どうも、僕がUAを使ってた時代はEDIROLby cakewalkでした、萩原悠です!

通称DUO-Capture,QUAD-CaptureのUAシリーズ、
DTM用のオーディオインターフェイスとしては長らく定番機でしたが、
なんと2017年2月、Rubixシリーズとして完全に生まれ変わります!

その違いについてはさきほど別ページにまとめましたが、

このページではRubix22,Rubix24,Rubix44それぞれのモデル同士の違いについてまとめてみたいと思います。


それでは早速レッツゴー!

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(※このページは2017年1月、情報が解禁された時期にアップし、その後発売に合わせて追記,改訂をしています。そのため時間軸が前後する表現がある場合がございますが、ご了承ください)


【関連】
→【Roland】オーディオインターフェイスRubixを発表!!UAシリーズとの違いもまとめました


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Rubix22 Rubix24 Rubix44 の違い


それでは、早速比較表を作ってみるよ!
どれにしようかなって迷ってる人、あなたにぴったりのモデルはどれかな。

Rubix22 Rubix24 Rubix44
アナログインプット数
アナログアウトプット数
COMP/Limiter
サイズ(幅x奥x高) 145 ×165 × 46mm 183 ×165 × 46mm 310 ×165 × 46mm
重量 1.0kg 1.2kg 1.8kg
電源 USBor別売りアダプター USBor別売りアダプター アダプター(付属)
ループバック機能
価格(サウンドハウス) ¥15,790 ¥21,000 ¥31,950


どうです!!

相変わらずわかりやすいでしょ!!

それでは、ちょっと細かく見ていきましょ。

インプットの数


これはそこそこ重要ですね。

インプット端子の数ってのは、

つまりそのまま同時に録音出来るトラック数に直結します。

普通のステレオが録れればいいってんならRubix22でも十分ですね。

ちなみにFocusriteとかSTEINBERGとかには1チャンネル仕様のモデルも発売されています。

初心者には結構落とし穴で、

あれだとステレオも録れないのでキーボードを録音するとか、

ギターエフェクターのコーラスとかでステレオアウトしたのとか、

そういうのも録音出来ないので割と後悔すると思う。

ちなみに、インプットが4チャンネルってちょっと半端かもしれない。

2チャンネルで足りない人は大体8チャンネルとか16チャンネルとか必要になることが多いから。

じゃあ4チャンネルのインプットでどのように得をするか。

それはね、複数回路を挿しっぱなしに出来るってことだよ。

うちではこうなってます。


  • 1.マイクケーブル
  • 2.ギター用エフェクターから
  • 3.ベース用アンズアンプから
  • 4.コンプレッサーから

のケーブルを全て挿しっぱなしにしてます。

これね、自宅環境でやっておくとすごく便利ですよ、どんなパートでもすぐに録音始められるから!


アウトプット端子の数


これ、イマドキの使い方だと一番重要かもしれない。

インプット数2ってのは、いわゆるステレオってことなので、実質1系統ってことです。

となると4ってのはつまりステレオx2ってことです。

これがすごく重要で、めちゃめちゃ便利なんです。

アウトプットがステレオx2あると、ライブで同期を流しながらの演奏が出来るようになります!

昨今こういう使い方をしたいって方多いですよねー!

でもそのために4in/outのとか8in/outとかのを買うのもツラいですよね。

金銭的にもサイズ的にも。

ってことで、ここでいきなり結論出ちゃうのですが、
わたし萩原悠がRubixシリーズの中で一番需要あると思ってるのはRubix24です!!

コンプレッサー/リミッター


これ、Rubixシリーズの目玉機能です!!

なんとこのサイズのオーディオインターフェイスに、標準でコンプレッサーがついてるんです!

しかもコンプの種類(恐らくRATIO設定)を2種類から選ぶことができ、

そのほかにリミッターとしても使えるのです!


そしてスレッショルドは前面のノブでそのソースにあった値に調節可能。

こんな素敵な機能がハーフラックサイズのお手軽オーディオインターフェイスに搭載されてるなんて!!

