どうも、ケーブルフェチの萩原悠です!

なんと最近遂に!!
FREE THE TONE(フリーザトーン)のソルダレーレスケーブルデビューしました!

今まではベルデンを使って全部自作してきたけど、それよりはるかに簡単でさすがにビックリ!

ケーブル作ったことない人でもめちゃめちゃ簡単に作れる!

ってことで今日はFREE THE TONEのソルダレーレスケーブルの作り方をまとめるよ!

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FREE THE TONE(フリーザトーン)ソルダーレスケーブル

今回使うのはこれ!
“ソルダーレスケーブル”ってのは別にフリーザトーンの商品名とかではなく、

George L’SやOne Controlとかベルデンとかからも出てて、

Solderless、つまりはハンダづけのいらないケーブルのことです。

ケーブルって音の信号をやりとりする道で、普通は金属部分とケーブル内部の線とをハンダごてで熱処理して結線するんですよ。

でも、そのハンダがいらない。

これはそう、芯のいらないホチキスのよう!!





ってことで、誰にでも簡単に出来そう!

本当はケーブルフェチとしてはあれこれ試してから決めたかったけど、
今やフリーザトーンが一番人気だよね?

ってことで、もうその人気を信じてフリーザトーン買ってきました!

ソルダーレスケーブルを作る準備

FREETHETONE 2
これです。

中身はこれだけ。

ケーブルと、エフェクターなどにインサートする部分のプラグ複数。

バラ売りもしてます。

ケーブル CU-416

自作キットなので、当然のようにこうして切り売り(メートル単位)があります。

一応このケーブルにはCU-416っていう型番があるそうです、今はじめて見ましたw

FREE THE TONEのソルダーレスケーブルってこれしかないので、
型番を覚えてなくてもお店とかで困りません。

「フリーザトーンのソルダーレスケーブルのケーブルだけ2メートルくださーい」
とかで必ず通じます(2017年4月現在)。

Lプラグ

プラグ部分のパーツ売り、こちらはL型になってるやつです。

プラグ自体がL字になってるわけではなく、ケーブルを横に抜く構造になってる、ってことですね。

狭いエフェクターボードの中ではストレートのに比べてとっても需要があります。
でもやっぱりL型にするってのはちょっとだけ構造が複雑になるので、ストレートタイプに比べてちょっとだけ割高です。

1個につき200円くらいの差なんだけど、これがたくさんになると意外となぁ……

Sプラグ

L型に対してこちらはS型……

S型?

どんな形やねん!!

え?まっすぐ?

それじゃI型やん!!

あ、ストレートのS?

なるほど。

はい、ストレートタイプです。

とんでもなく構造がシンプルなS型、それ故にL型よりちょいと安いです。

必要な工具はニッパーとドライバーだけ!

  • ニッパー
  • マイナスドライバー
  • プラスドライバー
何度も言いますが、ハンダはいりません!

しかし、このドライバーとかもついてないのでご注意。
特殊なサイズとかではないので、自分はダイソーのドライバーセットに入ってるやつで全部作りました!

ちなみに、ニッパーがなければカッターでもはさみでもいいけど、出来るだけ切り口が綺麗に切れて、怪我をしないものを使ってください!

さっそく作ってみよう!

では、ここから先はわたしが作っていった手順で紹介したいと思います!

作り始める前に!ボードにエフェクターを並べる

まず初めにコレ、必ずやりましょう!

パッチケーブルを自作したい方って、当然見た目もキレイに、長さも無駄のないギリギリの長さで作りたいはずです。

そのためには、完成形がしっかり描けていることが大前提です!

やり方は簡単。

エフェクターボードにエフェクターを並べる、電源ケーブルを繋ぐ。
つまりケーブルだけが繋がってない状態

終わり!

まずはケーブルを切ろう

では早速作っていきましょう!

ニッパーでケーブルを好きな長さにカットします。

簡単に作れるとは言え切っちゃったケーブルを繋いで戻すことは出来ないので、この部分はちょっと慎重に!

