専門学校のプレイヤーコースギター専攻に入って2年目。
段々自分のやりたいことがわかってきました。
今日は作曲をやりたいという気持ちになることと、
シンセサイザーを買うというお話。
ギターもまあまあ順調
2年生になると、
1年生のときにやっていた基礎をもう少し発展させた授業が増えてきます。
思ったよりたくさんの奴らが辞めてしまってびっくりしたけど、
2年目も淡々とこなしていました。
そしてこのあたりで2つのことに気付きます。
- この学校で頑張ってても、それだけじゃプロになれない
- 自分が一番やりたいのはギターじゃないかもしれない
このままではプロにはなれない
実は初めからわかってはいたのですが、
専門学校、特に音楽の専門学校なんて、
ただいい子に出席してるだけでは卒業後になんの成果も結びません。
だからこそ外での活動などはそこそこにやってきたつもりです。
が、いつのまにバンド活動にも少し疲れてしまった自分がいて……
でも音楽をやるモチベーションが下がったわけではない。
中学生の頃から続けている打ち込みもまだ全然楽しんでいるし、
MTRを使った多重録音も少しずつ知識を身につけている。
いろんな曲を作って人に聴いてもらいたい……
あれ?
ギタリストになりたいんじゃないかもしれない
もしかしてなんだけれど、
ギター専攻の専門学校に入学して今更なんだけど、
自分はギタリストになりたいのではないかもしれない。
バンドをやりたくて……いや、それも違うかも、
音楽を作る人になりたくて、
となったらそれイコールでギタリストだろうと、
そう思っていただけかもしれない。
じゃあ……どうしたらいいんだろう。
アンサンブルの授業用の作曲
2年生になると、アンサンブルの授業でオリジナル曲を演奏しようという課題が出た。
このときは一応いくつかのバンドを掛け持ちしてたのでバンド数分の作曲をさせてもらった。
そして気づいた。
自分の曲が人前に披露されるのって気持ちいい!!
たしかに、高校生の頃やってたバンドのときも、
自分の曲をやることが一番面白かった。
人の曲がつまらないとか、割合の話とかじゃなくて、
演奏する悦び+自分の曲が人前に出る悦び
という全く違う2つの悦びがあって、
これに強引に数字をつけると
演奏する悦び:100
自分の曲が人前に出る悦び:500
くらいな気がしてきた。
演奏するだけでも100点満点で楽しいけれど、
それと全く違う要素の部分に、
もっと楽しいことがある気がした。
作曲コースが気になる
この学校には作曲コースというものもあり、DTMを学んでいる生徒たちもいた。
そして、自分にしてはなかなか勇気を出した。
ギター専攻の授業と被ってないいくつかの授業に参加させてもらった。
ここで、今まで自宅の電子ピアノで音楽を作っていた肯定を”打ち込み“と言い、
それは”MIDI“という規格の上で成り立っていることを知ります。
うちにある電子ピアノの固有機能かと思ったら、世界共通の規格があったのね!
こうして作曲の面白さ、打ち込みというものの可能性を知り、
その結果、当時使ってたギター(→Fernandes RAVELLE)よりも高いシンセを買うほどです。
TRITON extreme
それがこちら、KORGのTRITON Extreme!
あれから12経った今でも現役で毎日使ってます。
打ち込みだとかMIDIだとかを知ってから楽器屋さんに行くと、
もうギターよりもシンセサイザーの方が目を引いちゃって。
そしたらなんとも強力なシンセサイザーワークステーションがあるではないか!
しかもこのタイミングで限定カラーで発売されていたブラック、真空管は赤く光る!
決めた、これを買おう。
この時期は割とバイトを多めにしていましたが、
TRITON extremeを買うと決めてからしばらくは鬼バイト生活。
週8か週9か忘れたけど、
始発でバイトに行ってから学校行って放課後にまたバイトのコースだったり、
学校が午前中だけなら午後はバイトからのバイトのハシゴもした。
その甲斐あって、20数万円を持って楽器屋さんに行き、無事限定カラーのあるうちに購入出来ました!
つまりここから更にギターにではなく、作曲や音作りにと興味が移り変わっていくのでありました。
ってことで今回はここまで。
次のページは初めての舞台音楽制作です!