どうも、2018年は月一で映画館に行くと決めた萩原悠です!
今月はジワリと話題になっているキングスマン ゴールデンサークルを観てきました!
一言で言うと、かなり面白かった!
そんなキングスマン ゴールデンサークルの、ざっくりなあらすじ、そこそこのネタバレ、個人的に推しだったポイントとか感想とかをまとめておきたいと思います!
キングスマンとは
そもそもキングスマンってナンジャ?
わたしはそれすら全く知らずにTOHOシネマズのネット予約でチケットを取りました。
どんな話だとか知らずに、まさか今作が2014年に公開された映画“キングスマン”の続編だなんてことも知らずに。
キングスマンって観ておくべきかな?
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年1月10日
ってことでキングスマンは、
大きなくくりで話すとイギリスを舞台にしたアクションスパイ映画になるかと思います。
アメリカンコミック”キングスマン:ザ シークレットサービス”を”キック・アス”などで知られるマシューヴォーン氏の監督の元に映画化。
過剰な暴力シーンには多少の批判的意見もあるものの、
スパイ映画として高い評価を受けた。
と言うのを今調べましたww
キングスマンのあらすじ
ざっくりなところで、あらすじを紹介しますね!
一応今回が続編ってことなので、前作のあらすじも少し書いておいた方がいいかなと。
上映5分前に慌てて調べたんですw
(人名だけオレンジ色にしました)
前作のあらすじ(ネタバレ含む)
イギリスの高級スーツの仕立屋であるキングスマンというお店。
しかし裏の顔は、テロや凶悪犯罪に立ち向かうスパイ組織。
元海兵隊の現ニートであるエグジー青年はそのキングスマンの候補生としてスカウトされた。
ちなみにスカウトしてきたのはかつてエグジーの父(キングスマンだったけど17年前に殉職)に命を救われたというハリー。
エグジーは最終試験まで残るが、最後の
“今まで共に訓練してきた相棒である犬を殺せ”
という指令がクリア出来ずに不合格に。
またもだらけた生活になるエグジー。
しかしそんな最中、ハリーがとある事件の任務中に殉職。
ちなみにこの事件とは、
「このSIMカード使うと携帯の通話料とかネット通信料が全部無料になるよー!」
と謳ってた製品なんかヤバい信号を人間の脳に送り凶暴化させているというもの。
暴徒と化した人々による人類滅亡も見えてきた。
エグジーはハリーの死を嘆き、今回のSIM事件の犯人に立ち向かう。
ちなみにSIMカードは他のキングスマンメンバーにも被害を与えていて、なんならキングスマンのリーダーであるアーサーもSIMカードによって凶暴化、ハリーを殺したのはアーサーでした。
なんてこった!
もはや頼れるのは数人の仲間のみ。
キングスマン候補生の指導教官であるマーリンらと共に諸悪の根源を取っ捕まえ、
世間の大混乱を解決したのでした。
めでたしめでたし。
という感じらしいです!
新作を見るにあたって必要そうなとこだけ抜粋しました!
今作のあらすじ(ネタバレ含む)
では、2018年に上映しているキングスマンゴールデンサークルのあらすじです。
これはわたしが観てきたものを記憶を頼りに書いていきます。
SIM事件から一年。
今では立派なキングスマンエージェントとして活躍しているエグジー。
しかしある時、キングスマンの本部(つまりスーツ屋さんキングスマン)や、構成員の家などがどこからともなく飛んできたミサイルによって壊滅。
前作から引き続きで出演していたメンバーたちがごっそり死亡(上記のわたしのあらすじ解説ではほとんど名前も出てきていません)。
色々調べた結果、ミサイル撃ってきたのは麻薬事業の超大手ゴールデンサークルという組織。
そしてその麻薬組織はなんと自社製品にウィルスを混入させ、世界中の人を死の恐怖に追い詰めます。
麻薬も良くないし、何より仲間を殺されたし、ゴールデンサークルを潰しに行きましょう!
ってことで、アメリカで似たようなスパイ組織”ステイツマン”のメンバーと合流。
そしたらなんとそこには、1年前のSIM事件で死んだと思われていたハリーがいるではなりませんか!
記憶もなくしてるし動きも鈍くなってるけど。
なんやかんやで記憶を取り戻したハリーも仲間に加え、ステイツマンからのメンバーも同行し、
麻薬組織ゴールデンサークルを壊滅させるのに成功するのでした。
おしまい!
……なんかつまんなそうだなwwww
個人的な推しポイント(=見所)
わたしのあらすじ書きが下手なせいで全然面白くなさそうな映画になってますが、
いやいや面白かったです!
どこがどんな風に面白かったか、書いておきますね!
アクションシーン!
まずはなんと言ってもアクションシーンですね!
いやーかっこいい!
上演後のエンドロールでスタントマンさんの数に驚きましたが、本当にド派手でした。
スピード感や躍動感もそうですが、
個人的に推したいのは陽気な音楽とありえないカメラワークです!
殺すか殺されるかの超ハイスピードアクションシーン、
負ければ自分の愛する人も世界もおしまいだっていうのにめちゃめちゃ陽気なロックンロール流れてて、もうめっちゃ楽しいwww
手に汗握るというか、普通に手拍子しながら観たかった。
人の少ないレイトショーで観てよかった、割とわたしノリノリでしたw
また、カメラワークね、あれどうなってんの?
