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尾原和啓著 ITビジネスの原理のレビュー

どうも、一応自営業の萩原悠です(笑)

作編曲のご依頼いただきながら、ギターや作曲のレッスンやったり、イベントを開催したり……

一応フリーランスなのでこれも立派な”自営業”ですよね?

そんなわたしが、本格的にビジネスとして取り組み始めたときに大変お世話になった本があるのでここで紹介します。

尾原和啓著、
ITビジネスの原理

IT Bisiness

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尾原 和啓


楽天株式会社執行役員。

しかし過去にはマッキンゼー
NTTドコモでiモード事業の立ち上げ支援、
リクルート
KLab
Googleなどの大手の会社を転々と渡り歩いたキャリアを持ちます。

Googleをやめて楽天に入社したのが10回目の転職というワケノワカラナイ経歴の彼が2014年に

インターネットが登場して20年。
私たちは第二のカーブの入口にいる。

というアイキャッチで出版したのがこの本、

ITビジネスの原理

なのです。

(ちなみに、2018年現在11回目の転職をして今はフリンジ81に在籍してるそうですw)

ITビジネスの原理,ざっくりの内容と書評



Kindleビジネス書ランキング2年連続トップ10入りした大ヒット書籍。

しかしITビジネスといきなり言われても、

実はわたしビジネスマンではないのであまりピンと来ない……

正直わたしは、ITの明確な定義を理解していません!(恥)

ざっと、各章のタイトルだけ並べてみましょう。

  • ITビジネスは何で稼いできたのか
  • ネットが世界を細分化する
  • ネットワークとコミュニケーション
  • 消費されるコミュニケーション
  • ITの目指すもの、向かう場所

硬いなぁ〜wwwww

タイトルだけ見たらめっちゃ難しそう!

ただね、実際は全然そんなことなくて読みやすいのよ。

成功者の書く本ってどうしても自分の成功談を元に構成しがちだけれど、

さすが、頭のいい人は説明もうまい。

尾原氏自身の話はむしろ

“学生のときにプラットフォーム作りの大切さを実感した”

という部分くらいです。(さすがにもうちょっとあるけれど。)

ちなみに、この学生のときの話は、

大学院生だったときに阪神淡路大震災の震災直後から避難所の手伝いをしていて、

人も物資も全然足りない避難所あるあったり、救援物資が十分過ぎるほどに届いてる避難所もあることに気づき、

ボランティアの人たちを仕切って派遣先を決める、

そうするとその人たちが帰って来たときに各派遣先の情報をくれる、

あっちにはなにが足りてない、こっちではこれが余ってる、

じゃあそれを活かして物の移動をさせよう、

質問票を作ってボランティアの人たちに状況をまとめてもらったら数十箇所あった避難所の現状が尾原さんの元にまとまり、

ボランティアと支援物資を適正に配置するシステムのためのプラットフォームを作り上げた。

これが天才の行動ですよ。

知恵と行動力と優しさと、世界にはこういう人がいるんですね。


みんなを笑顔にできるプラットフォームを作ることが、私のテーマになりました。



だそうです。


そんな尾原氏から見た現在のIT文明などを例にとって、

どういった考え方なら成功するのか、

ユーザーはなににお金を払うのか、

インターネットが似合う役割とはなんなのか、

それらをズバリわかりやすく書いてくれています。


大航海時代は地域によって胡椒の価値が天と地ほど違ったこと、

Googleが検索ユーザーを”仕入れ”てどこに売っているのか、

スマホゲームの”怪盗ロワイヤル”と”パズル&ドラゴンズ”のお金の取り方の決定的な違い、

ニコニコ動画と初音ミクを使った働き方とスタジオジブリとの違い、

Twitterにおけるリツイートという大発明とその誕生経緯、

日本人は言わなくてもわかる、だからLINEがヒットした、

Amazonはモノを売っている、楽天は”買い物”を売っている(Shoping is Entertainment!)、

などなど、

もうこんなん絶対面白いでしょ?

