どうも、ディストーション好きの萩原悠です!
お恥ずかしながら知らなかった、FRIEDMANのBE-ODというディストーションペダルの存在を。
突き抜ける明るさとピックに吸い付くようなスピード感。
ディストーションエフェクターとしてひとつの完成形なんじゃないかと思います。
ってことでレビューしていきましょう!
FRIEDMANのBE-OD!!
名前はODだけど、どう聴いてもハイゲインディストーションだぞおお!!
FRIEDMAN
そもそもFRIEDMANとは、
マーシャルアンプの派生、改造から始まり、
世界中のトッププロのアンプのメンテナンスを請け負っている
デイブ・フリードマン氏が立ち上げたアンプメーカーで、
特にその歪みサウンドには定評があります。
エフェクターのラインナップは多くはありませんが、
FRIEDMANアンプのエッセンスを継ぎとても評判が高いです。
そんな中でも一番人気のモデルが今回紹介するBE-ODなのです!
BE-OD
コチラです!
まぁディストーションペダルとしては安くはないですねww
どんなもんか、動画で確認してみましょう。
ハイゲインですねwww
そしてローノイズですね!!
マーシャル系のサウンド、しかもかなり深く歪むモデルでこれだけノイズが少ないのはすごい!
BE-ODの使い方
ディストーションペダルにしてはちょっとつまみ多めなBE-OD。
左上から順番に
- Bass
- Treble
- Pres
- Vol
- Gain
- Tight
です。
まぁツボを押さえてしまえば簡単!
まず左側4つは簡単ですよね、
下段に音量と歪み量。
基本的にGAINは12時くらいでピークを迎え、それ以降はコンプ感が変わる印象。
上段はBass(低音)とTreble(高音)それぞれのイコライザーです。
真ん中がフラットな状態からのブースト/カットスタイルですね。
次に、Trebleの隣にあるのがPres。
プレゼンスのことでしょうね、Trebleよりも更に上の帯域を強調する、つまりはこれもイコライザーです。
マーシャルアンプなどには搭載されているのでおなじみですね。
基本的にあまり上げなくてもいいはずですが、
このPresを上げていくことにより音が上に抜けていく感じがして、晴れやかなサウンドになります。
ちょっと弦が新しくなったみたいになりますね。
(とは言え13時くらいが限界かなぁ、上げすぎるとそこだけ耳に痛いorハウる)
そして最後、BE-ODの特徴であるTightのノブ。
実に……タイトになりますww
具体的には、低音がちょっとスッキリしてますね。
これはBassを絞るのとは明らかに違う、
低音域の音量ではなく広がりが抑えられている感じ。
ハイゲイン系の歪みはどうしても低音がボワボワに暴れちゃう感じがあってスピード感のあるリフは弾きにくくなってしまうのですが、
このTightをあげることによって低音域の迫力は損なわずに引き締まった音になります。
逆に古めのロックをルーズ&ダーティーに弾きたいときはTightを下げめにすることによってけだるさを表現出来ます。
始めはBassとの兼ね合いがどうしても難しいかもしれませんが、
じっくり研究してみてほしいです!
9V,18V駆動
ヌカった!
18V駆動出来ることを後から知りましたorz
やはりレンジが広くなってより開放的な音になるようです。
しかし、BE-ODはこの密度がぎゅっと詰まった音が魅力でもあるので、
9Vのままでも十分な実力を発揮してくれてます!
内部トリマー
BE-ODは裏蓋を開けると内部に小さなトリマーが入っていて、
こちらをいじると歪みの量が変わります。
でも……実際必要ないなぁ……。
BE-ODをデフォルトよりも歪ませたいなんてことほぼないだろうし。
あえて使うならちょっとゲインを下げるかなぁ。
でも全く触らなくてもBE-ODは堪能出来ます。
まとめ:最高のマーシャル系
実に気持ちいい!
マーシャルハイゲイン系ディストーションペダルのひとつ完成形と言えるでしょう。
コンプレッション感が気持ちいいのと、
ピッキングへの反応速度がものすごい。
シャっと弾いたらピッと鳴る!(なんだそれw)
鋭く抜ける音です。
ドンシャリめにしてバッキングを刻むもよし、
BassとTrebleを下げることにより相対的なミドルブースト状態にしてリードを弾くもよし。
このコンプ感のために、ぶっちゃけアンプライクかと言われるとそうでもないかもしれませんが、
わたしはそんなところも好き!
是非どんどんファンが増えていけばいいなぁと、推しの一台です。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
FRIEDMAN BE-OD
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