どうも、一瞬配信とかしてました萩原悠です!

当時は結構面倒な配線をしていましたが、

今はめっちゃ簡単に出来ます!

だって!

YAMAHAAG03があるからね!

ってことで、このAG03とAG06の特徴や使い方のお話をしたいと思います!

AG03 19

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YAMAHAのオーディオインターフェイス


どう見てもミキサーっぽいこのルックスですが、オーディオインターフェイスです。

一応ヤマハさんが言うには

“ウェブキャスティングミキサー(オーディオインターフェイス機能付き)”

というジャンルにしたいようで、実際の使い心地もまさにミキサーなのですが、

実際分類的には

“ミキサー型オーディオインターフェイス”

ということになるでしょう。

YAMAHAは古くからPAミキサーのラインナップも多く、プロの現場で定番機となっています。

そのYAMAHAミキサーの技術と、

STEINBERG(実はYAMAHAの子会社です。)のURシリーズで培ったオーディオインターフェイスの技術が結集したのがこのAG03なのです!

ちなみに、オーディオインターフェイスがなにか、

なにをするものなのかってところから不安な方のために

わかりやすい解説ページを作りましたので是非読んでください!



AG03で出来ること


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オーディオインターフェイスなので、いわゆる宅録DTMをすることが出来ます。

しかしこのモデルが狙っているのは恐らく最近流行りの生配信をする層です。

ボーカルマイクもしくはヘッドセットを繋いで、喋り、楽器も入力出来るので”演奏してみた”の配信も出来ます。


しかもほとんどの箇所にわかりやすいロゴが描いてあるため、

難しいことはよくわからなくともなんとなくで使えてしまうというのがウリです!

細かくみていきましょう。

ちなみに、詳しくはあとで書きますが、

基本的にはAG06も使い方は同じです!


マイク端子


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本体天面一番左のチャンネルがマイク入力用です。

コンボジャックという端子なので、フォンケーブルもXLRケーブルも変換する必要なく挿さります。

(これ考えた人は神か)

コンデンサーマイクを使うときは+48Vのボタンを押してください。

ちなみに、このマイク入力部分のパーツはYAMAHAのミキサー

ゲインとフェーダー


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ミキサーやアンプには通常、音量に相当するパラメーターが複数あることがあります。

AG03もまさにそうで、マイクチャンネルにはGAINというつまみと、

ボリュームのフェーダーがあります。

フェーダーがわかりやすく操作しやすいのでこれだけに頼ってしまいがちですが、

正しくはフェーダーを真ん中(線が太くなってる)に揃えてからGAINを調節する

です。

この際、PEAKというランプが点灯しないように注意!

PEAKが点くと音割れしますよ!



インストチャンネル


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ボーカルチャンネルのすぐ隣は楽器用のチャンネルです。

ギターのイラストとキーボードのイラストが描いてありますが、

ご想像通り、どちらの楽器を繋ぐかによって選べばいいのです!

(かーんたーん!!)

ギターを繋ぐならギター専用のインプットに、シンセサイザーや電子ピアノを繋ぐならキーボードロゴのある方を使います。

シンセサイザーの方はステレオで繋ぐこともできますね。

あ!ベースやエレアコもギターインプットを使ってください。

ちないにこのインストトラックはギターを入力するかシンセを入力するかを選んで使うため、

両方同時使用は出来ないので勘違いしないように!


AUX


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特にボリュームコントロールとかは出来ないですが、スマートフォンとかから音楽流す用にミニステレオ端子が搭載されています。

考えてみたら意外とオーディオインターフェイスにミニステってついてないんですよ。

配信をすること前提に作られたからこその配慮です。

ちなみに、ケーブルは付属しないので気をつけて!



ヘッドセットインアウト


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これもオーディオインターフェイスには珍しく、ヘッドセットのケーブルを繋ぐ為の端子がついています。

つまりは細いイヤホン端子とマイク端子なわけですが、
こうやって専用のロゴがかいてあって一箇所にまとまってるのはめちゃめちゃ使いやすいですね!

ちなみに、マイクは接続したら通常のマイクと同じチャンネルに割り当てられます。

ってことはボリュームとかはここですね!


コンプ、リバーブ


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本来声を配信するためにはコンプレッサーやイコライザーであれこれと音質を調整する必要があるのですが、

AG03に搭載されいてるこのボタンを押すと、最適セッティングがあらかじめ設定されていて、一気にいい感じになっちゃいます!

歌うときにエコーがほしければその下のEFFECTボタンをどうぞ!

やっぱ適度にエコーかかってると歌が上手く聴こえるからね!

コンプもリバーブも、パソコンのソフトの方からいじると詳細の設定がいじれます。

最初はとりあえずボタンのオンオフだけで楽しめ!


ループバック


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生配信がこんなに流行ってから急に聞くようになったこの言葉。

わたしはそれ以前からDTMやってたけどループバックだとかステミキだとかいう言葉は知らなかったよww

これはパソコン内部で鳴らしてる音、

例えばiTunesとかDAWソフトとかね、

その音をオーディオインターフェイスの中でループさせ、

マイク入力の音とかと一緒に配信に載せるという機能です。

これが出来ないが故にWindowsユーザーはどこの誰が作ったかもわからない胡散臭いソフトをインストールして配信したり、

わたしは2台のパソコンと2台のオーディオインターフェイスでくっそめんどくさいことしてましたwww

ニコ生配信システム
それがこれ1台で済んじゃうんだから、ループバック機能必須です!

