どうも、自宅環境作りは割と趣味!萩原悠ですww

学生時代からMIDI、宅録を楽しみ、

そしてなんとなくそれでお仕事をいただくようになって今に至るわたしですが、

その間ずっと自宅作業部屋環境を支えてくれた機材があります。

それがMACKIEのアナログミキサー

1202VLZです!

今日はこいつについてお話しようと思います!

MACKIE 1

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Mackie


MACKIE(マッキー)とは、

PA、レコーディング機材を多くリリースしている音響特機社内のブランドです。

デジタルコンソールやパワードスピーカーなども人気ですが、

やはり一番は“戦車級に頑丈”をコンセプトに作られたアナログミキサーVLZシリーズではないでしょうか。

ぶっちゃけそんなに高価でもないし、YAMAHAのMGシリーズと並んで日本国内のシェアのほとんどをかっさらっている印象です。


MACKIE/VLZ特徴


では、わたしが10年近くずっと使っている1202VLZを中心に、MACKIE VLZシリーズの使い勝手などをレビューしていきましょう!

同価格帯で競合するYAMAHAのMGシリーズとの対比をメインに書いていこうと思います。

とにかく丈夫!


MACKIE 5
これはまさに!

正直なところわたしは戦車がどれくらい頑丈なのかは知らないけれどw

でも外身の堅牢さはYAMAHAの比じゃないレベル。

そしてガリを起こしたりってこともこの10年全くないし。

色付けの少ないプリアンプ


特筆するほどでもない、無個性めなプリアンプが搭載されています。

それでいいっす!

YAMAHAは自慢のプリアンプが積んであって、あれはあれでとても好きなのだけれど、

MACKIEの方がシレッとしてる感じ。

クリーンな気がするけれど、でも言うほど透明感って感じでもない。

マイク入力を、言われてもいないのにいつのまにラインレベルまで上げておいてくれる。

そんな印象のプリアンプです。

いいよいいよ!


微妙に色分けされてて見やすい


MACKIE 6
すごく微妙だけど!

暗いところだともはやわからないけれど!

でもまぁ、一応色分けされてます!

(注:筆者萩原悠は色弱です。なので皆さんはわたしよりもっとくっきり色が見えているのかも?)

程よい斜め具合


MACKIE 5
ちょーっとだけ斜めになってます。

さすがにこれくらいのサイズからはね、真っ平らだと見にくいので。

このちょっとの角度のおかげで見やすい!



ベリンガーあたりからアップグレードすると驚きますwww


今まで一応同価格帯あたりのYAMAHAと比べてる感じで書きましたが、

実はわたし、

このMACKIE 1202VLZを買うまではベリンガーのアナログミキサー使ってたんです。

はっきりとノイズが聴こえるベリンガー製品、耳も疲れるしミックスの邪魔にもなってました。

でも宅録ってこういうもんだと思ってたんですよねwww

エアコンだって車だって使用中は音(雑音)がするでしょ?

それと同じで仕方がないと思ってたんだけど……

ノイズなくなったーーーーーーーー!!!!wwwwwwww

マジか、こんなに変わるのか!

透明感!!!

邪魔なノイズがなくなって、耳が疲れない!!

これはMACKIEの信頼度ってのもあるけれど……まぁ、ベリンガーだからなって気持ちもありますwww



VLZシリーズのラインナップ


VLZシリーズは主にインプットチャンネルの数に合わせて結構種類があります。

基本的な音質はどれも同じはずなので、

自分の使い方に合わせて選びましょう!

チャンネル数は多い方が色々拡張性はあるけれど、

チャンネル多いってことは物理的にデカくなるからな!

402VLZ






可愛いーーーー!!!

VLZシリーズの最小サイズにあたる402VLZですが、

ガワの頑丈さは上位機種譲り。

モノラルインプットx2とステレオ1系統で合計4入力です。

あ、名前の由来がなんとなくわかりましたね?

4in-2out402なんですね!

(まぁそのうちちょっと例外も出てくるんですけどねww)

コンデンサーマイク2本までファンタム送れるとか、

ローカットスイッチがついてるとか、

4inの他にTAPEinがついてるとか、

上位機種と同じようにインジゲーターがあるとかはいいのですが……

実は402VLZだけPANポッドが存在しないんです!

ひたすらセンターで出すしかない!

そして、モノラルインプットにのみ2バンドイコライザーです。

つまりステレオインプットは音量しかいじれない!

同期をモニターするドラマーさんとか、

宅録環境でスピーカーとヘッドフォンの音量だけ調節出来たらOKって方にピッタリですね。

サイズ小さいし!


