どうも、実は一瞬ニコ生やってたことあります萩原悠です!

もう大分前になりますが。

今ではニコ生だけでなくShowroomもあったり、

あとは配信系に限らずnanaとかの音楽SNSもたくさんありますね。

せっかくなのでいい音で配信、録音したくないですか!

そしたらオーディオインターフェイスを使いましょう!

今日はTASCAMMiNiSTUDIO PERSONAL US-32

MiNiSTUDIO CREATER US-42の紹介をしたいと思います!

US-32とUS-42の違いも比較して紹介しますので是非参考にしてください!


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TASCAM


主にレコーディング、PA業界で名の知れたブランドであり、

ハンディレコーダーなんかも多くリリースしているTASCAM

現場で使える丈夫さと高品質なマイクに定評のあるブランドのひとつです。


オーディオインターフェイス


TASCAM
そんなTASCAMも最近ではオーディオインターフェイスを多数製作しています。

(そもそもオーディオインターフェイスがなにかってところから不安な方には、

別ページで詳しく解説しましたのでそちらをごらんください!)




プリアンプ部分にこだわり多チャンネルのインプットを持つUS-20×20なども人気ですが、

今日紹介するのは一番簡単に使えるUSシリーズです!


US-32,US-42


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USシリーズの中の“MiNiSTUDIO”というラインナップのこの2機種。

他のインターフェイスと見た目からして全然違います。

なんか、可愛い!

色使いが柔らかい感じで、

わかりやすそうなボタンとかついてる!

これなら挫折せずに使いこなせるかも!

で、US-32,US-42を使うとなにができるんだい?



超簡単に生放送


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USBでパソコンに繋ぐだけ。

それだけで簡単に生放送配信が出来ちゃいます!

……というのはメーカー側の言いすぎた広告。

しかし、実際本当にそれだけなんですよねw

パソコンのオーディオ設定とかドライバーのインッストールはする必要はありますが、

それだけ済めばあとはニコニコ生放送でもshowroomでも始めたらいい!



US-32,US-42で出来ること


USBでパソコンに繋いだら背面の電源をオン!

そしたらニコニコやshowroomで配信の準備をします。

マイクを繋げばすぐ喋れて、音量も簡単に調整出来る。

イヤホンで自分の声を確認、BGMはパソコン内部で鳴らしたモノを流すもよし、

スマホやコンポから線を繋いで流すもよし。

歌を歌うならエコーをかけよう、それ以外にも声にかけられるエフェクトを5種類搭載。

放送にメリハリをつける効果音も本体の”PON出し”ボタンを使って簡単に鳴らせる。

US-32は内蔵マイクもあって、US-42はループバック機能をオフにしてDTMの制作にも使える。



という感じで、めちゃめちゃ便利なわけですが、

正直難しいですかね?

すこしずつ説明していきましょう!


US-32,US-42はオーディオインターフェイスである


まず大前提。

US-32とUS-42はオーディオインターフェイスと呼ばれるものになります。

USBケーブルでパソコンと接続して、パソコンの中と音のやりとりをするというのが役割です。

なので、くれぐれも勘違いしないでください。

US-32もUS-42も、インターネットにはつながりません!

インターネットに繋がるのはパソコンです。

そのパソコンにUS-32なりUS-42を繋いで、

そこにマイクなりギターなりを繋げるのです!

ここまでに認識がわかってないとだからな、大丈夫か?

よし行こう!




まずはヘッドフォンを繋ぐ


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すぐにでも配信したい、声を入れたい、

その気持ちはわかるけれど、

まずはヘッドフォンを繋ごう。

声がちゃんと入ってるかどうかを確認するための出口を先に準備するのじゃ。


US-42は背面にLINE OUT端子、赤白のケーブルを繋ぐ端子があるので、

そこからスピーカーに繋ぐことも出来ます。

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制作をするならスピーカーの方がいいけれど、生放送配信をするならヘッドフォンの方がいいですね。

だって、スピーカーから音出したらその音がまたマイクに入ってハウリングを起こしちゃったりするから。

ハウリングは放送業界、音響業界最大のタブーなので、

ホント気をつけて!


