どうも、ディレイはかなり好きです、萩原悠です!

本業はDAWを使った作編曲なので、プラグインの高品位なディレイも使いますが、

ギタリスト用のストンプペダルのディレイも大好き!

ってことで今日はBOSS最新ディレイペダルDD-7レビューをしていきましょう!

DD 10

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BOSS DDシリーズ


時代は遡って、1983年、世界初のコンパクトデジタルディレイDD-2のリリースに全ギタリストが震撼しました。

DD-2は二年後にDD-3と名前を変え、

DD-3と並行してDD-5という多機能モデルを発表。

DD-5は更に機能を増やして高音質化しDD-6へ、

そして、DD-6はより使いやすくなってDD-7へと進化しました!!

DDシリーズの最新版、それがDD-7なのです!

DD-7







DD-7の特徴はなんと言っても多機能で高音質!!

この小さな筐体でよくここまで来たなという驚きが詰まっています。

そんなDD-7の特徴をひとつずつ紐解いて行きましょう

何度も言ってますが、とにかく高音質!


さすがに繰り返し言いすぎですが、

とにかく驚きの高音質です!!

高音質というのは、つまり高音域の劣化がないことを指し、

音が全く奥に引っ込まないんです!

アタックもボヤけずシャっと立ち上がるので、付点8分とかのわかりやすいディレイにしたときにトコトコ具合の綺麗さは本当にすごい!

わたしはDD-3を持ってるのでBOSSのDDシリーズの音はなんとなく知ってるつもりになってましたが、

いやもう、完全に別モノやで!!

最長6.4秒のロングディレイタイム


コンパクトで6.4秒のディレイって!!

めっちゃ長いッス!!

一度弾いたフレーズが6.4秒後に返ってくるってことですよ?

曲の中で6.4秒前って行ったらもう大昔やで!!

テンポBPM150の曲でも6.4秒後には4小節進んじゃうもんww

まぁ普通に曲中で残響として使う以上のことが出来るDD-7、

ここまでのロングディレイはもうちょい前衛的なジャンル向けでしょうね。

逆に最小ディレイタイムはなんと驚きの1ms!!!

0.001秒で返ってくるなんて、逆にこれはもう遅れていることを認知できないレベル、つまりダブリングですね。

ちょっとだけ音を太くするとか、後述のステレオアウトで2台のアンプから同時に(厳密には1秒の1/1000のズレがある)鳴らすとか、

そう言った使い方も自由自在。

もちろんこの可変幅の広いディレイタイムであっても、BOSSのDDシリーズらしく
  • 大まかに分けるノブ
  • そのなかで調節するノブ
のふたつに分かれているので、

そんなに難しいことはないかと思います。

DD 14 2

が、曲のテンポにピッタリと合わせるならば後述するタップ機能を使うのがいいかと思います。



アナログモード


DD 12 2 

DD-7はBOSSのデジタル技術の結晶故にあまりに高音質。

むしろそろそろ残響としてはちょっと不自然とも言えるレベルになってきました。

なので、逆に音がちょっとボワッと滲むアナログモードもあります。

ちょっとオールディーズ系のジャンルだとか、ジャズをやるだとかのときはこっちの方がいいかもしれませんね。

一応BOSSのDM2というエフェクターをモデリングしたそうです。

モジュレーション


DD 12 4
1番気に入ったのはこのモジュレーションモードです!

ディレイ音に絶妙な揺れが付加されて、

空間がちょっとフニャフニャします。

少しだけクセをつけたいときに是非使って欲しい!

ちなみに、このモードのまま発振させてみたのですが、

いや〜めちゃめちゃ気持ち良い!

DD 30
この瞬間が1番テンション上がりました。

HOLD


DD-3からずっとあるホールド機能

相変わらず入ってます。

いわゆるサウンドオンサウンドをするためかなと思うのですが、

…どうだろ、今どき使ってる人います?

そりゃ当時はわたしは使ってましたよ!

でも今はこの機能を発展、独立させてループステーションとかのルーパーがあれこれリリースされてるので、

そういうことやりたいときはみんなルーパー使っちゃいますよね。

ワープがない


DD-6にあったのにDD-7でなくなった機能があります。

ワープ機能です。

これは踏んでる間だけフワァ〜っとディレイが掛かる異次元モードサウンドモードなのですが、

DD-7にはなくなってしまいました。

評判が悪いどころかめっちゃよかったのに…

その証拠にDD-500というBOSSのスーパーマルチディレイストンプにはワープモード入ってます。



なんだろ、もしかしてDD-500を買わせるために、差別化としてワープモード外したのかなぁ。

ずるい。

ホールドじゃなくてワープを入れてくれてたら完璧だった…。


リバースモード

DD 12 3 DD-6からの引き継ぎ機能で、リバースディレイというものがあります。

これは面白くて、残響が逆再生状態で返ってくるというちょっとしたトリックサウンドです。

ソロなどのフレーズで使うと頭おかしくなったかのようなアンポンタンディレイになりますが、

わたしのおすすめは打ちっぱなしコードだったりアルペジオだったりにこれをかけるやーつです。

ちゃんとテンポに合わせると不思議なシンセっぽさとかが出て、空間が歪みます。楽しいです!


