どうも、ギター結構持ってます、萩原悠です!

本職が一応作曲家でして、音源のために”ちょっとだけ録音に使う”っていうギターが手元に増えてます。

セミアコとか7弦ギターとかフロイドローズ搭載とか12弦アコギとか5弦ベースとか……

多いわ!


こんなにどうやって置いたらいいんだよ!


ロックスタンドでしょ!


WARWICKロックスタンドでしょ!

かなりおすすめだけど短所もなくはない!

今日はその両面を紹介します!



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WARWICK ロックスタンド


WARWICK ROCKSTAND 5
→サウンドハウス ¥5,380-



複数本立てるためのギタースタンドロックスタンドです!

もっと高い、もっと頑丈なのあるけれど、とりあえず自宅でギター何本か置くならこれで十分っしょ!

実際うちでも使ってます!

ホラ!

ROCKSTAND 3
これは5本立てのロックスタンド。(3本とか7本のもあるよ)

もう7〜8年くらい使ってる気がするなぁ。

引っ越しする度に色んな置き方使い方になったけれど、今はとりあえずこんな感じ。

では早速、長年使ってきたこのロックスタンドの長所と短所を紹介していきましょう!


ロックスタンドのいいところ


省スペースで複数本立てられる


ROCKSTAND 1


これがもうこのロックスタンドの最強の存在価値ですよね!

なんてったって省スペース!

わたしの使ってる5本立てスタンドは
横幅58cm × 奥行き47cm x 高さ73cm
です!

写真を見てもらうとわかるけど、普通のスタンドで1本立てるのに対してこんな感じで5本(or3or7本)立てられるっていうんだからこれは素晴らしい!

そもそもロックスタンドが欲しいなって方は大体ギターとかベースとか3本以上持ってるでしょ?

だとしたらロックスタンド、最高っす。

(しかし、あとでこのロックスタンドの本当のサイズをお教えします。)

安い


いきなりだけど、ロックスタンドって結構安いんすよ。

わたしが使ってる5本立て、これで5,000円くらいやで?


めっちゃ安くない?

それでいてしっかりと複数本収納出来るっていうんだからこれは最高にいいね!

とりあえず色んなギターに使える


ROCKSTAND 2


よほどの変形ギターでなければこのスタンドに収まります。

というのを証明するための今色んなギターを置いてみてます。

上の写真は左から
YAMAHA 5弦ベース
GIBSON セミアコ
GIBSON アコギ
MUSICMAN アーム付けっぱなし
GIBSON レスポール

です。

アコギの同厚があるのでちょっと隣には気を使ってもらってますが、
それでもしっかり入ってます。

また、フロイドローズのアームをつけっぱなしにしてても大丈夫だし、ストラップをつけっぱなしにしててもとりあえず大丈夫です!

ROCKSTAND 12



折りたためる



ロックスタンドはネック支え部分が可動式で、このように超コンパクトに折りたためます。

まぁスタンドを折りたたんでしまうことってそんなにないと思うけれど、ホントに使わないときだったり、持ち運び、引越しのときは便利ですね。

ロックスタンド……いいじゃん!!


そんな感じで、割とみんなが満足出来る5,000円の使い道だと思います。

が、うちのサイトはメーカーサイトでもないしお金もらって書いてるわけでもないので(くれるならもらいますよ!!)、
ちょっと微妙なとことかもズバズバ書いてやろうと思います!!

ロックスタンドの微妙なところ


いや、概ねいいんですよ!気に入って何年も使ってるわけですから!

でもね、どうしてもね、むしろ完璧な製品なんてないってことかな。
微妙な点を紹介します。

ラッカー塗装系はそのまま置けない


これはギタースタンド界の常識でもあるのでこのロックスタンドが悪いというわけではありません。

なので、ラッカー塗装のギターやベースをお持ちの方は自己責任で、クロスとかを間に挟むようにしましょう!

え?

自分のギターがラッカー塗装かどうかわからないって?

大丈夫、わからない方が持ってるギターは大体ラッカー塗装じゃないから!

いや、馬鹿にしてるわけじゃなくて、
ごく一部の高級ラインナップとかだけがラッカー塗装だし、買うときに販売店とかが
「これはラッカー塗装ですからね!気をつけてくださいね!」
って言ってくれるはずですから、
今初めて塗装の種類があると知った方が持ってるギターはほとんどがラッカー塗装じゃないです!