マイクを繋ごう


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US-32、US-42共に、

本体天面にマイクを繋ぐための端子があります。

ここにダイナミックマイクなりコンデンサーマイクなりを繋ぐわけです。

そしてそのすぐ下のマイクセレクトスイッチで使うマイクを選んで、

その隣のボリュームを上げます。

あ!

マイクを接続する前にこのボリュームを左に絞っておきましょう!

いきなり大きい音が入ると機材を壊す可能性があったり、ヘッドフォンからいきなり爆音が来てビビります。

視聴者さんの耳を潰す可能性もあるので本当に注意!

ちなみにマイク切り替えスイッチの真ん中がダイナミックマイクを繋いだとき用、一番上のマークはコンデンサーマイクを繋いだとき用です。


US-32とUS-42はマイク接続に違いアリ!


US-32とUS-42ではこのマイクセクションに違いがあります。

MiNiSTUDIO CREATORという名を持つUS-42は、マイクを接続するための端子が2口あります。

つまり2人でマイク1本ずつ使うもよし、

マイクとギターを繋ぐもよしです。

電子ピアノとかも繋がるので、演奏しながらの配信をしたいと考えてるならこちらの方がいいかもしれませんね。

(絶対そうしないといけないわけでもなく、ソフトシンセを使ってピアノの音を鳴らしたり、AUX端子から入力したりと逃げ道は色々。)


US-32なら内蔵マイクでいきなり喋れる


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US-32とUS-42は、一応オーディオインターフェイスというカテゴリーになりますが、

なんと!

US-32 MiNiSTUDIO PERSONALはマイク内蔵なんです!

すごい!

そんなんある!!?(なくはないけどかなり少ない)

つまり、ちょっと喋るくらいなら別途マイクを買う必要も繋ぐ必要もないんです!

ホラ、これが内蔵マイクを使うというアイコンじゃよ。

このマイクは全指向性コンデンサーマイクで、思ったよりいい音で録れます!

全指向性ということは、US-32を囲ってみんなで会話すれば一気に全員の声が満遍なく録れるということ。

便利ぃぃぃ!

これがある故に、わたしは絶対的にUS-32推しです!!

音量メーターを確認しながらボリュームを調整


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ヘッドフォンから音は聴こえてますか?

あ、ヘッドフォン専用ボリュームがあるのでそれもちゃんとあげてな。

その後に見るべきなのは、放送音量メーターです!

(US-32本体右上、US-42本体中央上)

これを見て、どれくらいの音量で放送に乗るかが確認出来ます。

適正な音量は、一番右の0(ゼロ)がギリギリ光らないくらい。

ここが光ると、音割れが始まります。

なので、声を出してだいたい6とか3が光るくらいまでが光るように、VOLUMEノブを調整します。

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放送前に一人でマイクチェックしてる時と放送中に盛り上がって来たときで声量が違うのはまぁ当たり前のことなんだけど、

だからこそ放送中はここに気をつけて、リアルタイムに調整するくらいの気配りを見せましょう。

こんなにわかりやすく見やすいメーターつけてくれてるだけでもUS-32,US-42はめちゃめちゃ便利なんだから!

ON AIRボタンを押す!


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ここまでは、実は放送に声が乗りません。

ただヘッドフォンで聴いてるだけです。

こうして声の音量とかを調整したら、ようやく配信です。

ON AIRボタンを押しましょう。

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そうすると放送に声が送られるようになります!

普通これをするためにはパソコン内部でなんやかんやとオーディオセッティングをしなきゃいけないんだけど、

US-32,US-42はこんなに簡単に、しかも見やすいボタンを作ってくれてる。

すごいな。

あ、このボタン、逆に放送中にもう一回押せば消えるので、

例えば配信中に親が部屋に入ってきたときとかwww

これを押して赤いランプを消せばミュート状態になります。

便利〜。

声にエコーをかけよう


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歌の配信をしようと思ってる方は、

やっぱりエコー欲しいですよね。

そのエコーは、本来リバーブと言われるものであることが多く、

ボリュームのすぐ隣にリバーブ(REVERB)の量を決めるためのノブがあります。

これを回していけば簡単にリバーブがかけられます。

放送中に歌うときだけこれを回して、

歌い終わったらまた絞ればいいわけです。

簡単ですね!