基本的にこうして、これまでに起こった(古くは大航海時代や江戸時代の話からの)出来事を元に、

それが成功した理由をバラして説明してくれています。

つまり、時代は変われど人は人です。

ここにこれからのビジネスのヒントは必ずあるんです。


ITビジネスの原理 から学んだこと


上に挙げた内容を始め、

かなりいろんなことを学びました。

わたしはフリーランスで音楽をやっているので、直接丸パクリ出来るものは少なかったけれど、

ちょっと頭をひねれば

情報の発信の仕方、顧客の呼び方、ユーザーの目に留まるには……

などにいくらでも活かせるんですね。

特に深く感銘を受けて今でも度々意識的に振り返っているのは主にこの3つ。
  • TAC
  • 情報発信コスト
  • 写真の情報量

ちょっとだけ説明して、ちょっとだけ自分の意見も書いておきます。

(それ以上はわたしがたどり着いた企業秘密なんだから!)


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TAC(Traffic Acquisition Cost)


アメリカの企業では一般的なTAC(Traffic Acquisition Cost)という考え方がとても重要視されていて、

つまりは顧客を呼ぶためにかけるコストのこと。

これをいかに少なくするかがそのまま利益になる。


これ!

本当に重要なことだと思います。

1000円の物を売るために1000円の広告費を払ったり10時間呼び込みしてちゃダメなんだよ!


情報発信コスト


かつてはなにか情報を広く発信したいとなればチラシを作っていた。

文面を作り、大量の紙を用意して印刷して、出来上がったらポストに投函して周るなり駅前で配るなりで時間もお金もかかっていた。

しかし今はITの発展のおかげでパソコンやスマートフォンで一瞬で出来てしまう。



たしかにね〜。

情報発信コストが下がったから、誰でも気軽に大声で発信することが出来てしまって、

プロの出版会社だけじゃなくてその辺の個人も同じように発信できちゃうから情報全体の価値も下がったし、

信憑性も薄れた。

しかしその分偏りは減り、スピードも速くなり、情報を自分で選べるようにもなったよね。


写真の情報量


写真は何万語でも表せないほどの情報量を持っている。

これ、普通に考えたら当たり前ですよね。

一枚の絵を説明するのって本当に大変だし、むしろ1時間喋り続けてもきっと全ては伝わらないよ。

だからこそコンシェルするときや企画をプレゼンするとき、レッスンやブログにも出来るだけ図解や写真を添えていきたいとは常々思ってます。

ちなみに、小原氏は本書の中で、情報コストの低下で誰もが発信したがる、写真は共感も得やすい、

などと言ってるそばから、この年、Instagramが大流行りしました。

まとめ:ビジネスマンの必読書籍やで。



人がなにかに頼ろうとするとき、

人がお金を払ってでもしたいと思うもの、

そういうビジネスの基本がとてもわかりやすく書かれています。

ビジネスマンなら絶対に読んだ方がいいです。

“客の心を掴む方法”なんて本の2億倍役に立ちます。

インターネットが登場して20年。

今わたしたちは第二のカーブを曲がっているところで、

曲がり切ったらきっと第三のカーブも見えてくるでしょう。

しかしそうやって歴史が変わってITがどんどん発展したとしても、

この本に書いてあるITビジネスの原理は変わることはないでしょう。

ITを生むのもITを使うのも、結局ヒトなわけだから。


ってことで、是非読んでみてください!

ITビジネスに興味なくても面白いと思うので、Amazon Kindleとかで通勤電車の中で読んでみることをおすすめします!


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!






↑Amazon、楽天での評価も高いですね。
低評価付けてる人は「情報が古い、期待ハズレ、読む価値なし」とか言ってるけど、そういう人は著者の言いたいこと全然わかってないぞ!笑







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