どうも、チューニングにはちょっとうるさい萩原悠です!
ギターやベースって意外とすぐにチューニングが狂うもので、
もうしょうがないと言えばしょうがないし、そんなにしょっちゅうチューニングするのも正直面倒だ。
でもそれじゃ音楽が成り立たない、やっぱりチューニングは合ってるべき!
ってときに、クリップチューナーはとても便利!
今日はそんなクリップチューナーの中でもコスパ的に一番おすすめの、
KORG PitchCrow-G/AW-4を紹介します!
クリップチューナーとは
クリップチューナーとはこういうやつです!
……わかります?
ココにありますww
こうしてヘッドに付けた状態で弦を鳴らすと、振動で今なんの音が鳴ってるのかを検知してくれるのです!
元を辿ればチューニングって音叉でポーンとかやって耳で合わせていたけれど、
デジタルチューナーが現れてからはチューナーにマイクがついてたり、シールドケーブルを繋げられたりしました。
でもそれって、つまりはいちいちケーブルをチューナーに繋ぎ変えなきゃいけなかったり、
マイク式のは周りの音も拾っちゃうし、ちょっと面倒と言えば面倒でした。
それがクリップチューナーの登場によりもうこんな感じでライブ中も付けっぱなしよ!
(こんな衣装のときしかなかったんだよorz)
上の2枚の写真はクリップチューナーはKORGのもうひとつの看板クリップチューナーPC-1ってやつなんだけど、
今日おすすめしたいのは同じKORG社のAW-4、通称PitchCrow-Gってやつ!
AW-4 / PitchCrow-G
見た目はちょっと違うのはわかるけど……そんなになにがおすすめなのでしょうか。
さっそくこいつのいいところを紹介するよ!
AW-4 PitchCrow-Gのいいところ
カラー表示!
わかりやすい時代の進化、カラー表示www
テレビかよ!
ゲームボーイかよ!
でもこれすごく見やすくなってる要素のひとつで、パッと見ですごくわかりやすいんですよね。
小型化が喜ばれるクリップチューナー界に於いて、
“小さくても見やすい”はとっても素敵な長所です。
しかもなんか可愛いし!
こういう小物は可愛いってのも大事ね!
見やすい!
ギターのヘッドにつけると、目の位置からは結構遠くなるわけだけれど、
このAW-4 PitchCrow-Gは首の可動部分が結構自由自在!
ガンプラ作ったことある方はわかると思うけれど、球体関節ってすごいね!
この2箇所が無限は可動域を持っていて、
ヘッドの形状やベグの位置的にちょっと変な位置につけても全然平気!見やすい!
こうやって裏から見ることも可能ですね!
「そんなことかい。」
と思うことなかれ。
クリップチューナーの手軽さを体現してる要素のうちのひとつは、
無理なく見れる位置にある
ってことですよ!
キャリブレーションフリー
キャリブレーションとは、チューニングの基準音のことです。
イマドキの音楽はAというラの音を440Hzで合わせましょうねというルールがあるのですが、
実はジャンルやアンサンブルによってはちょーーーっとだけ高いA=442Hzとかで合わせることもあります。
そんなときに、安いチューナーとかだとこの基準音が440Hzで固定になってることが多いんですね。
クリップチューナーなんてお手軽さが一番のウリだから、440Hzから変えることが出来ない製品はいくらでもあります。
しかしご安心ください!
AW-4 PitchCrow-Gはキャリブレーションを436-445Hzの間で変更可能!
助かる!
実はわたしの作る音源ではバンドの曲でもほとんどがキャリブレーションA=442Hzなんですよ!
つまりこいつじゃないと他のパートと音程がズレちゃうわけですね!
チューニングの重要性についてはコチラの記事で熱く語りました。
Sonic Research Turbo Tuner ST-200の使用感をレビュー!