事前にエフェクターボードの完成形を思い描いて、いやむしろ先にボードにエフェクターを並べて、それで長さを測って作りましょう!

この時点での注意!

あとでもう1回書くけれど、ケーブルは結構奥まで入ることになります。

なのでその分をしっかり計算しておかないと、両側で結構な長さ短くなってしまうことになります。

FREETHETONE 19
これくらい奥までいくことを考慮して長さを決めてください!

S型プラグ

では先にS型、ストレートタイププラグを接続していきましょう!

まずはここのネジをマイナスドライバーで外します。

FREETHETONE 9
こんな感じで外れます。

FREETHETONE 10
外したネジはかなり小さいので失くさないように!!

ではケーブルを差し込みます。

FREETHETONE 11
あとは先ほど外したネジを締めて……

FREETHETONE 18
これで完了!www

もう終わりwwwww

ね?

めちゃめちゃ簡単でしょ?

L型プラグ

続いてL型。

S型に比べるとL型の方がちょっとだけ手間がかかります。

慣れないと人で1分くらい違うかな。なれれば20秒くらいの差だと思います。

まずはここのネジをプラスドライバーで外します。

FREETHETONE 20
そうするとフタの部分が外れて、こういう風になってます。

FREETHETONE 21
なるほどなるほど!

S型と同じように刺してから中でクネって曲がってるのか!

こういうこと!

FREETHETONE 22
そしてさっきのフタを閉めると。

FREETHETONE 23
さーてネジ締めちゃうよん。

FREETHETONE 25

これだけで完成!!!

FREETHETONE 26
ね?めっちゃ早いでしょ?

ハンダとか全然使わないし、本当に切って差し込むだけ!

めちゃめちゃ簡単で、わたしも3つめくらいからはDVD観ながら作ってましたw

しかし……

音が出ない……

ちょうど3つめくらいだったかな、作ってるときに、
「一応チェックしなきゃな」
と思ったのです。

普通にベルデンとかカスタムオーディオジャパンとかのケーブルをハンダで自作してたときは、組み上がったら当たり前のようにすぐにチェックをするってルーティングだったのに、
工程が簡単すぎてチェックもしませんでした。

で、途中で
「やべやべ、これ本当に音出るのかよww」
と思って、いや音が出ることは信じてたんだけど、チェックをしてみました。

鳴らないwwwww

音出ないよーwwww

しかも全部wwwww

あれぇ?

作り方間違えた?

いやでも間違える箇所もないくらいにシンプルだよ。

「駅の改札出て左手側に真っ直ぐ徒歩30秒です!あ、改札は1個しかないから!」
って言われてたのに迷子になったときの気持ち。

しかも絶対迷わないだろうと思って近くのカフェで時間潰して30秒前に店を出てすっかり迷子になってるときの気持ち。

すごく恥ずかしい……

ってことで、慌ててチェックだ!

こんなときのために、持っててよかったケーブルテスター!!

ケーブルテスターあああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ

と思ったけど、短すぎて届かないwwww

間にエフェクターとか挟んで延長するかとも思ったけど、そうだ、こんなのはどうでしょう?

FREETHETONE 31
チューナーに繋ぐ!

これでしっかり反応すれば大丈夫ってことだから!

で、色々原因を探る……とも思ったけど、原因は恐らくあれだろうな。

差し込みが甘い!!

もうこれに尽きるだろうと。

内部でプラグ側の芯がケーブル内の銅線に刺さる構造のようだから、その差し込みが甘くて導通しなかったんだろうなと推測。

で、ウニウニと差し込んでみたら案の定!

それだけで音が出るようになりました!

エフェクターボードが完成!

FREETHETONE 32
できたー!
(数が足りなくて1本だけベルデンが残ってます。オレンジの目立つやつ)

まだケーブルの固定とかしてないから美しくはないけれど、今までのに比べて格段にすっきり!

