どうも、割とギターたくさん持ってます萩原悠です!
せっかくなのでわたしが持ってる、使ってるギターを1本1本紹介しようと思って、こうして書き留めています。
このページでは!
唯一のセミアコースティックギター、ES-335についてです!
ES-335
これです!
ちょっと古めの、ほぼ歪ませない状態でのカッティングとかをする必要が出てきたときに中古で購入したものです。
でも結構がっつり歪ませても独特の中音域が出てかっこいいんですよ!
Alexandrosの白井眞輝さんもよく使ってますよね。
ES-335は、1958年にGibsonから発表されたセミアコースティックギターで、それまでのギターにはない作りをしているという衝撃のデビューでした。
ちなみにGibsonにとっての1958年は、フライングVやエクスプローラーのリリースの年でもあるので、
つまり1958年って結構とんでもない時代だったなと、花の58年組だったなと思います。
(まぁフライングVなんて当時全く売れなかったんですけどねw)
セミアコースティックギター
このES-335、中身が空洞なの見えますか?
fホールと呼ばれる穴が空いてますね。
なのでこの部分は空洞なのですが……
実はボディの中央、弦の真下やブリッジあたりからエンドピンまで、
この部分は空洞じゃないんです!
レスポールとかと一緒!
特性としてはエレキギターとアコースティックギターの中間と言ったところでしょうか。
コシのあるアタック感と程よいサスティンで、ブルースやジャズ,フュージョン系のギタリストを中心に人気を博しています。
Mr335 ラリーカールトン
ES-335といえばこの人!
この人といえばES-335!
というくらいにES-335を愛しES-335に愛されたギタリスト、それがラリーカールトン氏です。
その中でも特に有名なRoom 335という、彼のスタジオの名前をそのままタイトルにした曲のライブ映像を貼っておくので是非見てみてね。
萩原悠所有のES-335は……
ではわたしの持ってる個体のお話を。
製造はGibson USA工場、シリアルから読み解くに1997年製です!
(このページを書いてるのは2017年です。20年前!!)
特に”19xx年モデルです”みたいのはないっぽいです。
Gibson社が1958年に最初のES0335を発表してから、毎年少しずつマイナーチェンジをしていく中で、
「今思えばあの年のがよかったよね!」
みたいのが出てきて、それで故にその年代のES-335をモデルにした復刻版が作られるわけです。
ちなみにES-335で人気なのは1959年モデルと1963年モデルのようです。
一応違いをまとめておきましょうか!
ES-335 1959年モデルと1963年モデルの違い
ES-335 | 1959年モデル | 1963年モデル |
---|---|---|
外観 | ||
ネック | 太い | 細い |
インレイ | ドット | ブロック |
ピックガード | 長い | 短い | センターブロック サイドウィンドウ |
なし | あり |
こんな感じです。
ちょっと説明しておきましょうか。
詳細はまた今度がっつりと語りたいと思います。
センターブロックサイドウィンドウってなんだよって話ですよねww
まぁここではその辺りすっ飛ばしまして、
とりあえずわたしが持っているのはドットインレイ(1959仕様)にショートピックガード(1963仕様)だという時点で、復刻モデルではないということが確定します。
ネックを折るorz
2017年10月、ライブステージに久々に連れ出したわけですが、
なんやかんやあって(まぁ……テンションが上がってかな)ネックを折ってしまいます。
いや〜バッキリいきましたねwww
マホガニーネックは折れやすい、皆さんも気をつけましょうwww
(現在わたしのES-335はネック折れ修正のため入院中です)
ES-335にはフラットワウンド弦?
セミアコのギターにフラットワウンド弦を張る方って結構いらっしゃいます。
とてもいいと思います!!
弦の表面が平らになっていて、サウンドがまろやかになります。
ジャズをやる方には最適ですね!
わたしもES-335が入院から戻ってきたらフラットワウンドギターにしようかなと考えています!
通常のエレキ弦(ラウンドワウンド弦)に比べるとちょっと高いけど、
まぁ許容範囲!
D’Addario
買いやすいEpiphone製もあります!
Gibsonの廉価版モデルを公式で作り続けているEpiphoneなら、
本物のES-335とほぼ同じものが1/10くらいの価格で買えます!
使ってる木のグレードやピックアップなどはどうしても違ってきてしまいますが、
ルックスは紛れもなくES-335です!
学生さんとかでどうしてもES-335が欲しい方はEpiphone製もおすすめです!
まとめ:ES-335は意外と万能
古いジャズから最新のロックまで、見た目以上に幅の広いサウンドを持っているES-335、
パリっと弾くかゴリゴリ弾くかまろやかに弾くかはあなた次第です!
是非皆さんも次の1本の候補にしてみてくださいませ!
ってことで今日はおしまい。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!