どうも、オーディオインターフェイスは散々調べた萩原悠です!
やはりDTMやる上で最重要と言ってもいいですからね!
今日はですね、ちょっと前にでたUNIVERSAL AUDIOのArrowという新しいオーディオインターフェイスについてです!
こちら、ギターや歌をメインとしたソロアーティストさんや、
バンドのギタリストさんの自宅スタジオにおすすめです!
UNIVERSAL AUDIOのオーディオインターフェイスと言えば!
今回紹介するArrowは今までのシリーズとはまた別モノとしてのラインナップのようですが、
UNIVERSAL AUDIOの“今までのシリーズ”と言えば、
やっぱりApolloですよね。
特に卓上サイズで高音質なAPOLLO TWINは、
機能や入出力端子の数の割に高額だけど優秀なDSPエフェクトをバンドルしてることもあり、
音質に拘る多くのDTMerに愛用されています。
Arrow
そんで今回新しくリリースされたArrowという製品ですが、
UNIVERSAL AUDIO製品にしては安いんです!
6〜7万円くらいで買える!
あれwww
STEINBERGのUR(→コチラでレビュー)や
RolandのRubix→コチラでレビュー)に比べたら全然高いっすねww
オーディオインターフェイスArrowの特徴
(おしゃれなPV)
ってことで、UNIVERAL AUDIO / Arrowの特徴を見ていきましょう。
Thunderbolt3.0接続
ついに出た!
各社が作りあぐねていたサンダーボルト3.0規格でのオーディオインターフェイスです!
USBの最新Ver.(3.0)を遥かに凌ぐ転送速度を誇るサンダーボルト3.0、
これはオーディオインターフェイスの性能、音質や安定性に多大な影響を及ぼします。
昨今はオーディオファイルのサイズも大きくなってきて、
DAWソフト上に立ち上げるプラグインもどんどん膨大になっていっているので、
このThunderbolt3.0での接続は今までよりもさらにストレスの少ない制作が可能でしょう。
今のところUNIVERSAL AUDIOの上位インターフェイスApolloシリーズもサンダーボルトには対応してないため、
弟分が時代を先取りした形になりました。
ちなみに、代理店であるHookupさんが言うには、
Thunderbolt3に対応してないUSB-typeCポート(全く同じ形!)のMacとかでは動作しないそうです。
これに関して結構代理店側も神経質になってるらしく……つまりそれだけクレームが多いんだろうなぁ。
バスパワー
AllowはThunderboltバスパワーで駆動します。
つまり、別途電源ケーブルを接続する必要がないんですね。
USBの時代からバスパワーというのは存在してたのに、
本体の消費電力や、安定性をどれだけ重視するかなどでバスパワーに対応してる製品と対応してない製品がありました。
バスパワーだと動作が安定しないだの言われてきたこともありますが、
しかしAllowはサンダーボルト3.0ですから!
サンダーボルト3.0という規格、その電源許容量あってようやく実現したことです。
そこにいち早く食らいついたUNIVERSAL AUDIOさんさすが!
Mac/Win 両方対応
ウィンドウズユーザーの皆さんお待たせしました!
MacでもWindowsでもどちらでも完璧な動作が保証されました!
以前はMacだけだったんですよね。
ドライバーの関係でWindowsでの動作が保証されてませんでした。
が!
がんばってくれたんでしょうね、WindowsユーザーでもApollo製品が使える日が来ました!
2in 4out
Allowはインプット2系統のアウトプット4系統という2in4out仕様とのことです。
でもどう見ても2in2outにしか見えない…
と思ったら、どうやらヘッドフォンアウトが独立して使えるみたいです。
つまり、普通のアンバランスアウトのLRの他に、ヘッドフォンからはまったく違う音を出力出来るということです。
これは同期演奏する際などにも最適!
メインアウトからは普通に聴かせたいオケだけ流して、ヘッドフォンアウトからはオケ+クリックを流しましょう。
ちなみに、ギターを直接挿すならHi-Z設定になっている前面のインプットを使いましょう!
UAD プラグイン
これがUNIVERSAL AUDIO製品を使う上での大きなメリットのひとつでしょう。
プロクオリティのプラグインエフェクトがついてきます!
その数14種類!!
ボーカルRECなどに即戦力となるエフェクトたち、CUPSULEやPerfumeで有名な中田ヤスタカさんはこれだけでレコーディングしたとか。
UNIVERSAL AUDIO製品を使おうって時点で音質に敏感な方でしょう。
そしたら是非このプラグインを使ってみてください!
知人の作曲家はこのENGLのアンプシュミレーターをずっと使っているらしい!
DAWに負荷を掛けることなくエフェクトをかけられるので、慣れると結構使い勝手いいですよ!
プリアンプ結構いい
インプット部分のプリアンプ、結構いいのを積んでいるようです。
自分は実はちょっとマイクやギターを突っ込んでみたくらいなのですが、
やっぱりエントリークラスのオーディオインターフェイスとは全然違う、
音の近さと太さがありました。
UNIVERSAL AUDIO製品はA/D,D/Aコンバーターがいいってのももっぱらの噂ですよね!
多分それも関係してると思います!
結構丈夫
この辺はさすがです。
卓上モデルでありながら外に持ち出すことも想定されているのでしょうか。
めちゃめちゃ丈夫なボディである上つまみも極端に少ないので、
破損するような部分がないというのもポイントです。
安い
ここまで見てきたらこの”安い”ってのがわかってもらえるかなと思います。
正直、結構いいぜ!
apollo twinほどの音質ではない
APOLLO TWIN MKII QUAD
→サウンドハウス ¥148,000-
→サウンドハウス ¥148,000-
はじめに話が戻りますが、”UNIVERSAL AUDIOと言えば”のインターフェイス、APOLLO TWIN。
ARROWはそのAPOLLO TWINに匹敵する音質とは言えないそうです。
これも代理店の方から教えていただいたのですが、
使ってるパーツのひとつひとつに明確な違いがあるそうな。
割とそれ故の金額設定だそうです。
まぁ、アナログインプットが2つしかないのに15万円もするオーディオインターフェイスが珍しいんですけどねww
Arrowは小編成だけど本格的に作りたい人向け
さて、いかがだったでしょうか。
ArorowはUNIVERSAL AUDIOクオリティの音質、そしてプラグインエフェクトが手頃な価格で手にはいるいいオーディオインターフェイスです。
インプットの数が少ないので、ドラムを録音する可能性がある方はこれでは全然足りず、
宅録でも複数のシンセやプリアンプなどからインプットを繋ぎっぱなしにする使い方も出来ません。
しかし、逆に言えばそこまでする必要はない、けれどちょっといい音で制作をしたい、
そんな方にはピッタリです!
例えば自宅ではマイク1本で歌の録音しかしないだとか、
ギターの録音以外は全部打ち込みだって方。
ARROWで今までよりワンランク上の作品を作ってみませんか?
是非使ってみてください。
ってことで今日はこのへんで。