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ワイヤレスマイクA帯B帯C帯 2.4GHz帯の違い

どうも、ちょこちょこPAのお仕事も頂いています萩原悠です!

今回はワイヤレスマイクのお話をしたいと思います。

ワイヤレスって、それぞれどの周波数を使って飛ばすかによって規格が分かれてるんですよ。

B帯とか2.4GHzとか聞いたことありますよね?

そんなお話を!


ワイヤレスマイクは電波で飛ばしてる


普通の音声信号は音響ケーブルの中を通りますが、

ワイヤレスというのはとても便利で不思議なものです、

ケーブルがいらないんですね!

じゃあどこを通っているかというと、なにもない空間の中を、電波として飛ばしているのです。

すごいですよね、なにも見えないのに、そこを確かに情報がリアルタイムで行き来しているのです。

そしてそれはワイヤレスマイクに限らず、その場にいる全員が持ってるスマホやWi-Fi、Bluetoothも例外なくです!

それってすごくないですか?

色んな会社の色んな電波が飛んでるのに干渉しないのは、

電波の波長ごとに道が区切られていて、

どんな電波はどのあたりの周波数を使う、というのが決められているからなんですね。

これは法律で決められているので、個人の自由でどうにか出来るものではありません。

で、ワイヤレスマイクに割り当てられているのが現在4種類、
  • A型帯
  • B型帯(800MHz帯)
  • C型帯(300MHz帯)
  • 2.4GHz帯

というわけなんです!

WIRELESS 00

それぞれの周波数帯の特徴


なんだか難しそうな話になる予感がプンプンしてきましたねw

ここでは、博士になりたい人への教育ではなく、

一般的にワイヤレスマイクを使いたい人が最低限持ってた方がいい情報だけをまとめてみたいと思います。


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A型帯


今回紹介する4種類の中で唯一、

使用するのに許可が必要な周波数帯です!

この許可というのは、特定ラジオマイク利用者連盟(特ラ連)という期間に連絡して、

申請書を出して、

入会金は20,000円x加入数
年会費は48,000円x加入数

その他運用調整費、免許申請手数料、免許関係書類取扱費、電波利用料、などを支払う必要があります。

ってことで、簡単に言えば、素人が使えるものではありません!

楽器屋で普通に売ってるものにこの帯域のはありません!

その上、昨今携帯電話の普及を受けて電波法自体が改定になり、

これまでのA型帯を携帯電話業界にあてがうことになりました。

携帯会社とかが一時期

「プラチナバンドを獲得しました!」

とか言って電波の安定とかをうたってましたが、

それはつまりワイヤレスマイクA型帯が使ってた領土を奪い取ったということになります。

ってことで、2019年にはA帯は別の周波数帯にお引越しをしなければなりません。

あーめんどくさい!

でもわたしたち個人が使えるものでもないのでまぁいっか!

ってことで、この項目はこんな感じでさらりとで。

簡単に言うと……
A型帯は免許が必要。だから普通は売ってない。以上。


B型帯 (800MHz帯)


これがワイヤレスマイク業界のスタンダードな帯域です。

2.4GHz帯びに比べて通信距離が長いのも特徴。

(B型帯は800MHz帯という周波数の低さのため。覚えなくていいです。)

最大チャンネル数は30、同時使用はアナログで6波、デジタルで10波程度まで。

(30チャンネルフル活用出来るわけではないんです。干渉しないようないくつかの組み合わせがあり、それがワイヤレスグループと呼ばれます。)

免許ももちろん不要で、次に記載するC型よりも音質がいいため音楽用で特に用いられます。

アナログワイヤレスだったらほとんどの製品がB型なので、知らず知らずに使っている人も多いはず。

当たり前ですが、同じ場所で同じ製品の同じチャンネルを使ったらバッティングするので注意。

簡単に言うと……
B型帯は音楽用ワイヤレスのスタンダード!



C型帯 (300MHz帯)


B型より更に低い周波数帯であるため、更に遠くまで通信することが出来ますが、

その分音質も荒くなるため音楽シーンでは使われることはほとんどなく、

主にインカムなどに使われます。

(ワイヤレスマイクは舞台袖でも届かないのにインカムは舞台裏でも客席外でも届いたりするっしょ?)

こちらも免許は不要で、買ったらすぐに使えます。

最大チャンネル数は13、同時に使えるのは4波、アナログ方式でのみの運用です。

簡単に言うと……
C型帯は音質よりも繋がりやすさ重視。
スタッフの間では信頼されていますが、楽器業界では使えません。



2.4GHz


ラジオ界では割と後発、電波法改定により新規参入した周波数帯です。

ここにはAとかBとかの名前はついておらず、そのまま2.4GHz

C帯が300MHz付近、B帯が800MHz付近となっていきなりのギガ単位なわけだから、

文字通り桁違いで高い周波数帯というわけです。

(MHzに変換すると2400MHz)

そのためデジタル転送方式しか実装されておらず、

この帯域は現状世界中で使えるので海外に持って行くにも便利、海外から持って来るのもほぼこれです。

B型帯ワイヤレスの欠点だったハイ落ち(音質的に高音域が弱まってしまう)を解消した2.4GHz帯は、

これまでのワイヤレスマイクの常識を覆したとも言える救世主です。

しかし周波数が高すぎる=波長が短すぎる故に、

ちょっとした障害物があったりするだけで音切れが起きたり、

そもそも2.4GHz帯ってWi-FiやBluetoothでも使われているため、

それらの電波が多いところだと電波干渉が起こる可能性があります。

(わたしも台湾のホテルでの演奏会時、リハでは使えてたのに本番お客さんが入ったら使えなくなった苦い思い出……。)

(現在のワイヤレス業界では各社がこぞってこの電波干渉問題に立ち向かっていて、大分解消されてきたようです。)

免許不要で最大16チャンネル、しかも事実上この16チャンネルをフル活用出来るため同時使用上限も16本!

すごいぞ!

簡単に言うと……
ライブハウスなどに「BluetoothやWi-Fiはお切りください。」と書いてあったらそこはデジタル2.4GHz転送のマイクを使ってます。従ってあげてください。




まとめ:B帯と2.4GHzで使い分けよう


A型帯は使えない、C型帯は音楽利用には向かない。

となると残るはB型帯か2.4GHz帯なわけです。

B型の方が電波干渉には強いけれど、同時使用出来る本数の上限が少ない。

2.4GHz帯は同時使用出来る本数は多い上に高音質だけれど、Wi-FiやBluetoothの干渉が怖いのと遮蔽物に弱い。

その上ちょっと安い。

さぁどっちを取るか。

確実性と重視するならB帯で、音質を重視するなら2.4GHz帯だろうか……

もちろん、2.4GHz帯とB型帯はお互い干渉しないので、

どうしても本数使いたいときは両方を合わせて使うようにしましょう!

ってことで今日はこのへんで。


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

引き続き“ワイヤレスマイス導入完全マニュアル!”をご覧くださいませ!













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