……いや待て。

この素敵な機能は、Rubixシリーズ最下位モデル、Rubix22にはついていません。

このコンプレッサー機能がついてるのはRubix24Rubix44だけです!


サイズ,重さ


サイズはそのまま、クラスの高いものの方が大きくなります。

奥行きと高さは全く同じ、奥行き165mm、高さは46mmで統一です。

横幅がRubix22なら145mm、
Rubix24なら183m、
Rubix44でも310mmと、1Uサイズの480mmの中にすっぽり収まります。

カバンに入れるとかならやっぱり小さい方がいいけどね!

500mmのペットボトルの高さが大体200mmくらいなので、Rubix24はそれよりちょっと短いくらい、

Rubix22ならそれより5cmくらい小さい感じです!

重さはRubix22が1.0kg、Rubix24が1.2kg、Rubix44が1.8kgです。

前身モデルのDUO-captureなどに比べるとボディの材質がしっかりしてるためちょっと重めですね。

(DUO-Captureは460g。今思うとめっちゃ軽いね!!)

電源



この電源、ちょっと注意が必要ですよ!

Rubix22とRubix24はUSBバスパワーで駆動します。

でも動作を安定させたいなら別売りのアダプターを使うことでアダプター供給にもなります。

しかし最上位モデルRubix44だけはUSBバスパワーで駆動しません!

本体を買うと付属でアダプターが入ってますが、それが絶対必要になりますのでご注意を!!

USB電源ってことは、パソコンから電源を取るのでコンセントがいらない。

それが出来ないってことはコンセント必須です。

屋外での使用はもちろん注意が必要だけど、

屋内でもコンセントが全くないこともないだろうけどそんな都合のいいところにコンセントがあるとは限りません。

お気をつけください!


ループバック機能の有無


ループバック機能、ニコ生とかをやられる方の界隈では“ステミキ機能”という名で知られているようですね。

パソコンの中の音をそのままもう一度インプットすることが出来るという機能です。

よく考えるとすごいなwww

オーディオバウンスが簡単になるし、DJソフトとかでミックスCD作るときとかにも活躍します。

ニコ生とかやりたい方には必須機能ですね!


これが、Rubix22にはなく、Rubix24もしくはRubix44でなければなりません。

ぐぬぅ。。

「ニコ生やりたい」なんてオーディオインターフェイスを買う層の中では一番ライトユーザーなのに(失礼だったらごめんなさい)……

一番下のモデルにもつけてやってくれよぅ。

(追記)実際に見てきた!


※この項目だけは2月2日にRolandの新製品発表会に行ったあとに加筆しました。


全体的に重かったってのが第一印象です。

Rolandの方も

「外からのノイズには結構気を配ったんですよ!」
と仰っていて、

まさにそうだろうな、これなら今までのUAシリーズよりも外部ノイズは軽減されてるなと思いました。

フロントパネルのしっかり加減とかもそうですし、ちょっと重くしてでもこだわりたかったとこなんだろうなぁと、重くなってはいるけれど全体的には割と好印象です!

もうちょい詳しい感想はRubixの紹介をまとめたページに書きましたのでそっちも見てね!

インジゲーターの光り方についてとかもそちらに書きました。

オーディオインターフェイスRubixシリーズ発表!

まとめ おすすめはRubix24です!


ということで、わたし萩原悠のおすすめはRubix24です!!

Rubix44にはしなくてもいい!4チャンネルインプットは据え置き機としては便利だけど、

そこにプラス1万円以上するほどではない!!

インターフェイスの部品の中で、マイクプリアンプってのは結構効果なパーツになるので、

XLRやコンボジャックのインプット端子が増えるとどんどん値段が上がっていくのです。

一番安いRubix22がもうちょっと頑張ってくれたらよかったんだけれど、

今回Rubixシリーズの一番のウリは見易いインプットインジゲーターと堅牢なボディだろうから、

それはしょうがない!!

むしろ真ん中のモデルを買わせるための作戦か!?(松竹梅商法と呼んでいる)

まぁ、なんか相談あったらいつでもご連絡ください!

あなたのDTMライフが楽しく、充実したものになりますように!

今日も最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!