(とか言ってこれであなたが持ってるギターがラッカー塗装で、それでロックスタンドに立てかけて、色が移っちゃったりしたらごめんなさいね。)


しっかり固定は出来ない


ROCKSTAND 14
5本立てられます。

それぞれのスペースを決めているのはネック部分の仕切りだけです。

で、このネック部分もほんとに隣との境界線があるだけなので、その中ではあっちこっち行き放題です。

しかもそれ故にギターがしっかりと真横を向いてくれなくて傾いちゃって、それが原因でとなりのギターにぶつかって……

と、かなりの悪循環を引き起こします。

IMG 8322 2


ホラ、アコギ邪魔やんww


ネック支え部分の微妙な位置


ROCKSTAND 9


画像は真横……真横って言うの?正面?

まぁ、こっち側から見た状態です(雑w)。

なんの違和感もないと思います。
全然普通に見えていると思います。

ただ…………この角度めっちゃ嫌や!

どの角度かと言うと、まっすぐに上に伸びているパーツです。

だって見てくださいよ、これのせいで一番手前のベースのヘッド、かなり壁に寄ってるでしょ?

ヘッドが壁に寄ってる……言い換えれば、
ロックスタンドを壁側にベタづけ出来ないでこうしてデッドスペースが生まれてるんです!

省スペースがウリの製品です、公式で奥行き47センチと発表されているのでそれを計って部屋の中で置き場を決めてから買う人が多いと思いますが、

ヘッドが飛び出す分そこが先に壁に当たってしまうので、ギターなら10センチ、ベースのなら15センチくらい余分に見ておかないと設置することが出来ません。

つまり壁から60センチくらい必要になるということです!!

これ絶対注意ね。

で、それだと嫌だったというか、めちゃめちゃ使いにくいので、わたしは少し小細工しています。

これです。

ROCKSTAND 6
わかります?あ、ホコリまみれですねorz

じゃなくて!

ダンボール!

2箇所にダンボールかませてます。

まずはここ。

ROCKSTAND 7
後ろ足部分にダンボールをかませて少しカカトを上げています。
そうすることによってスタンド全体がホンの少しだけ前傾姿勢になります。

となると、スタンドに乗せているギターやベースが少しだけ角度がゆるくなります。

また、もう一箇所はここ。

ROCKSTAND 8
ネックを支えるためのポールの角度を調節しています。

これによりまた少しギターベースの角度がゆるくなります。

この2箇所にホンの少しだけ細工をすることによって、ヘッドが伸びていることによるデッドスペースをホンの数センチ解消しています。

5センチも変わってないと思うけれど、狭い作業部屋なので、これだけでもやらないよりかなり価値があると思ってます。

みんなも真似してね!

ちなみに、それでもデッドスペースがあることに変わりはないので、
自分はここにエフェクターボードを置いてます。

ROCKSTAND 17
これがうちのデフォルトポジションです。

ROCKSTAND 18

変形ギターが置けない?


もうこれは変形ギターの宿命でもあるよね。

キョーリツコーポレーションとかアリアとかの普通のスタンドにも置けないしね。


なんだ、結局フライングVとか置きたいときはさっきのデッドスペースを有効活用しろってか??

ROCKSTAND 19


う〜んちょっと微妙。

まぁ結局下で支える系のスタンドだと無理ですよね。

無理やり置くとするとこんな感じか。

ROCKSTAND 22
ん?

かわいい!!

なんか可愛い!

特にこの脚の部分かわいい!

ROCKSTAND 23
でもあれ…………もしかして、置き方を根本的に変えればいけるんじゃね?


ROCKSTAND 24

イケたぁああああああああああ!!!!!


置けたぁああああああああああああ!!!!!


マジか、これ普通に置けるじゃん!

ROCKSTAND 25
しかももしかして……

ROCKSTAND 26
普通よりいっぱい置けたwwwwwww

5本立てスタンドに7本立てられてますwwwww

ROCKSTAND 27
なにこれwwwww

大発見じゃん!!!

結論 フライングVは置ける!!


知りませんでした、というか諦めてたのかな。

しかもこの置き方するためにはやっぱり奥側にかなりのスペースを取る必要がある……

いやでも結局ベースのヘッドが当たるからって壁からは離してるんだ!





うん、みなさん。

フライングVは置けます!

