どうも、初めての競艇!萩原悠です!
以前からうっすらと興味だけあった競艇、ボートレースに行って来ました!
初心者なりに結構楽しめたので、そんなレポートを書きたいと思います!
中級者さん以上には笑われちゃうようなページになりますので、
自己責任で読み進めてくださいね!
競艇とは
そもそも競艇とは、モーターボートに乗ったプロ選手による競争、
及びその結果を予想して賭けるギャンブルです。
意外にもこの競技は1952年(昭和27年)に日本で誕生、
最近では韓国での開催はあるようですが、
その他の国では行われておらず、
日本独自の競技とも言えます。
競艇?ボートレース?
競艇とボートレースの違いって知ってますか?
わたしはよくわかってませんでした。
が、
同じだそうです!!
なんだ、日本語か英語かの違いか、と思ってたらそうでもないらしく、
2010年に競艇からBOAT RACE(ボートレース)に正式に改名されたそうです!
まぁ、籠球も庭球もバスケットボールとかテニスって言うものね。
それに伴い”競艇場”は”ボートレース場”に、
“競艇選手”は”ボートレーサー”に正式に変更だそうです。
ボートレース江戸川
今回行ってみたのは江戸川区にあるボートレース江戸川。
最寄りの駅はJR総武線各駅停車の平井駅です。
平井駅から無料送迎バス
バス停の位置も時刻表もなにも調べずにとりあえず平井駅に行ったわたしですが、
(なんなら無料であることも乗ってから知った。)
日頃の行いの良さも相まってまさにちょうどバスが出発するところ、
最後の1席に座ることが出来、スムーズに会場へ。
送迎バスは25人くらいがぎゅうぎゅうで乗る感じで(全員座り)、
皆さん新聞などを片手にレースの情報を睨んでいました。
そして乗車から13分、到着した。
どこから入るの
会場についたが、
ボートレースは水上競技だ。
こんなところでどうやってやんねん。
たしかボートレース江戸川は他とは変わっていて、
天然の川の一部をレースのフィールドとしているらしい。
ってことは?
この奥に川があるのかな。
で、この入場ゲートは自動改札だから、どこかでチケットを買う、もしくはレースに賭けた半券みたいのが必要なのかもしれない。
事前に調べたところ、1日に何度もレースがあるようなので特に焦らない。
まずはカメラ片手に適当にフラフラしよう……
と思ったら……
撮影許可証が必要
怒られたww
怒ってたという口調ではなかったのだけれど、
撮影には許可証が必要なんだよと。
だからインフォメーションに行けと。
やっべ、知らなかったー。
ん?
わたしも許可証もらえるもんなの?
もらえました。
割とすんなり、誓約書にサインとかをして、許可証No.1をいただきました。
これで堂々と撮影が出来るぜ。
人がたくさん!!
驚きました、こんなにもたくさんの人がいるなんて!
ボリュームゾーンは60代以上の方々で、
この日1日でわたしより若い人には誰一人遭遇しなかったと思います。
ディスプレイがたくさん
各レースの結果でしょうか、それとも出走前のデータでしょうか。
あちこちに大型ディスプレイがあって、
リプレイ動画が流れてたり、超細かい表に数字がふってあったりしています。
(みんなあの文字ちゃんと見えてるのかな……)
で、よくみたら、どうやらここボートレース江戸川以外のレースも見れるようになっています。
なるほど、他の会場のレースにも賭けれるのか……
ITの発展はこんなところでも莫大な利益を生み出していたのか。
だって、今まで遠方のレースの状況なんてリアルタイムに知る由もないし、
つまりは賭けられない、
つまりは儲けられないですもんね。
それが最速の表計算とリアルタイムの映像のやりとりにより可能になった。
これはひとつの会場にいけば全てのレースが楽しめるということで……
闇の深さを見たねwww
入場料は100円
知らなかったのですが警備員の方が教えてくれたのですが、会場に入るには100円必要でした。
あの自動改札は、チケットを入れるのではなく、直接100円玉を入れるところでした!