ドローン?所々CG?
近寄ったり遠のいたりカメラだけ上空からだったりというのを1カットでってのはもはや当然のレベルで、
殴った手の周りを回ったり脚の下をくぐり抜けたり役者の側転に合わせて一緒に回ったり、なにこれ超すごいやん!
たーのしー!
特に最初の、全速で走ってる車の中で戦うシーンは胸熱で、
大ヒットアクション映画の続編の冒頭としては十分すぎるご挨拶シーンでした。
開始早々に「観にきてよかった!」と思えたシーンでした。
エルトンジョンの無駄遣いw
エルトンジョンってのはイギリスの超有名シンガーソングライターです。
本人名義で出てきていて、麻薬組織ゴールデンサークルの捕虜となってましたが、
まぁ〜雑な扱いでwww
ジョンが自分の曲歌おうとしてるのに麻薬組織の女ボスに
「あなたの曲はいいわ、ガーシュウィン弾いて」
って言れるのとか、ホント贅沢だなぁと。
途中の戦闘シーンはジョンがあたかもリアルタイムで演奏しているかのような演出もあり、
そのあとはジョンもしっかり戦闘に参加し、スパイ組織キングスマンのエージェント級の飛び蹴りを見せつけてくれますww
自身の名曲”Saturday Night’s Alright”を「今日は水曜日だから」という理由で”Wednesday Night’s Arlight”に変えて歌っちゃうのとか誰の案か知らないけれど最高でした。
カントリーロード
これはあまり言わない方がいいかな。
後半でマーリンがカントリーロードを歌い出すシーンがあるんですよ。
ふんふん一人で歌ってたかと思ったらどんどん大声になってって、いつのまにBGMがその歌の伴奏になってって、
壮大に歌い上げちゃうっていうミュージカルレベルの歌唱シーン。
しかもカントリーロード歌いながら仲間の、というより自分が育てたエージェントのハリーやエグジーの為に、
身代わり兼作戦遂行のために……死にます。
そんな男気溢れる神シーン、うわあああん思い出しただけでも鳥肌。最高。
紳士である
キングスマンの、前作からのテーマでもあったみたいですが、戦う姿はとても紳士的。
ビシッと決めたスーツはもちろん傘もビジネスバッグも。
そして決め台詞の
「マナーが人を作るんだ」
という一節。
かっこいいですね〜。
今作の最後の戦闘、ラスボス戦も途中で相手が片腕落としたところで、
「フェアに戦うためにわたしも右手は使わない」
とか、恋人の命とか人類の未来はどうすんねんレベルのこと言い出し、そしてしっかり勝ちます。
かっこいいー!
犯罪者の気持ちもわかる
これ、アメリカのドラマとか映画って割と日本の作品よりもそうなんだけど、
犯罪者側も心理にもちょっと理解できちゃうところがあります。
そもそも今回の麻薬組織の目的は
こんなに裏社会で儲かってるわたしがいつまでも人に見つからないようにこそこそ生きるのは嫌だ!
認められたいし自由に生きたい!
というところから始まっています。
そして世界中でたくさんの人が利用している自社の色んな麻薬にあるウィルスを入れ
「今頃世界中で顔に青い筋出てきてる人いるでしょ?そのうち全身が麻痺して、そんで死ぬよ。ってことでアメリカ大統領さん。抗ウイルス剤を渡す代わりに、わたしを免責としなさい。」
という取引を持ちかけてくるわけです。
なるほどねー。
世界を滅亡させるんだとか牛耳るんだとかより、
“自社で栽培研究開発流通販売までやってるうちの会社を社会的に認めよ”
っていう欲求だったんですね。
そのために一旦世界中の人の命を人質とするスタイル、
すごくない?
頭のいいタイプの頭のおかしい人らしくて、とても面白かったです。
これに対して大統領はもちろん「要求を飲む!」と言うんだけど、裏では
「薬物中毒者がこれで一斉に死ねばむしろ世界はいい方向に向かう。死んだ後に組織を取っ捕まえで解決だ。うっヒッヒ。」
的に考えていたり、
ステイツマンのメンバーに薬中は死んでも構わないと思ってる者もいて、
こう言う社会問題をがっつり取り上げているところも面白いと思ったポイントでした。
次はこれを観たい
グレーテストショーマン!
2月公開だそうです。
ってことは、来月観に行けばいいんじゃん!
でも最初は混んでるかなぁ。
まとめ:前作のあらすじくらいは辿っておくように!
観てよかったです!
前作を全く知らずに、5分程度ググっただけだけど、本当によかった!
ハリーやマーリンとエグジーの関係性とかはもちろん、そういうのに一切の説明がありません。
なので最低限その辺だけでもおさえておくとよいと思います!
また、ハリーの記憶を取り戻すのには前作で犬を殺す試験があったこととかを含んでいたり、
前作の決め台詞が出てきたり、
そいういうところで追加の面白さがあります。
多分わたしは半分もわかってなかったと思うけれど、それでも軽快なスピード感で織りなすアクションシーンと、
それぞれ魅力的なおじさまたち、
とても楽しかったです!
140分もあったんですね、2時間以上ある映画って結構疲れるけれど、
キングスマンゴールデンサークルはそんなこともなく、
本当に観てよかったなと思いました。
ぜひ皆さんも映画館で観てみてくださいまし!
ってことで今日はこのへんで。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
前作ちゃんと観てみようかな。
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