どうも、マーシャル好きの萩原悠です!
2019年、マーシャルからこれまた使い勝手の良さそうな中型アンプがリリースされます!
ここで紹介するのは
Marshall Studio Vintage!!
ヘッドタイプのSV20HとコンボタイプのSV20Cです!
1959タイプのマーシャルサウンドがお好きな方は要チェック!
マーシャルとは
そもそもマーシャル(Marshall)とは、
イギリスのマーシャルアンプリフィケイション社の老舗ギターアンプブランドです。
後発の多くのアンプがこのマーシャルから派生して作られたと言えるくらいに大定番ブランドで、
特に「歪んだ音と言えばマーシャル!!」とまで言われるディストーションサウンドの良さには定評があります。
最近では自宅用の小さいマーシャルアンプもあるため、プロアマ問わずにみんなが大好きなアンプです。
Marshall Studioシリーズ
この度Marshallブランドでは、新しくStudio(スタジオ)シリーズというラインナップが始まりました!
Studioシリーズとは、歴代マーシャルアンプの中でも圧倒的な人気を誇る往年の名機の操作性とサウンドを忠実に継承し、
現代のニーズに適した20ワットクラスに小型化したシリーズで、
全てが真空管入りで、しかもイギリス製です!
先日発売となった輸入ブランドMarshallのSTUDIOシリーズですが、100Wモデルと比べるとサイズはこのようにコンパクト!
— Yamaha Guitar Japan (@yamahaguitar_jp) 2019年3月7日
欲しいなぁ。。。 pic.twitter.com/9saPI81yfL
ちなみに、出力を5ワットに切り替えることも出来るので、自宅練習でも本物のサウンドを堪能出来るというわけです。
このリリースに合わせて、既に販売されているMini Jubileeも
“Studioシリーズ Studio Jubilee”
という括りに変更されるそうです!
Studio Vintage
Studio Vintageは、
1959ビンテージマーシャルアンプをコンパクトにサイズダウンしたモデルです。
個人的には”ボグボグした中音域“ってイメージなんだけど伝わる方いますか?笑
JCM800とかが出てきてマーシャルはもっと引き締まったサウンドを出すようになるのだけれど、
1959モデルってのはディストーションサウンド全盛期よりもっと前の音色で、
オールドロックを奏でるのにピッタリな乾いたサウンドが特徴です。
とは言え本家の1959よりも深い歪みが出せます。
この辺は現代的な使い方を考えられてますね!
インプットはハイトレブルとノーマルが2つずつある往年のマーシャルスタイルなので、
たすき掛け(ケーブルリンク)の接続ももちろん可能です!
出力は最大20ワットで、パワーリダクション機能を使い5ワットまで落とし込むことが可能。
これが他社のアッテネーターと違って、本当に音色を変えずに音量だけを変えることにこだわったポイントだそうです!
出力端子の充実
まぁ今となっては当たり前なのかもしれませんが、
SV20は背面にちゃんとエフェクトのセンドリターンがあって、しかもD.I.アウトもついています!
いいですね〜D.I.アウトからオーディオインターフェイスに繋いで、本物のマーシャルサウンドでレコーディングするとか最高じゃないですか!
このサイズでできるんですよ?
助かるわぁ。
Studio VintageではSV20Hというヘッドタイプ、
SV20Cというコンボタイプの2種類のラインナップ、
そしてSV112とSV212というキャビネットも同時に展開されます!
SV20H
こちらがヘッドタイプ。
あとはお持ちの好きなキャビネットにつなげばヴィンテージマーシャルサウンドの出来上がりです!
サイズは 高さ240mm 横幅500mm 奥行き230mm とコンパクト!
通常のマーシャルのヘッドはだいたい横幅が750mmくらいあるので、ちょうど2/3になってますね。
重量は9.25kgとのことです。
数字で見ると意外と重く見えますが、これも通常サイズのマーシャルヘッドは20kgオーバーなので、
そう思うとかなり軽いんだ!
SV20C
こちらがヘッドとキャビが一体となったコンボタイプ。
もちろんパネル部分はSV20Hと全く同じなので、出来ることは同じです。
サイズは高さ460mm 横幅500mm 奥行き245mmです。
ちなみに、比較対象として、RolandのJC120は高さ622mm 横幅760mm 奥行き280mmです。
(まぁあちらとは全然出力が違うけれど、ギタリストはコンボアンプって言ったらジャズコが一番サイズ感わかりやすいかなと思って!)
SV112
主にSV20Hと併用することを目的として作られたスピーカーキャビネットで、
60年代のロックンロールサウンドの定番となった1959SLPの真空管サウンドをコンパクトなサイズで再現!
入力は16Ωが1系統で、12″のスピーカーが1発となっています。
SV212
こちらはSV112より一回り大きく、中央付近からスラントされているマーシャルらしい佇まいのキャビネットです。
マーシャルの大定番キャビネット1960Aとサイズを比べると
型番 | 高さ | 横幅 | 奥行き | 重量 |
---|---|---|---|---|
1960 | 830mm | 760mm | 360mm | 36kg |
SV212 | 750mm | 530mm | 310mm | 23kg |
こんな感じで、ひとまわり小さいことがわかります。
動画で見るとなんか……すごく可愛い!
フルサイズのマーシャルは必要ないけれど、
でもやっぱりヘッドとキャビのセパレートのこのルックスこそがマーシャルだよなぁという方には最適のサイズ感ですね!
まとめ:Studio Vintageは100ワットまでは不要だという現場でおすすめ!
さていかがだったでしょうか。
マーシャルアンプはもうギタリストみんなが好きな憧れですから、
無理してでもマーシャルが欲しい、
そんな方も多かったでしょう。
そこへ登場したのがMarshall Studioシリーズ!
特にこのVintageシリーズは昔ながらのロックンロールサウンドの再現に長けているため、
ドンズバな世代の方も多いのでは?
しかもコンパクトなサイズで登場ってわけなんで、
たとえば自宅でも使えるし(ちょっと奮発価格だけど)、
ちょっとしたセッションバーとかにも導入出来ますよね!
また、予算の限られている大学のサークルなんかにもおすすめです。
なんせルックスはまんまMarshallなんですから!
マーシャル本家が時代に合わせてこういう新製品を作ってくれるのはとてもありがたいですね。
是非そのあたり、あやかっていきましょうwww
ってことで今日はこのへんで。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!