どうも、イコライザーに無限の可能性を感じてる萩原悠です!

作編曲、DTMをやってるとイコライザーさんには毎秒お世話になりますからね!

で、今回はギター、ベース用のコンパクトイコライザーの決定版、

MXR 10 Band Graphic EQのお話をしようと思います!

軽い筐体にノイズリダクション回路を搭載し、

18V駆動によるヘッドルームの高さ、

そしてなにより光ってカッコいい!

そんなギタリスト/ベーシストに最推しなイコライザーです。

早速レビューしていきましょう!

Ten Band 4

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イコライザーって必要?


そもそもイコライザー使ってますか?

帯域毎のブーストorカットをして好みの音色に補正するというとっても地味なエフェクターですが、

つまりはなくてもまぁ成り立つんですよね。

それこそアンプにもついてるし。


ギターやベース本体にもトーンがついてて、あれも実質イコライザーです。


それなのに足元に必要なのは、やはりこっちの方がより細かくいじれるからですね。

トレブルだとかミドルだとかじゃなくて、

何ヘルツをどれくらいあげるかってのを明確に狙って作れるので、

バンドアンサンブルをグッと引き締めることが出来ます。

中音域が豊富すぎてごちゃごちゃしちゃう、

低域をスッキリさせることによって音抜けをよくする、

高音と低音を持ち上げてドンシャリサウンドを作るなどなど、

イコライザーがあると音色の幅がめっちゃ広がる!

メンバー同士の音のダンゴ状態も解消出来るので、

結果的にバンド全体のサウンドがよくなってお客さんにも聴きやすく、よりグルーヴィーになるというわけです。

これはイコライザーを甘く見てた人も手を出したくなるでしょ!

そんなときに、イコライザーは他のエフェクターほどあれこれいろんなモデルがあるわけではありません。

これにしておけばいいんです。

MXR108S 10 Band Graphic EQです!

10 Band Graphic EQ






コチラです!

シルバーのアルミ筐体カッコいい!

そして、青い光カッコいい!

Ten Band 2
そうです、これがわたしが一番オススメしているイコライザーです。

とにかくかっこいい!

ちなみに、エフェクトをオフにすると内側の10バンドのLEDだけが消え、

両端は残ります。

Ten Band 3
パッと見わかりにくくないかなと思ったけど、

全然そんなことない!


10バンド


Ten Band 8
名前の通り、10の周波数ポイントをブースト/カット出来るというのが特徴です。

その10バンドとは

  • 31.25Hz
  • 62.5Hz
  • 125Hz
  • 250Hz
  • 500Hz
  • 1kHz(=1000Hz)
  • 2kHz(=2000Hz)
  • 4kHz(=4000Hz)
  • 8kHz(=8000Hz)
  • 16kHz(=16000Hz)

です。

31.25Hzという超低音に専用のスライダーがあるってのがとてもいいですね!

こんなとこ普通はガッツリカットしちゃってください!

淀んだ低音がスッキリするのでバンド全体の音が引き締まります。

ギターの場合は62.5Hzも削っちゃってもいいですね。

±12dBというのは決して深いわけではないですが、

これだけあれば十分でしょう。

18V駆動


Ten Band 5
エフェクターって大体が9V駆動で、ボックス電池でも動作するモデルが多いのですが、

この10 band EQは18V駆動なので、

18V専用の電源アダプターを使う必要があります!

(もちろん同梱されてます)

18Vで動かすエフェクターはヘッドルームが広く、

無駄な音の歪みや汚れがないのでとてもクリアで伸びやかなサウンドになります。

通しただけで無駄な音質変化が起こってしまってはせっかくこだわってイコライザーを使っているのに台無しですからね。

GAINとVOL


Ten Band 3 2
この10 Band Graphic EQには、

10のイコライザースライダーの両端にGAINというスライダーとVOLというスライダーがあります。

VOLというのが最終的な出力音量で、基本的にはイコライザーいじったあとにこちらで音量を揃えましょう。

GAINというのはイコライザーに入る前のインプットゲインで、

まぁ結果的には後ろで上げるのと同じになるとも言えるのだけれど、

個人的には後ろで上げるよりもブーストが強くなるような気がする……そうでもないかなぁ。

ノイズリダクション


ただのイコライザーのくせに、

ノイズリダクションが搭載されているようです!

何由来のノイズをカットしてくれるのかわからないけれど、

たしかにノイズはすごく少ない!

OUTがふたつ


Ten Band 6
背面を見ると、インプット端子ひとつに対してアウトプット端子がふたつあります。

ステレオで分けるとかDRY/WETで分けるでもないのに!

これは純粋に信号をふたつにパラってるだけのようです。

へぇ〜なに、アンプとD.Iとかに分けるのかな、

誰か使ってる人いますか?ww

旧モデル M108


Ten Band 1
最新のシルバー筐体はM108Sというバージョンアップ版で、

その前は黒いボディの筐体でした。

黒い方はボディも重かったので、シルバーのアルミニウム製ボディはナイス改良!

また、アウトが2つになったこととノイズリダクションが搭載されたのもシルバー筐体からです。

ブラック筐体の方が優れている点というのは基本的にないはずなので、

今から導入しようという方はシルバーの方を買いましょう!

まとめ:全員にオススメの大定番イコライザー


いかがだったでしょうか、イコライザー欲しくなりました?

地味なエフェクターなのでどうしても後回しになってしまうと思いますが、

バンドのアンサンブルなどを真面目に考え出したのなら是非イコライザーを使ってみましょう!

・いらない低音を削る
・ボーカルとぶつかっちゃう部分を削る

このふたつをやるだけで劇的にバンドの音はよくなります!

特に10Band Graphic EQはノイズも少なく使いやすい。

イコライザーとはなにかを学んで活用するのに最適です!

是非導入してみてください!

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!