100円払わない外でも巨大ディスプレイもあるし賭けることもお金を受け取ることも出来るけれど、
実際のボートレースは見ることが出来ないようです。
結構外にも人いたけど、ここまで来て100円ケチるのかな、それともこっちにはこっちの楽しみ方があるのかな。
ってことで、わたしは中を見たかったので、迷わず100円を……
あ、100円玉がない、警備員の方が言うにはすぐ近くの喫茶店で両替してもらえとのこと。
申し訳ないなぁと思いながらも両替をお願いしたらそこのお姉さんが快く、超手際よく両替してくれました。
さて、中へ。
会場へ
うぉー!
思ったほど広くないw
あとから調べたけど、どこの会場もほぼ同じ規格で作られているらしい。
たしかにただの普通の川だ、
一応泳いでいけば会場のど真ん中に入れちゃうし、
対岸は普通の河川敷だ。
そしてその抜けに見えるのは、東京の新しい電波塔。
そう、東京スカイツリーです。
初めてのボートレース
1日にレースは10回くらい行われているわけだから、
そんなに焦る必要はない、まずは見てみよう。
どうやらもうすぐ始まるらしいので客席で待った。
すると、どこからともなく6隻のボートが出て来た。
まずは1隻ずつ並んでコースをグルりと一周する。
おぉぉぉ、結構波が立つんですね。
会場のスピーカーからは解説の人の淡々とした声が聞こえる。
そして、
スタートです
おおお?
なんかヌルッと始まったよ!
もっとこういうのって緊迫感たっぷりな演出がされるのかと思ったけど、
いつのまに始まった!
レース後に調べたら、
“ボートレースはスタート前にボートを平等に水上で配置するのが難しい。そのため、スタートラインを時計の0秒から1秒の間に必ず通過すること”
というルールらしい。(初心者にわかりやすいようにフライングルールを端折った説明です。)
こういうシステムだからスタートの瞬間ってのが素人には全くわからなかったんですね。
面白い世界だなぁ。
淡々とした解説でヌルリとゴール
レースは1周600メートルの会場を3周して順位を争います。
最初はそれも知らなかったので、
淡々とした解説の声を聞きながらヌルリとレースが終わりました。
お客さんもそんなに大声出して応援するとかじゃないんですね。
もっとうるさいもんだと思ってたけど、ちょっと拍子抜け。
と思ったら、見れました。
「これを見てみたかった!」というのがあるんです。
地面に散らばるチケット
ギャンブルレースのイメージってこれなんですwww
「ちくしょう!」
って言いながら破り捨てられる券。
やはりありました。
面白いとか言ったらこの券を買うのにお金払った人に失礼だけれど、
社会科見学に来てるわたしにとっては全てが新鮮です。
そして、これを資料にしようと決めてたんです。
みんながどうやってかけてるのか、いくらくらいかけてるのか。
このあと1試合だけ自分も賭けてみようと思ってたから。
グルメ!
うまーーーー!!
自分がレースに賭けるのはもうちょっと後にして、
せっかくだからなんかご飯も食べたい!
ってことで、串カツ130円とアジフライ170円、コーラ130円。
これを持って会場の客席へ。
なんかとってもお祭りみたいでいい気分。
しかも賭け事にハラハラもギスギスもイライラもしてない、天気のいい日に外で串カツとアジフライ食ってまーす。
最高かよ。
TVの取材班到来
実は串カツ買って会場に向かう途中、
TVの取材班が目の前を横切りました。
芸能人の方が多分3名、カメラ3台ガンマイク2本、そしてスタッフさんぞろぞろ。
わたしが座ろうと思ってたあたりをまんまと取られてしまった……
じゃあまたさっきと同じ方まで行こっと。
うっかりカメラに写りこむのとか勘弁だし……
と思ったけどちょっと待った!
やっぱり近くにいよう。
反応を見るために。
他のお客さんはみんな静かだからレースを見ながら何を考えているのかわからない。
だから、楽しみどころがイマイチ伝わってこないのだ。
タレントさんだったらテレビ向けにオーバーリアクションを取ってくれるはず、
そう思って、彼らの声の聞こえる位置に陣取りました。
目だけはボートを追って、耳は全て後方のタレントの声を盗み聞き……。
そしたらなるほど、ちょっとわかってきた……
楽しみ方はそこなのか。
ちなみに彼らは本当に1レースだけ見て帰って行きました。
賭けてみよう!