802VLZ4






急にミキサーらしくなりましたねwww

2モノ+3ステレオで合計8チャンネルという計算ですが、

ヘッドアンプが3機あるので、

3モノ+2ステレオとして使うことも出来ます!(こっちの方がいいかな)

ちゃんと全チャンネルに3バンドイコライザー、パンポッド、アウトプットセレクトが備わり、

ALT3/4ステレオバスやPFLソロも搭載、

XLRアウトも出来るので、ちょっとしたイベントとかはこれでいけそうですね!

ただ、このあたりからのモデルの違い、どれを選ぶかは、

“マイクを何本使うか”

にかかってくると思います!


1202VLZ4






このあたりからついに上面だけだと端子が足らず、奥面にもついてきましたね。

大きな違いとしてはチャンネルインサート端子が4つ付きました!

マイク入力の4つに対してインサートループが作れるわけですが……いまどきあんまり使わないかもしれませんねwww

あと、AUXセンドが2系統になりました!

つまり、1204はミキサーにプラスアルファで別のエフェクトなどを繋ぐ拡張性に優れてるモデルということになります。

ちなみに、ALTアウトってのはメインとは全く違うバランスで音を出力出来るので、例えば演者用モニターだったり、楽屋確認用だったり、外部レコーダーに繋いだり、結構色んな使い方ができるんですよ!

わたしが10年使ったのはこの1202VLZの、旧モデル、1202VLZ Proです!


1402VLZ4






キターーーーー!!!

遂にきたーーーーーーーーー!!!

え?

なにがって?

決まってるでしょ、フェーダーですよ!

実はここまでのサイズの製品にはフェーダーがなかったんです。

一番下(手前?)の白いノブ、これがフェーダーの役割です。

宅録とかで使うにはいいんだけど、PAとして使うにはやっぱり使いにくいですよね〜。

この1402VLZ4はマイクプリが6機搭載されているとかそういうことですが、

もう最大の特徴はフェーダー。

正直フェーダーを配置するとなるとサイズが急に縦にデカくなるので、

持ち運び難易度は若干上がりますが、

それにしてもPAをやるとあればやっぱりフェーダーが欲しいです。



ちなみにわたしはそんなわけで、マイクプリ4チャンくらいで、小さくてフェーダー操作がしたい、そんなワガママを唱えてた時期があり、そのとき見つけたのはNeuのCX7です。

これもなかなかいいぜ!


レビュー書きました!

1642VLZ4






ちょっと名前の法則性が変わった気がしますが一旦スルーしてください。

ついに8本のマイクが使える16チャンミキサーです!

イベント会場据え置きとかではこれくらいあると安心ですね〜。

最大の特徴はグループアウトフェーダー。

メインアウトのマスターボリュームフェーダーに並んでグループアウトのボリュームフェーダーもあります!

う〜便利!

ここまでのモデルはALTアウトとかはそれぞれのチャンネルからの送り量しかいじれなかったので、

“そのバランスを保ったまま音量を調整”

が出来なかったのです。

やりたきゃ全部のチャンネルのつまみをいじれ的な。

ミキサーはミックスするだけじゃなくて綺麗に分けるのも仕事なんだってのを考えると、

VIVAグループフェーダー!!


1604VLZ4






あれーーーーーーーー!!!

おでこが広い!!!

端子どこ行った!!!!??wwwww

はい、全部裏にまとまりました。


(なんかこういう画像苦手な人いそうだなwwww)

16インプットの全てをモノラルとして使える、

つまり16本のマイクが使えるようになったというめんどs……贅沢なモデル。

ヘッドアンプが増えてるため、ひとつ上で紹介した1642VLZ4(16インプット,内8本マイク)と比べて値段が2万円くらい上がります。


3204VLZ4






間ひとつ飛ばしまして、最後に一番大きなVLZ4を紹介。

32チャンネルですww

28本のマイクを接続出来て、逆にステレオチャンネルは1組だけ。

こういうのはあれです、とりあえず市民会館とかにある的なスタイル。

だってステレオチャンネルって、ただ2つのモノラルチャンネルを使えばいいだけなんだから。

とりあえずなんでも出来るようにデカいのがバーンとあって、

大した機能もなく、自由にアナログで組んでくださいって感じですね。

こういうときって大体32チャンネル同時に使うことはなく、

複数グループ、複数コンテンツに分けて使ってることが多いです。

まぁ……今なかなか使わないですよね、こんな必要だったらデジタル卓使ってくれってなるもんww


まとめ:VLZはアナログミキサーの鑑!!


さて、色々紹介してきましたMACKIEのアナログミキサーVLZ。

ラインナップが豊富なので自分の使い方に合わせて選びましょう。

選び方は
  • インプットの数ではなくマイクを挿せる数
  • アウトプットの数
  • フェーダー

あたりですかね。

使い方にピッタリあったミキサーが手に入ると作業が格段にやりやすくなります!

なにか相談があったらお気軽にどーぞ!

ってことで、今日も最後まで読んでくれてありがとう。

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!