ちなみに、あとで説明しますが、

パソコン側で調整すればこのリバーブのかかり方、種類を選択出来ます。


それ以外のエフェクトで、男声女声も変えられる!


本体左下のエフェクトボタン、これを押すと声にエフェクト、効果をつけることが出来ます。

正直そんなにクオリティが高いわけではないけれど、

音が高くなったりラジオみたいになったりモニョモニョになったり、

ちょっとしたアクセントだったり面白みのためになら十分使えます!


PON出しボタンで簡単効果音


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US-32とUS-42が他のオーディオインターフェイスと圧倒的に違うのはこの機能ですね。

本体についてる3つのPONボタン。

ここにはあらかじめ3つの効果音を登録しておくことが出来ます!

で、あとはタイミングに合わせて押すだけ。

ピンポーンでもブブーでもパチパチパチでも、ワンタッチで効果音がリアルタイムでつけられるって結構すごくないですか?

普通はこういうことするためにサンプラーってのを用意して別に入力して配信に乗せなきゃなので、

結構めんどくさいんですよ。






専用ソフトウェアでカスタマイズ!


ここまででちょいちょい出て来たエコーの設定や効果音の選択。

それらは本体だけでは出来ません。

専用のソフトをパソコンにインストールして、

そちらでいじっていきます。

て聞くと、ちょっと難しそうじゃないですか。

いや〜びっくりしました、こんなに簡単なのか!

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マイクの設定、エフェクトの種類、PON出しの音源選び、その音量、

見ただけでなんだかわかる配置。

これなら難しいこと全然わからない人でも大丈夫ですね!

で、これ実はEASY設定モードなんですね。

普通に立ち上げるとこっちが先に出て来ます。

で、もっといろいろいじってみたくなったら上部のタブでEXPERTモードに切り替えましょう。

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こちらでは4バンドのイコライザーはQ幅もいじれて、ローカットフィルターにもなる、

コンプレッサーのレシオやスレッショルドからアタックとリリース、アウトプットゲインまで、

リバーブのタイプだけでなくリバーブタイプ、プリディレイ、ディフュージョンがいじれる、

エフェクトのかかり具合、

PON出し効果音にいたっては入りのフェードがかけたり、スタートポイントが調整出来たり、叩く強さに応じて音量が変わる設定にもなる!

これは結構すごい!

で、今わたしが書いたことを

「おーすごい!」

と思って読んだ人はこっちを使えばいいし、

意味がわからなかったらEASYモードを使えばOKです!



US-32内蔵マイクの欠点


US-32はなんと言っても内蔵マイクが強い!

なんせ外部マイクを用意する必要がないわけですから。

なので、これを使っての配信がおすすめですが、

欠点もあります。

本体にマイクがついてるってことは、

本体を触る=マイクを触る

なんです。

つまり、本体についてるボタンを押すといちいちガサガサボクボクしたノイズが乗ってしまいます。

ちょっとリバーブを調整するくらいだったらいいけれど、

テンション上がって効果音をPON出ししたりするときにどうしてもボクボクなノイズも一緒に配信されてしまいます。

まぁあれだ、

パソコンの内蔵カメラ&内蔵マイクで配信しててパソコンのキーボードを触ったときみたいな。

その程度のノイズなら気にならないとあれば、

是非ガシガシ活用しちゃってください!

セットで買うのがいいかも


このTASCAM US-32は実際これだけのことが出来るとなればかなりコスパがいいです。





ただ、結構楽器屋さん独自のセットを組んでるところも多いようです。

つまり、US-32本体と、マイク、マイクスタンド、ケーブルなども全部まとまってるパックですね。

そういうセットでもかなりお安くなってるので、

もしこれから始めるならセットで買っちゃうのも全然アリだと思います!



(↑これがオススメ!!)


まとめ:楽しく配信しよう!


さていかがだったでしょうか。

初めての方にはなかなか難しいかもしれませんが、

やってみたら意外と簡単です。

是非軽い気持ちで初めてみてはいかがでしょうか。

もしこのページを見て生配信を始めたという方がいたら教えてください、

見に行きます!


ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!