どうも、エフェクターを改めて勉強しています萩原悠です!
特にコンパクトエフェクターはどれも個性的で、一台一台違った面白さがありますよね。
そんなコンパクトエフェクターの中で、
各カテゴリーごとのオススメの紹介してきましたが、
今回はユニヴァイブ系をまとめました!
と言っても、結局は定番どころに落ち着いてしまいましたので、
「既にユニヴァイブについて詳しいぜ!」って方はスルーしてくださいませ!
ってことで、オススメのユニヴァイブ、いってみよう!
ユニヴァイブとは
そもそもユニヴァイブとはなんなのか。
音が揺れるタイプのエフェクターで、つまりはモジュレーション系に分類されます。
が、コーラスやフェイザー、フランジャーなどよりも複雑な揺れ方をするため、
「つまりこういうことが起きてるんです」
という説明がしにくいんですね。
強いて言うなら、
・トレモロ的な音量の揺れ
・ロータリースピーカーのような位相の揺れ
・そしてコーラス
が同時に起きてる感じ……もう、音聞いてww
1960年代後半に日本の新映電気という会社がShin-eiというブランドを立ち上げ、
そこで生まれたのがUni Vibe。
ジミ・ヘンドリックスが使っていたことで一躍有名になり、
今でも「ジミヘンサウンドと言えばファズフェイスとユニヴァイブ」と言われるほどに人気も高く有名です。
小さな工場で細々と作っていたもののためオリジナル機はかなり数が少なく、
今ではプレミアとなっています。
(20万円くらいかな)
オススメのユニヴァイブ系エフェクター
まぁそんな感じで、オリジナルを手にいれるのがかなりハードル高いユニヴァイブですが、
それでも人気とあれば復刻モデルが出てくるのは当然のお話です。
特にジミ・ヘンドリックスのサウンドを出したいと思っているギタリストはまだまだ多いため、
「ジミヘンやりたきゃこれでしょ!」
的な売り出し方をされています。
オススメモデルを紹介していくわけですが、
実はわたしがオリジナルのユニヴァイブを弾いたことがないので、
動画でオリジナルと聴きながら比較したのと、
あとは”今改めて純粋にエフェクターとしての良し悪し”
という観点で選びました。
早速紹介していきましょう!
MXR / M68 Uni-Vibe
逃げも隠れもしない、そのまんまの名前の製品がMXRからリリースされています。
現代ではこれをUni Vibeのど真ん中として語られているようですね。
オリジナルのUni VibeにはスライドスイッチでChorusとVibratoを切り替えられるようになっていましたが、
このMXRのUni-Vibeではスイッチを押すタイプになっています。
このVIBEスイッチを押してランプが光ってるときがVibratoモードです。
とりあえず迷ったらこのモデルでよいらしい!
MXR M68 Uni-Vibe
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Jim Dunlop / Uni Vibe
なんとユニヴァイブ使いの始祖、ジミ・ヘンドリックスさんがプリントされているモデルww
神様を踏みつけろというのですか???
中身は先に紹介したMXRのM68 Uni-Vibeと同じだということですが、
(現在MXRはジムダンロップ社がライセンスを持っているのだ。つまり、同じ会社がやってるようなもん)
聴き比べてみたら神モデル(なんだそれ)のUNIVIBEの方が波が深くてエグみがありますね。
歪みと合わせてヴィンテージなサウンドを出したいギタリストにとってはこちらのモデルの方がいいかもしれません!
TC Electronic / VIBE VISCOUS
続いてはデジタルエフェクターに定評のあるTC ElectronicからVIBE CISCOUS。
つまりこれはデジタルユニヴァイブです。
他のユニヴァイブにはあまりない、原音とエフェクト音の混ぜ具合を調節するVOLUMEノブがあるため、
ガッツリと揺らすだけでなく、元音とうまく混ぜて揺れ感と音の芯を両立することが出来ます!
また、TC Electronicのお家芸ともなったTONE PRINT機能では、USB経由で内部のセッティングをさらに細かく調整可能、
ステレオ入出力、
トゥルーバイパスとバッファードバイパスの選択も出来るなどなど、
高音質でありながらかかり具合も深くめちゃめちゃ使いやすいので、
なんなら今一番オススメなユニヴァイブかもしれません。
t.c.electronic Viscous Vibe
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ANIMALS PEDAL / CAR CRUSH
控えめな価格で魅力的なエフェクターを多数輩出しているANIMALS PEDALから、
相変わらずデザインの可愛いCar Crush Chorus/Vibe。
揺れの深さを調整するDEPTH、
揺れの速さを調整するRATEに加え、
CAR CRUSH独自の機能としてCOLORというノブがあります。
こちらはいわゆるトーンみたいなもので、
音の明るさが調整出来ます。
左に回して音を太くするか、右に回して抜けをよくするか、
アンサンブルの中で使いやすいユニヴァイブと言えます。
あ、もちろん本家のUni Vibeにはそんな便利なノブはついてないからね、
本物っぽさという点ではだんだん離れて行ってしまいますけどね!
まとめ:ユニヴァイブって変なの!
なんかね、やっぱり不思議なんですよ。
コーラスやフェイザーとも違う、
トレモロともヴィブラートともちょっと違う。
しかしユニヴァイブでしか表現出来ない独特の揺れがあります。
特にジミヘンフォロワーのギタリストには必須アイテムですね!
是非導入してみてください!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!