次の試合、自分も賭けてみよう。
さっきのタレントさんが唯一大声をあげたところ、それは最初のコーナー。
むしろそこ以外はほとんど声も発さず。
なるほど、第一コーナーが勝負なんだ。
終盤での競り合いなどはほとんどない、あそこを最初に曲がれなかったらもう勝ち目はないんだ。
あれ…………つまりインコース有利じゃない?
インコース……1番とか2番とか?
そう思ってさっき地面に散らばっていたチケットを見てみた。
たしかに、番号が小さい選手に賭けている人が多い気がする。
まぁ地面に落ちてる時点で負けているのだが。
ただ、きっと競艇は圧倒的に強い人がいるというより、
毎回こんな感じで接戦なのではないかと思う。
そのなかでもインコース側がちょっと有利だと。
そしたら、そこにかけてみればいいんだ。
みんないくら賭けてるの?
これも相場がわからなかったので、足元チケットたちからヒントを得た。
そしたら、チケットによって本当にまちまち。
100円のもあれば、30000円のもある。
この紙切れ30,000円!!?
たまたま拾った数枚の中にそんなのが普通にある感じなんだ。
でも自分は別に儲けたいわけじゃなくて賭けてみたいわけだから、100円でいいや。
1口100円、それを複数口賭けてみよう。
買い方
お金のやり取りなどは全てデジタル、ATM状態であった。
100枚まで同時に入れられるって……
入れねぇよ!!
最初財布だけ持ってそこに行ったら投票カードを入れてくれと言われて、
なるほど、誰に賭けるかはこの端末で操作するんじゃないんだ。
これでした。
どうやって書くのかもわからないので、ここでも周りの人のを覗き見る。
賭け方はにデカデカと掲載してあるのを見てルールを覚えた。
2連複と拡大2連複これでいってみよう。
そして買った。
1番2番が順番関係なくどっちかが1着でどっちかが2着になる気がする、
これが下段の2連複。
最上段は1番と3番の両方が1着2着3着のどこかに入るであろう、
上から二段目は 1番と4番が1着2着3着のどこかに入るであろう、
という予想。
この3口に全て100円ずつ、合計300円を投入した人生初のマイギャンブルカード。
さぁ、
レース場に行こうか。
レース前のBGMが変わる
レース前、いわゆるライブイベントで言う開場時BGM、
これが散々流れてるのですが、
5分前に一度、3分前にもう一度、そして1分前に更にもう一度、
テンポが上がってくんですね。
これがなかなか熱い。
急かされますよね。
もちろん音楽家のわたし、3レース目ともなるとテンポだけで今が何分前なのかわかるようになりました。
運命のレースが始まる
わたしの大金300円を賭けた運命のレースがいよいよ始まります。
ちなみに、普通は賭けるときにはどの選手が最近調子どうで、
機体のコンディション情報、直前に走らせたときのタイム、
この人は何コースからが得意で、
むしろここの会場は得意だとか不得意だとか、
そんな色んな情報を見ながら必死に考えるのですが、
わたしは知ったこっちゃない。
インコースだ!
1番2番が1着2着であれば最高、
1番のほかに3番や4番が頑張ってくれたらそれでもよし。
完璧なのは
1ー2ー3
2ー1ー3
1ー2ー4
2ー1ー4
のどれかの順位で終わること。
そんな運命のレースもやはりヌルりと始まり、
そしてすぐに第一コーナーを抜けた。
あれ、2−1じゃね?
レースはそのまま、
2−1−5でフィニッシュ。
当たった!!
当たりましたwww
絶対インコース主義の賭け方で、
まんまと当たりましたwww
まぁ2連複なんて適当にランダムで選んでも的中率は1/15なのでそんな大したことないとも言えますが、
でも当たりは当たりです。
すごーい!
ゴールした瞬間拍手しそうになりました。
けど誰もしないので、いやむしろここで拍手でもしようもんなら周りの人にぶん殴られそうなのでやめておきました。
え、じゃあこれわたし、お金もらえるんですか?
やったー!
初めての賞金
また発券機のある方へ戻って、
いざこいつを投入します。
え〜いくらになるんですか?
わたしの300円が、いくらになるんですか?
160円です!!
おーそうかぁ、なるほど!ww
ありがとうございますwwww
拡大2連複の方に1−3と1−4の流れで1−5ってのにも100円かけてれば黒字になったようですが、
そこはまぁ別にいっか!