そんなわけで、以下の写真では442Hz表記が多めになります。
ギターモード,ベースモード
通常チューナーというのは検知した音名を表記してくれるのが一般的だけど(クロマチックモードと言う)、
ギターモードやベースモードというのがあるチューナーもあります。
これはどういうことかというと、
今鳴ってる音がギターのどの弦に相当する音なのかも表示してくれるというものです。
1とか2とか、数字はその弦のことですね。
便利!それぞれの弦がなんの音なのか把握してなくても、つまり初心者さんでも安心!
ギターモード/ベースモードは割と安めのチューナーにも入ってる機能なんだけど、実は今まで一度も使ったことありませんでした。
ギターより先にピアノを弾いていたわたしにはクロマチックモードだけで充分だったので!
そんなわけで今回初めて使ってみたんだけど、どうやらベースモードだとギターの高い音とか拾ってくれないのね!すごい!
オクターブ違いの音が表示されるのかと思ったら、うんともすんとも言わない!
びっくり!
ちなみに、5弦ベースとか用にLow BとかHigh Cの表記も出てきて結構すごいなと思いました!
1弦巻きすぎ警報機能
KORG
フラットモード、カポモード
ギターやベースは、半音下げチューニングとかすることもあって。
そうすると全部の弦が半音下がり、
Eb
Bb
Gb
Db
Ab
Eb
って音で合わせればいいわけだけども、
ギターモードとベースモードではちゃんと半音下げ機能とかがある!
半音どころか、-5までイケるようなので、
つまりは6弦がBまではいけるってことですね。
そういう超ヘヴィチューニングもイマドキはあるからね、そういう使用にも対応してますと!
また、逆にカポタストをつけると音は高くなるんだけど、
そんなときも対応しています。
2カポつけて3弦開放となると本来Aになるのだけれど、カポモードで2とかにするとそのAの部分でGと表示されます。
わ〜お便利!!
ピアノから始めたわたしにとってこういうのはちょっと目が回るというか慣れないけれど、アコギの弾き語りの方とかにはめちゃめちゃおすすめです!
FINEチューニング
わたしがKORG/AW-4 PitchCrow-Gを推す最大の理由がこれ!
いわゆる超精度モードってのがあります!
なんと±0.1セントの検知が出来るという驚きの精度!
チューニングにうるさいあなたも満足のレベル!
しかしそうなると表示の方がその超精度に対応できないので、
それを表示するために表示方法が大きく変わります。
最初は見にくいけれど、慣れてしまえば簡単です!
ただ、精度が高いので、ライブ中とかだとなかなかしっかり止まってくれませんww
ちなみに、±0.1セント単位ってのは、BOSSの超定番フロアチューナーTU-3の10倍の精度です!!
ひょぇ〜!!
省エネモード
これちょっとしたお役立ち機能ですね。
音が3秒入力なければ画面が暗くなる。
3分間入力がなければ電源が切れる。
……なんかiPhoneみたいだなw
安い
安いんですよこれ!
→サウンドハウス ¥1,800-
これだけの機能があって、見やすいし、すごくよい!
注意!電池ついてるからね!
これなー、気づかないで箱捨ててる人多いと思う。
ここに電池がついてます。
わかりますか?
ココですよ!!
いやいやいや、絶対捨てちゃいますってwww
ちなみに、電池はここに入れて使います。
カラーバリエーションが豊富
一応期間限定とは言われてるみたいなのだけれど、KORG/PitchCrow-Gにはカラーバリエーションがめちゃめちゃありますww
見た目にも可愛い小物って楽しくなりますね!
まとめ
さていかがだったでしょうか。
クリップチューナーはとにかくラクです!
だってギターのヘッドにずっと付けっぱなしにしておいて、
必要なときだけ電源入れればいいんだから!
クリップチューナーというものが世に出始めてもう15年くらいかな、
現在の最強コスパチューナーは間違いなくKORG/AW-4 PitchCrow-Gです!
ライブでも見やすいし、
±0.1セントの超精度モードはレコーディングでも使えるし、
カラーバリエーションも豊富。
迷ったらコレで決まりです!
是非とも使ってみてください。
ってことで今日はこのへんで!
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!