豊富なインアウト


BOSSのDD-7は今やただモノラル信号を遅延させるだけではなくなっております。

その証拠に、インプットアウトプット共にステレオなんです!

ステレオインプット


DD 16
ステレオインプットが可能なDD-7。

これだけ高音質なステレオ対応なら、シンセサイザーにも全然つかえちゃいます!

気軽にディレイのオンオフを切り替えたい人はもちろん、

ホールド機能を使ったシンセのサウンドオンサウンドなんてのも良さそうですね!


ステレオアウト


DD 15
アウトプットももちろんステレオ仕様なわけですが、

なにもステレオでソースを入力したときだけに限りません。

普通にギターをモノラル入力したときもステレオのアウトプットが使えます。

ディレイディレイで奥行きだけでなく左右の拡がりも演出出来るわけですわ。

より伸び伸びとした空間になるので、レコーディング時には必須です!

アンプ2台を使ったダブリングにも使えます。


タップ


DD-5以降に実装された機能で、

ぶっちゃけ今のデジタルディレイでは珍しくなくなったタップテンポ機能。

フットスイッチを踏んだ間隔でディレイタイムを設定するという超画期的な”手ぶらでディレイモード“です。

曲を演奏しながら、そのテンポに合わせてペダルを踏めばあら不思議、テンポが完全に同期されたディレイタイムになってる!

特にテンポに合わせた付点8分のディレイなどで絶大な恩恵を得られます。



エクスプレッション


DD 16 2
別売りのエクスプレッションペダルを接続することによって、任意のパラメーターをいじれます。

1番スタンダードな使い方はwet量の調節かな、踏み込むほどにディレイが深くなります。

それ以外にも、エクスプレッションペダルでディレイタイムが変えたりもするので、結構不思議空間を作れたりもします。

ただ、タップテンポを送るための端子と共有してるので、エクスプレッションかタップテンポのどちらかしか使えないというのが軽い落とし穴です。

DD-3との違い


DD 9
ここで、DD-7と並行して販売され続けているロングセラー商品のDD-3との比較をしていきましょう!

ただ、実際どこが違うというよりも、完全な別物なんです。

DD-3はとにかくすぐに扱えるようにシンプル設計なので、多機能高音質のDD-7とは以下の点で違いがあります。

  • モードの多さ
  • ディレイタイム
  • ステレオ
  • 音質
  • タップテンポ

ね?全然違いそうでしょ?ww

DD-3のディレイタイムは12.5ms〜800ms

それに比べてDD-7は1ms〜6400msですからね、技術の発展はすげぇや!!

また、DD-3はステレオインプットもアウトプットも出来ません。

逆にアウトプットがドライ(原音)とウェット(エフェクト音)にわけてアウト出来るのは使い方によっては面白いかもしれませんね。

DTMerにはお馴染みのセンドで送ってるみたいな感覚になります。

そしてDD-2からずっとあるHOLDモード以外の、

モジュレーションモード、アナログモードはありません。

しかし、DD-3はなんならDD-7のアナログモードと同じくらいなんじゃないかってくらい(それとはちょっと違うけど)、

音が丸くなります!

デジタルなのに!!

しかしこの絶妙な角の取れ具合がDD-3の人気の秘訣ですな。

シンプルで扱いやすい、それでいてなんかいい具合の音に劣化しちゃうDD-3、今でも数多くのギタリストに愛されているロングセラー製品です。


→サウンドハウス ¥16,000-






DD-6との違い


次にDD-7のひとつ前のモデル、DD-6との違いですが、
  • DD-7にはアナログモード,モジュレーションモード
  • DD-6にはワープモード
  • 本体タップ
  • ディレイタイム

このへんです。

ディレイタイムの最大値が5200msで、つまり5.2秒。

DD-7に比べたら1秒ちょい短いですが、全然十分です。

外部エクスプレッションを接続する機構がないため、タップテンポはDD-6本体スイッチを踏むことになります。

専用の外部スイッチの方が安心だという方はDD-7、

同じことをするなら少しでも機材を減らしたいとあればDD-6かもしれません。

そしてこれが最大の相違点かな、

アナログモードモジュレーションモードは、DD-7になっての新機能です。

どちらもすごくいい音なのでこれがないのは惜しい。

しかしワープモードは一世代前のDD-6か、

逆にBOSSディレイの全部入り、DD-500にしか入ってないんですね。

唯一無二の飛び道具だから使わない人は使わないけれど、あったら面白かったなぁ〜。





まとめ:DD-7恐るべし


実際このDD-7はすごいです。

BOSSのコンパクトエフェクターにしてはちょっと高い部類ですが、

それにしてもやっぱり便利だし、第一線で使えるサウンドを持っています。

是非ギタリストなら残響を使いこなして、より華やかなプレイを身につけてください!

最後に、今更になりましたが、DDシリーズはノブの頭の色がおしゃれだと思います。

DD 11
ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!