ただ、他の、特に尖ってる系とか形が逆系とかはキツイだろうなぁ。

↓こういうやつら。






でもどうなんだろう、前後を逆にすればいけるのかな。

前後?わかります?

みんながこっち向いてるけど、サンダーバードだけはあっち向く的な。

そんな感じにしたらもしかしていけるのかもしれない!

いやてかいけるでしょ!

(フライングVの一件でかなり強気になっています。しかしこれでランダムスターがロックスタンドに立たなくてもわたしは一切の責任を負いませんのでよろしくごめんなさい。)


3本立て、7本立てのサイズ


基本的に3本立ても5本立ても7本立ても同じ作りです。
大きさは横幅だけが変わってく感じ。


WARWICK ロックスタンド3
横幅38cm × 奥行き47cm x 高さ73cm



最低限の本数でいいって方はこれですね。
6弦ギターと7弦ギターを両方すぐ弾けるようにしておきたいって方とか、
宅録用にギターとベース1本ずつ持ってるんだけどって方とかはこれかも!

では次。一応5本立ても紹介!

WARWICK ロックスタンド5
横幅58cm × 奥行き47cm x 高さ73cm



恐らく一番需要あるだろうなってのがこの5本立て。
7本はちょっと多くない?
いやでも7本立てでも買っちゃったら常に7本立てておくんだろうな、収納ってそういうものだよね。

でもスタメンが7本ある方ってそんなに多くないと思うので、とりあえずいい塩梅ってことで5本立てが一番人気の模様。


そんで、残るは7本立て。

WARWICK ロックスタンド7
横幅78cm × 奥行き47cm x 高さ73cm



横幅も結構大きくなってきましたね。
これ部屋の中に置くとなると結構ツラい。
むしろスタジオとかに置いてあったりしますよね。
貸し出し用ギターとかがかかってたり、なんならキーボードがこれに立てかかってるのも見たことあります。


う〜ん、値段も1,000円ずつしか違わないのか。
そしたらなんか大きめのを買ってしまいそうだけれど、わたしは5本くらいがやっぱりおすすめかな。



類似製品


ロックスタンドって、わたしの周りでは複数掛けスタンドの代名詞のように使われている気がします。

ちなみに首かけタイプのシングルスタンドはの代名詞はハーキュレスですよね。そんな感じです。

しかし当然他社製品もいろいろ出てます。

いくつか紹介しましょう!


HERCULES / GS523B
→サウンドハウス ¥6,680-



ハイ出ましたハーキュレス!

やっぱり安心。
WARWICKに比べてパイプがいちいち丈夫だし、脚の滑り止めもGOODです。
ネック部分もちゃんと固定出来るので、隣にユラユラとお邪魔しないのも素晴らしいですね。

ULTRACASE / GSX-6
→サウンドハウス ¥64,800-



プロの現場とかで使われてるレベルのがコレ。
やっぱりしっかり固定出来るし、なにより畳んでの持ち運びがラク。
ツアーバンドとかの舞台袖にありますのでライブのメイキング映像とかで見かけることがあると思いますよ!

憧れはするけどやっぱ高いよwww


CLASSIC PRO / GST4
→サウンドハウス ¥2,980-



出ましたーーー!学生の強い味方クラシックプロ!!

激安なのでとっても嬉しいですが……でもクラシックプロってやっぱりね、質がアレですもんね。
申し訳ないですがこのスタンド使ったことないのでなんとも言えません。
もしかしたらすごくいい……ことはないか、でも普通に使えるレベルなのかもしれないし!

例えば以前紹介したリフレクションフィルターCAR900とかは、クラシックプロでも十分な効果、最高のコスパを発揮してくれてます。

でも……なんかちょっと怖いなぁ。

そんなこんなでも価格とのバランスを取ったら……やっぱりWARWICKのロックスタンドになるんですよね。


まとめ ロックスタンドは快適


さて、そこそこロックスタンドの痛い部分もチクチクと突いてきましたが、
わたしは結局気に入ってます。

満足してます!

これからも長く使っていこうと思うし、
例えば今日ロックスタンドが壊れたら明日買いに行こうと思うくらいです。

あ、そうそう。
ロックスタンドは組み立て式ですが、ネジ締めだけで出来るので簡単です。

楽器屋さんでみつけましたが、こんな感じに超コンパクトで取っ手もついてたので持ち帰りもラクラク!


ロックスタンドでギタリストのお部屋、スッキリさせてみませんか?


ってことで今日はここでおしまい。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!