海していかなければなりません!

不安だーーーー!!!

今使っているライセンスが消滅するわけでもないので使い続けることは出来ますが、

日進月歩のDTM業界、数年もすれば圧倒的に機能面で他社製品に劣りを見せるでしょう。

なにかあったときのサポートもないし、これは早めに乗り換えるのがいいと思います。

となったときに、SONAR終了とともにDAWを卒業するという人はそうそういないはずなので、

なにか他のソフトに乗り換えなければなりません。

……なににしたらいい???

Mac専用のLOGICや、レコーディングツールであるPro Toolsは除外して3つだけおすすめを紹介します。


Cubase




現在国内シェアは堂々の第1位、STEINBERGのCubaseです。

一番売れてるインターフェイスシリーズUR-12UR-22にライト版がついて来るという戦略、

ボーカロイドで大当たりしたヤマハのイメージなども含めて、

今やとりあえず猫も杓子もCubaseです。

ユーザーが多いってことはバグも改善されやすいしFAQも充実しています。

乗り換え先の最有力候補だと思います。


Studio ONE




ここ数年グイグイと伸びてきている新しいDAWソフトウェアです。

かなり使えるフリー版を配布してたり、アグレッシブな音作りが出来たり、

もしかして新しい時代を作っていくのかなぁという期待が持てるソフトです。




ableton live




上記2つとはちょっと違って、ループを組み合わせて音楽を作っていくタイプのシーケンサーです。

ダンスミュージックとか、リアルタイム演奏をしていく方にめちゃめちゃ人気があります。

ただ、まぁできなくはないけれど、普通のポップスを作るんだとかギターロックに仕上げたいって方にはちょっと違うかなと思います。



まぁそんなところでしょうね、DPとかSSWとかよりも今は上記3ソフトの時代かなと思います!


萩原悠とSONAR


最後にちょっとわたしの話。

電子ピアノについてたMIDI機能で打ち込みを始め、

ワークステーションシンセTRTION Extreme内蔵シーケンサーでの打ち込みに変わり、

そしてそこから次に使ったのがSONARでした。

つまり、わたしにとって始まりのDAWソフト、それがSONAR LEでした。

EDIROLのオーディオインターフェイスUA-25を買って、それに付属でついてきたSONARのライトエディションです。

TRITONをMIDIキーボードとしてパソコン内のSONARに打ち込んでいくという自由さ、

視覚的にわかるエフェクターの抜き差し、

初めて目にする波形というもの、

トラックやルーティングの概念、

ミックスという工程のこと、

それらのすべてを教えてくれたのがSONARでした。

製品版には音源やエフェクトがたくさん入ってて機能も無制限になるということから、

体験版SONARから製品版SONAR 6にアップグレード。

ますます愛用して、2007年、年間106曲作ったときも全部がSONAR上で作ったものです(ボツ曲もカウントしてますw)。

その後、インターフェイスをより高音質なMOTU Traveler mk3(▶︎コチラでレビュー!)に変えたことから、

パソコン自体もMacに移行してしまったのでそのときなくなくLOGICに乗り換えてしまいましたが、

実は今でもショートカットを全部自宅していて、SONAR6でのショートカットと同じにして使ってるんです。

DTMの講師もやってるので、LOGICを教えるときだけは全部のショートカットを戻しているのだけれど、

普段の制作や録音では完全にSONAR仕様のLOGICです。

結局どっちがいいソフトだとかじゃなくて、慣れなんですよね。

もうSONARを使わなくなって8年くらい経って、

その間にSONARはV-Vocalという強力なボーカルエフェクトが付属するようになったり、

X1とかの名前になったり、

それこそRolandじゃなくてTASCAMの扱いになったり、

年会費制になったり、

上位版には即戦力ドラムソフトAddictive Drumがついてきたり、

オーディオのMIDI化という驚異の技術を簡単に実現させたりと、

様々な進化をして来たのを知っています。

そんな思い出たっぷりのソフトがここでDAWの歴史から姿を消すのかと思うととても感慨深い気持ちです。

まとめ:DAWの歴史の2017年,SONAR終了と記される


Twitterを見てもみんなが

「え、これから自分どうしたらいいの?」
「SONARにはお世話になったなぁ」
「初めて使ったDAWソフトがSONARだったよ」
「Cubase買わなじゃ」


とそわそわしていて、

時代が動いているのを感じます。

だって急に
「Google Chromeはサポート終了します」
とか
「SAIでイラストを描いてるみなさん、さようなら」.
とか言われたら困る人いるよね?

それくらい大きな出来事が起きています。

他のソフトに移籍しなきゃいけなくなった人も多いだろうし、

ライバルソフトたちは

「是非うちのソフトにいらっしゃっせー!!」

という競争が起こるだろうし。

会社の決定なのでしょうがないのだけれど、

歴史を築いたソフトウェアの終わりがこんなにあっさりと発表されたことに僕らはみんな驚きを隠せませんでしたね。

SONARを今まで開発、サポートしてくれていた皆様、本当にありがとうございました。


ってことでこのページはこんな感じで終わります。

最後まで読んでくれてありがとう、萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

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追記


やっぱり来た!

ありがとうヤマハさん!

ありがとうSTEINBERGさん!






 

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