どうも、歪みエフェクターだけはそれなりに持ってます、萩原悠です!

やっぱり歪みはエレキギターのサウンドメイクの要ですからね!」

自分はあまりライブの仕事は多くありませんが、レコーディング関係はちょこちょこ頂きます。

今やアンプシュミレーターが主流の時代ですが、やはり歪みだけはこだわりたい!

ってことで、今日はMXRの歪みエフェクター、MC402 Boost OverDriveのレビューです!

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MC402 Boost Overdrive

MC402 1
これです!

歪み系コンパクトエフェクターでありながらフットスイッチが二つありますね!

これがMC402の最大の特徴だと思います!

右側がオーバードライブ左側がクリーンブースターとなっていて、

完全に独立した2つの機能が1つの筐体に入ってると言えばわかりやすいでしょう。

ちょっとそれぞれ焦点を当ててお話しましょうか。


MC402のオーバードライブ

MC402 5
右側のフットスイッチ、そしてその上にある3つのノブがオーバードライブセクションです。

とにかく音が太くなります!

存在感がドンと増す感じ。

気をつけないと図体がデカくなりすぎちゃうので注意!

歪みの量はそこまで多いわけではないのでガッツリと歪ませたいという方には物足りませんが、

アンプでちょっと歪ませてそこに加えていく感じでMC402の歪みを乗せるのがいいんじゃないかなと思います!

マーシャル系やフェンダー系アンプとの相性が抜群ですね!

MC402のクリーンブースター

MC402 4 本体左側のノブはクリーンブースターです。

これがね、とてもいい!

本来ブースターって音量を増しながらも歪みが増えたり帯域バランスが変わったりするのが一般的ですが、

クリーンブースターってのはその名前の通り、歪ませることなくブースト(音量アップ)させるという機能ですね。

結構便利なんですよ、リードパートを弾くときに純粋に音量だけ上げたいってときもあるでしょ?

そんなときはこっちのフットスイッチをオンすると、ノブで決めた分だけ音量がサッと上がります!

別途ブースターを用意する必要がなくなるし、かなり素直にブーストされるので使い勝手がとてもよいです!

MC402 Boost Overdriveの使い道と使い方


割と便利なペダルだと思います!

さすがMXRです!

おすすめセッティング


MC402 3
わたしなりのおすすめセッティングはこの写真の通りです。

で、ギターはストラト、アンプはマーシャルですね。

というのも、いかんせんこのMC402を通すと音が太くなってくれるので、

レスポールだと音が太くなりすぎちゃうんですよねww

マホガニーとの相性かな、アルダー材やバスウッド材のハムバッカーギターとの組み合わせは悪くないです!

また、アンプはマーシャルがいいですね!

ジャズコーラスだとすごく中途半端というか、音の塊がボッテリと重たく出てきてしまう感じになりました。

その点マーシャルの方が低音もすっきりですね!

使いやすい!


歪みの量は少ないけどなかなか荒い音


既に数回書いてますが、歪みの量は大したことないです!

なので、これ一台でガッツリとドライブさせようと思うのなかなか厳しい。

しかし歪みのキャラクターは意外とアウトローです!

TS系のようにアンプのクセを活かした歪みというより、

そこに確かな個性を注入してくる面白い奴です。

なんならちょっとファズっぽい?

ジャリジャリとした歪み方をします。

何度も言うように、ファズと言って思い浮かべるほど歪みの量は深くありません。

しかしこの粒の荒い感じ、トーンを上げていったときのジャリジャリ感、トーンを絞ったときのブーミー感。

優等生になりすぎない辺りにエレキギターの面白みが詰まってる感じ!

MC402の真骨頂クリーンブースター


このエフェクターを手に取る人のほとんどがこのブースター目当てでしょう。

めちゃめちゃいいですからね!

もともとMC401という、このブースター部分だけのエフェクターがありますが、

おそらくそれと同じものが入ってるのかな、非常に優秀です。





しかもこのブースターが歪みより後段に入ってるってのがいいんですね。

例えば大ヒットエフェクトペダルのFull Drive2

MC402 11
あれにもブーストスイッチがありますが、あれは歪みの前でブーストしてます。

なので歪み具合が変わるだけで音量はほとんど変わらないんです!

となると、クリーンブースターとしては全く使えないわけです、ややこしいですね。

MC402はどれだけ歪ませたかに関係なく、その後でブースターが効くので、純粋なボリュームコントロールに役に立ちます!

ただ、アンプで歪ませちゃったら一緒ですからご注意www


電池&アダプタ駆動(9Vor18V)

MC402 8
電池を入れるのは本体の裏面、プラスチックカバーを外すと……

中の基盤が見え放題になりますwww

MC402 9
電池をどこに収めるかと言うと……

外したプラスチックカバーの裏です。

MC402 10
なので、カバーを外すときはちょっと気をつけてくださいね。

電池入れたまま勢いよく外すと線を切っちゃう可能性もなくはない!

ちなみにアダプターは普通に9Vで動かせますが、

18Vにも対応していて、18Vで使った方が若干音がふくよかになったかも?

是非用意できるなら18V電源で駆動してみてください!

ちなみにエフェクターボードの中でこの1つだけ18vにしたいなんて面倒くさい。

そんなときは、こんな便利なパワーサプライもあるのだよ!


【VOCU】パワーサプライのおすすめBaby Power Plant type-C

いつもお世話になってます!

まとめ:MXR Boost Overdrive使いやすい!







ちょっとしたセッションにはもうこれひとつで十分ですよね!

サウンドハウスなら15,000円です!

他の楽器店で正規品を買っても20,000円を切る、まぁそこまで高くないエフェクターなので、

良質なブースター込みでと思えば一生手元(足元?)に置いておける1台だと思います!

エフェクターをあまり持ってない人、逆に少なくしたい人、是非使ってみてください!

ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!