(注:↓今まで)


ひどいなwwww

いやまぁ組み込んでるエフェクトが違うからだよ……そうでもないかww

今まではベルデンの8412、とても硬いやつだったから余計だけど、ケーブルも細くて柔らかいからエフェクター同士の間とかをひょいひょい通ってくれてめっちゃ使いやすい!

しかもこのソルダレーレスケーブルの特徴のひとつ、プラグが本当に小さい!

これによって手前のスイッチャーのすぐ上にエフェクターを配置することが出来てとても便利!

FREETHETONE 33
全体が踏みやすくなったし、柔らかいケーブル故に抜けにくいし、見やすくなってるからもしどこか抜けちゃっててもすぐに見つけられるし、
これは便利だわぁ!

公式の動画

最初からこれを貼り付けろって怒らないで!

FREE THE TONEの公式さんから作り方動画が公開されてます!
日本語字幕もあるので安心です。

まずはこちらがS型プラグの作り方。
そしてこれがL型プラグ。
うん、とってもわかりやすいorz

ソルダレーレスケーブルは高いのか安いのか

ケーブル3メートルとプラグ10個で1万円です。

この時点でどうですか?これだけ見るとわたしは妥当な値段かなと思ってました。

でも、ここには大きな落とし穴があります。

落とし穴 1セットでいくつエフェクターが繋げるか

3メートルと10個

さて問題です。

この3メートルを使って、エフェクターをいくつ繋げられるでしょうか!



正解は、2個です。

いや、この答えは大分悪意があるかもしれないけれど、でも実際そうなんですよ。

10個のプラグでしょ?

ケーブルって線の両端にプラグ必要でしょ?

つまり10個のプラグだとパッチケーブルが5本しか作れないんです。

で、ソルダレーレスケーブル導入しようとしてる人の多くがスイッチャーシステムを使ってるんじゃないかなと思うんです。

エフェクターが多いからパッチケーブルをちゃんとしたい、そういう方はエフェクター多いからスイッチャーを使う、の人であることが多いかなと。

となると、各エフェクターはスイッチャーへの往き来必要になります。

つまり、行きのパッチケーブルと帰りのパッチケーブル、ひとつのエフェクターに対して2つのパッチケーブルが必要なんです!

となると、5本のパッチケーブルで往き来出来るエフェクターの数は、

2個です。

つまり10000円のパッチケーブルキットではエフェクター2個しか繋がらないんです。

高っ!!!!

パッチケーブルに気を使いたい人たちがエフェクターいくつ使うと思ってんの!

……35億。

あぁ、流行りに乗ってボケちゃったごめんなさい。
(この記事は2017年4月に執筆しました。すぐに「古い!」って言われるんだろうなぁ。)

満足に使うにはいくら必要なんだ

FREETHETONE 32
わたしのボードはこんな感じで、
スイッチャーとしてはとても小さいOne Control社の3ループのものです。

1万円台にしてはまともなので、ちょっとしたスイッチャーが欲しい方にはおすすめ。
詳しくは販売サイトを御覧くださいまし。
詳しいレビューはこちらで!

ちょっとしたスイッチングシステムでも3ループ=ケーブル6本=プラグが12個。

わたしはスイッチャーに入る前に歪みとパッファーがあるので……

ケーブル9本、プラグ18個。

1セットじゃ全然足りないっす。

え、なに、2セット買うの?

ケーブル3メートル

最初のセット内容をもう1度よく考えてみよう。

ケーブル3メートルとプラグ10個

ケーブル3メートル………そんなにいるか??

ソルダレーレスケーブル使う人ってほとんどがパッチケーブルとして使うでしょ?

ケーブル5つ分で300センチ?

一本60センチで作れるの?

いらねぇwwww

ボード内って片道10cm〜30cmで大体届いちゃうでしょ。(よほど大きなシステムを組んでる方以外は)

「ようやく気づいたようだなぁ、このセット、絶対にケーブルが余るように出来ているんだ。」(ライアーゲームの秋山さん風。)

なので、実はわたしはセットで買ってないんです。

バラ購入

FREETHETONE 2
バラ買いしました。

だってバラで買っても値段変わらないんだもん!
普通セットってお得になるじゃない?全然なってないんです!