こうしてわたしは初めての賞金160円を手にしたのでした。
賞金を贅沢に使ってみたらし団子
せっかくなので勝利の余韻に浸るために、みたらし団子120円食べました。
久々に団子食べたわ、美味しい。
快晴の空の下、勝利の風に吹かれながら食べるお団子美味しいです!
(今一度書いておきますが、300円払って160円返金なので、赤字です。)
牛すじ煮込みまでも
そういえば、わたしこの日朝から何も食べずに会場に来ちゃったので、
今のところアジフライと串カツとみたらし団子した食べずに13時過ぎ。
もうちょっと何か食べてもいいかなぁ〜せっかくだし。
ってことで、牛すじ煮込み400円をチョイス。
ピリ辛でめっちゃ美味い!
「タマゴを切らしちゃったからお肉多めに入れといた」
と言われたけど、タマゴのマイルドさがない分普通より辛いのかな。
いやでも美味しい、食べておいてよかった!
もう賭けないので、会場内をウロウロ
一度レースに参加できたのでもういいやってことでフラフラと歩いてて、
最初から気になってた懐かしいものの写真撮ってきました。
映画看板
懐かしい〜!
みなさんもこの絵のタッチ懐かしいですか?
これね、わたしの生まれ育った地元には町中にあったんですよ。
ホラ、青梅って書いてある。
青梅生まれ青梅育ちのわたし、ノスタルジックな気持ち〜!
とても良きでした。
予想屋さんがいる
これが驚きでした。
チケット発券機の近くに、予想屋さんがいる。
これは相談していいってことなのかな。
あとから調べたら、その人の予想を100円で買うそうな。
だからわたしが聞き耳立てたり写真撮ったりしたら睨んで来たんですね。
すみません、あなたの意見発言が商品だったとは思いも寄らず、失礼なことをしましたm(._.)m
結構数多くいらっしゃって、
いつも誰かが来て話をしてる人、
ひとりでブツブツ言ってる人(「あいつぁ若ぇのにじじくせぇ!」とか言ってた)、
あれは会場や協会に雇われているのでしょうか、
それとも昔ながらのなんとなくのしきたりみたいのなのでしょうか。
またひとつ面白い文化だなと思いました。
ゆっくり座って食べれるところもある
今回はお祭り食いみたいな感じであれこれ飲み食いしましたが、
ちゃんと食堂みたいなところもあります。
1日通して12レースを見ていく人にはこういう場所も必要ですね。
カレーとかも美味しそうでしたが、今日は天気がよかったからさ、
外に持っていけるものだけでお腹を満たしました。
カメラ
あそこから撮ってたんですね、
たしかに、他の会場の映像がディスプレイに映し出されてるのを見て、
随分高いところから撮ってるなぁと思ったんでした。
ところで空が綺麗ですね。
帰ります
さて、一通り楽しみましたので、名残惜しくも帰路につきます。
ゲートを出る際、警備員さんがなにか配ってました。
誰ももらってないけれど、せっかくだからもらってみよう。
再入場券でした。
なるほどね、
たしかに、さっき使われてなさそうな再入場券発券機があって、
再入場はできなくなったのかと思ってたけど、
手配りになったんですね。
帰りもバスで
わたし歩くの好きだし、
周りがどうなってるのかとかも見たかったし、
どうしようかなぁと思ってたら、目の前に平井駅行きの送迎バスが来ました。
あ、乗りますwww
わーい行きも帰りもタイミング良い!
これに乗り、15分かけて平井駅に到着、いつもの日常に戻りました。
楽しかった!
初めてのボートレース、とても楽しかったです!
今まで知らなかった世界を覗き見ることができました。
ギャンブルだけども、意外と小銭だけで遊べるし、
きっとルールとかわかって来て選手とかもわかって来たら賭けなくても面白い。
実際わたし、
今回5レースほど見て、
入場料100円
掛け金300円
串カツ130円
アジフライ170円
コーラ130円
みたらし団子120円
牛すじ煮込み400円
合計1350円、
160円返って来たので1190円の出費ですか。
(電車賃は除く)
それにしちゃめっちゃ楽しかったな!
ていうか出費のほとんどが食費wwwww
そういえばお茶なら無料でしたよ。
天気がいい日はまたご飯食べに来てもいいかなと思えた、
そんな初めてのボートレースでした。
是非みなさんも、ふらりと遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!