どうも、結局BOSSに戻ってしまう萩原悠です!

エフェクターと言えばBOSS

リバーブを探している方もやっぱりBOSSのラインナップが出てきますが、

そんなBOSSのリバーブシリーズの中でちょっと異色な存在、それが今日ここで紹介するTE-2Tera Echoです!

そのサウンド、使い方などをレビューしていきたいと思います!

TeraEcho 7

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BOSSのリバーブ



コンパクトエフェクターと言えばBOSS。

もはや世界のギタリストの常識と言ってもよいのではないでしょうか。

日本の電子楽器メーカーROLANDのエフェクター部門として立ち上げられたBOSS、

OD-1やDS-1などの歪みももちろん有名ですが、

実はリバーブを世界で初めてコンパクト化することに成功したのもBOSS

それがRV-2というエフェクターです。

そんなRVシリーズとは別ラインナップという扱いになるのがここで紹介するTE-2テラエコーなのです!


TE-2/Tera Echo


TeraEcho 1
こちらです!

テラエコー、BOSSのラインナップの中でちょっと異色な存在です。

どのように異色か……まぁ音を聴いてみましょ。

Tera Echoの公式動画





こちらがBOSSチャンネルのTera Echo動画です。

どうです、ちょっと普通のリバーブじゃないでしょ?

このTE-2が発売されたのは2013年。

ちょうどハードディスクとかで1テラバイトみたいなのが出て来た時期ですね。

細かい意味はないんだろうけれど、異次元クラスだぞってことで。

(そうなのかな?ww)

テラエコーはリバーブともディレイとも違う


TE-2 Tera Echoは一応リバーブのラインナップに含まれますが、

実際は普通のリバーブではなく、ディレイも混ざっているような、そんな感じのサウンドです。

しかもそのディレイも普通のやまびこではなく、なんかビョーーーーンってなってる。

なので、普通にナチュラルな残響を加えようってのはもしかしたら難しいのかもしれません。

テラエコーは、テラエコー以外のなにものにもなれないのです。


使い方


TeraEcho 4
まずはTera Echoの4つのノブの説明から。

  • E.LEVEL
  • TONE
  • FEEDBACK
  • S-TIME

E-LEVELはエフェクトレベル、これをあげていくことによってテラエコーの成分が聴こえるようになります。

TONEは残響の明るさです、左に絞ればこもった音に、右に開けていくにつれてキャンと明るい成分が目立って来ます。

FEEDBACKはリバーブ音の長さ、残響が消えるまでの長さです。左に回し切るとギャン!って感じで、

右に回していくとギャアアアアアンと伸びていきます。

そして最後にS-TIME、これがTera Echo感の調整ですね。

TeraEcho 5 2
ビョーンの長さを調整します。

ってことで、ひとつひとつ見ていくと割とシンプルですね!

Tera Echoはざっくり使うもの


異次元サウンドが出るため調整が難しそうだなという印象ですが、

わたし個人の見解としてはその真逆、

Tera Echoは、感覚でざっくり使うものです!

だって、どうやったってTera Echo感が強いし、

その中での細かい設定とかって出来ないんですよ。

例えばビョ〜ンの長さをS-TIMEで調整すると言いましたが、

S-TIMEをいじると同時にビョ〜ンのプリディレイも変わっちゃうんです。

つまりディレイタイムの調整がざっくりしか出来ないんです!

なので、細かいセッティングをしたいという方には向かないんです。

だったらBOSSのリバーブシリーズのRV-6とか、ディレイシリーズのDD-7とかにした方がいい!









TE-2はBOSSコンパクト100台目の意欲作


1977年にコンパクトペダル一号機OD-1オーバードライブを発表して以来エフェクターの、

エレキギターの、

ポピュラーミュージックの時代を作ってきたBOSSブランド。

そんなコンパクトシリーズの100台目がこの2013年リリースのTE-2なんです!!

BOSS独自のMDP(Multi-Dimensional Processing)技術を利用したエフェクターの先駆けとして登場し、

新しい100台の幕開けとも言えます。

現にこのMDP技術はこの後順次リリースされることになるXシリーズ(OD-1XとかDS-1Xとか)に応用され、

昔ながらのサウンドだけにとどまらない、新しい時代を切り開いていくブランドとしての中枢を担う技術となっています。


まとめ:Tera Echoは未来派空間エフェクター!


TeraEcho 3
もう一度だけ書かせていただきますが、

Tera Echoは普通のリバーブやディレイではありません。

よくあるリバーブペダルだと思って音を出すとびっくりしますw

それくらいの個性のある、今までにないアンビエントペダルです。

ちょっと使い方は難しいですが、いやいや、Tera Echoは難しいこと考えずにババンと使えばいいんです!

このペダルがあなたを宇宙に連れてってくれますよ!

是非使ってみてください!

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!