で、自分はケーブルを2メートル分しか買ってません。

そしてぴったり2メートル使い切りました。

予備とか、今後のことも考えて長めに買っておくのもいいかなと思ったけど、なんか3メートルのセットっての、なんだか悔しくてw

ソルダレーレスケーブルはメートル単位の切り売りをしてます。

10〜15センチ程度のパッチケーブルが6個必要、そういう感じだったらケーブルは1メートルでもいいんじゃないですかね?

もしくは、セット+プラグだけバラ買い。

これが一番一般的かも?

で、セットはプラグの形状をちょっと選べるのです。

これがL型プラグ10個。
多分一番一般的かな。

そしてこっちがストレート10本のセット。
宅録とかする方はこっちかな。
ラックの裏とかの配線に便利ね!

で、こんなのもあります!
Sが5個でLが5個っていうセット!
バニラ5個&チョコ5個みたいなのでお得感はあるけれど……

でも結局ボード内をどうしたいかだもんね。

ちなみにさっきの、わたしのボード写真で使われてるストレートプラグは2個だけです。
あとは全部Lだ!

ソルダレーレスケーブルの音質

で、無事使えるようになってるのはいいんだど、音質の方はどうなのよと。

うん、全然よい!

比べちゃうとやっぱりベルデン8412のときの方が好みではあった。

あれは音が太いから。

それに比べたら低音があっさりしたなと思うけれど、それはアンプのつまみを少しいじればいいかなってレベル。

“劣化”という程には感じませんでした。

音質変化ががそれだけでこんなに使い勝手がよくなるなら、ソルダレーレスケーブルにしてよかったなと心から思います!

ケースに入れておきたいレベル

フリーザトーンのソルダーレスケーブルは、実際プロの現場でも多く使われています。

それを取り上げてソルダーレスケーブルの特性と組み合わせて

「突発的なトラブルにも対応するフリーザトーンのソルダーレスケーブルは最高だぜ!!」
みたいな謳い文句がされています。

でも、たしかにプロの現場はスピード勝負だけども、それはプロに限ったことじゃなくて、責任とかの大きさは全然違うだろうけど、現場の困惑や焦りに変わりはないんですよん。

自分はライブをするプロじゃないけど、機材の中に数メートル分のケーブルと数個のプラグを入れておきたいと思いました。

自分のボードでどこか異常が起きたときもだし、対バンさんとかで誰かの断線問題とかに出くわしたときに
「長さ何センチですか?あ、わかりました、2分待って!」
とか言ってさっと作ってあげたらかっこよくないすか?

モテちゃいませんか?

自分は今まで音大で働いてたときはホールの管理を、台湾にいたときはホールのPAをやってたので、
今でも他の方のステージを見ながらもマイクスタンドが倒れるとか電源が死んでるとか見ると真っ先に対処にまわりたい気質で、

そんなときに誰かがソルダレーレスケーブルを余分に持ってたら、イベント全体のトラブルがとてもスムーズに解消出来そうだなぁなんて思いました。

いやこれはモテモテアイテムだわ。もうちょっと買っておこっと。ˆ̭̭͙(๑˃ ૂ ૨͜ ˂)

【まとめ】ソルダーレスケーブルおすすめです!

いやこんなにご機嫌になるとは思わなかった!

これを書いている今はまだ、このソルダーレスケーブルを使ってライブをしたことはないけれど(実は明日がライブですw)、きっといい感触だと思う。

作るのもこんなに簡単で、ボードの中身もすっきりして、いいことだらけ!

もうみんなこれにしちゃえばいいのに!

途中ちょっと高いなぁなんて思ったけど、パッチケーブルって普通に1本2000円とかするんだっけね。

あまり買ったことないから忘れてた!

そしたらこれFREE THE TONEも全然高くないじゃない!

アリです!

みなさんもボードのぐちゃぐちゃが気になったら、是非お試しください!

ってことで今日はここでおしまい!
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

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