DTMだけやりたい方には全く不要の機能ですけどね! 

わかりやすいイラスト


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もうとにかくこれです。

めっちゃわかりやすい!

慣れればギターはHi-Z端子に接続するだとか、

コンボジャックにはなにを、AUX端子にはなにを繋ぐかとか、

メインアウトと書かれればスピーカーへのアウトだとか、

そんなん常識ですよ。

ただ、その常識を身につけるよりも早く配信をしたい!

そう言った方にとってはこのAG03抜群に便利です!

使ってくうちに段々わかってくるから、

そうするといつのまに他のオーディオインターフェイスやミキサーも使えるようになりますわ!


CUBASE AIが付属


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ウェブ配信だけするなら特に必要ありませんが、

オーディオインターフェイスといえばね、やっぱり宅録したいですよね。

がっつり曲作りするんでなくても、

たとえばちょっと声を録音してみたいだとか、

“歌ってみた”音源を作りたいだとか。

どうやってオケと歌声を重ねます?

掛け合いの声劇をひとりで録音したいときとかどうやって重ねます?

そんなとき必要なのがDAWソフトというものです。

digital audio workstation、略してDAW

まぁつまりはパソコン上で音楽を編集するのに欠かせないソフトのことです。




今の主流DAWはダントツでCUBASEというソフトで、

なんとAG03にはその廉価版が無料で付いてくるんです!

廉価版と言っても音質は同じ、

使用期限もなし。

違うのはシンセサイザーで出せる音色の数だとか、

内蔵されてるエフェクターの数だとか。

もちろん廉価版であるCUBASE AIでも基本的な、
ギターの音ピアノの音バイオリンの音ドラムの音などは網羅してるし、

コンプレッサーもエコーもディストーションも入ってます。

つまり、始めのうちは全く困らないというわけです!

是非付属でついてるCUBASE AIを遊び倒してみましょう!


驚異のコストパフォーマンス






YAMAHA AG03はこれだけのことが出来て、

なんと1万円代前半で買えてしまうんです!

こんなに便利なことがありますかね。

難しいソフトなどを使わなくても、

とりあえずイラストの描いてあるところにマイクとか挿してノブをあげていけば簡単に配信出来てしまうんです。

割とすごいです、ちょっと配信やってみたいなくらいの方はこれだけで十分!

あとはこだわりたくなってきたらマイクをコンデンサーマイクにするだとか、

そういうところにこだわっていけばよりハイクオリティ、高音質な配信になりますよ!


YAMAHA AG06






合間にちょこちょこと名前が出ていたAG06という存在。

これは一体なんざんしょ……。

チャンネル数が増えて更に多機能になったAG


AG03というのは、そもそも入力が3チャンネルだったからAG3という名前だったわけです。

つまりAG06は6入力チャンネルモデルなんです!

それだけ色んな楽器を繋いで配信出来るわけですが、

特にギタリストは絶対AG06にした方がいいです!



ギターアンプシュミレーター機能


AG03にはコンプやイコライザー、そしてエコーがかけれるボタンがありました。


AG06のマイクチャンネルにももちろん搭載されているわけですが、

AG06はなんとその隣のトラック、ギターアンプシュミレーターが入ってるんです!

これはすごい。

たしかに、インターフェイスに繋いだだけのギターはギターっぽい音がしません。

特にエレキギターは、アンプがあってようやくエレキギターのサウンドになるのです。

なので直接繋いだだけだとちょっと物足りないんですね。

そこでAG06。

有名なアンプのシュミレートを多数収録し(パソコン経由で選択)、好きな音を設定しておくだけでボタンひとつで簡単アンプサウンド!


2系統のステレオインプット


AG03ではギターと選択式になっていたステレオインプットがAG06では独立。

しかもそれが2系統もあります!

片方はTSフォン端子、そしてもう片方はRCAピン端子、いわゆる赤白ケーブルってやつです。

これは一応どっちがどっちじゃないといけないってことはないのですが、

キーボードにはフォン端子が搭載されていることが多く、

CDプレイヤーなどからはRCA端子の方が便利だったりしますので、

どちらか好きな方を選んで繋ぎましょう!

安いww


ホントに謎なのですが、AG03の金額に対して、

インプットの数とかがこれだけ増えたならもっと値段も上がってていいと思うのですが……

ぶっちゃけ安いです。

なので、

「ギターを持ってるけど配信では使わないかな」

くらいの方も、とりあえずAG06買っておくのがいいと思います!


AG03-MIKU


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こちらはAG03と、初音ミク2週間お試し版、そしてCubaseAIがセットになったお得バンドルです。

外観も通常品とは違っていて、AG03本体にまさかの初音ミクが描かれているモデルです!

この初音ミクのイラストは書き下ろしかなぁ、

しかも全体の色使いが初音ミク!

正直結構可愛いです。

が、こちらは現在既に生産完了です。

中古で出回ってる可能性もなくはないけれど、

ソフトウェアは1回きりのダウンロードなので、

かなりの確率で初音ミク体験版の方は使えないはずなので注意!

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まとめ:AG03で簡単生配信!


さて、なんとなくAG03のすごさわかりましたか?

難しいこと色々勉強しなくても簡単に生配信が出来る!

視聴者増やして人気者になってくださいね!

ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!