どうも、歪みはエフェクターで作りたい派の萩原悠です!

DTMだとプラグインでどうとでもなりますが、

やはり歪みはアナログで作りたい!

そんなわたしが2018年末に手に入れて以来めちゃめちゃ気に入っているディストーションがあります。

それがBig Joe Stomp Box CompanyB-405 Hard Tubeです!

張り付くようなサウンド、柔軟な中音域設定、最高ですよ!

現在はR-405という型番で再販されています。見た目が全然違うけれど中身は全く一緒なので参考にしてください!

B 405 1

5秒で説明すると…

・倍音の出方とコンプ感が気持ちいい!

・周波数選択出来る中音域のブーストカットで自在な音作り!

・これだけ歪むにしてはローノイズ!


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Big Joe StompBox Company


B 405 4 2
アメリカのハンドメイドエフェクターブランドであるBig Joe StompBox Companyですが、

実はビッグジョーウィリアムさんは製作者ではなく、

偉大なギタリストビッグジョーウィリアムを崇拝するポールとデイヴィッドが作ったブランド“なんですww

本体にこんなにもデカデカとプリントしてるのに、

本人なわけでもないし彼の音を模して作ってるわけでもないんですww

しかも、


  • B-401 Saturated Tube
  • B-402 Classic Tube
  • B-403 Vintage Tube

などの型番違いも全部同じプリントの色違いwww





さすが自由の国アメリカだぜ!

ちなみに、再販されているR-405は、

RAWシリーズと呼ばれていて、

めちゃめちゃシンプルなデザインになってますww


B-405





コチラです!

公式動画でご確認ください。

中音域の食いつきがハンパないっスね!

わたしこういう音大好きなんです。

非常に使いやすい!

マルチゲインステージ回路ってことで、つまりは複段で歪みを作ってるってことでしょうね。

倍音の出方がとても気持ちいいです!


使い方


B 405 2
割とシンプルですよね、

GAINで歪みの深さ、

OUTPUTで最終的な音量。

そしてイコライザー(=TONE)的なのはミドル(中音域)だけ!

そのミドルは下のノブで周波数を調整して、上のノブでブースト/カットレベルを決めるという具合です。

BOSSのメタルゾーンのミドルと同じ使い方ですね!



B-405(R-405)実際1年使ってみてのレビュー


B 405 3
わたしは結構最近の歌モノポップス〜ロック系の制作依頼を頂くと結構な確率でこのB-405を使ってしまいます。

それくらい気に入ってます。

そのポイントは

・スピーカーに張り付くコンプ感

・歪みを少なめにしたときのパリパリ感

・ミドルをブーストしたときのリードサウンド

・ミドルをカットしたときのドンシャリバッキング

・意外とローノイズ

こんな感じ!

つまり、リードにもバッキングにも使っちゃうし、

ザラみの強いクランチから深めのディストーションまで結構なんでもイケちゃう!

特にやっぱりMidの周波数を調整出来るってのは本当に使える!

ドンシャリにしたときに削るポイントを他のパートに合わせて決めれるってのはとてもいい。

で、このB-405には高音域や低音域をいじるイコライザーがないんだけど、

ぶっちゃけいらないわ!

可変するミドルがあればそれで十分だということに気付きました。

どうせ録った後は低音削っちゃうわけだしね。

直感的にサっと音作れるのでとても気に入ってます。

電池駆動or9Vアダプター


B 405 5
普段手軽だからついアダプター使っちゃうんですけど、

きっとここまでこだわって作られてるエフェクターだし、

本当は電池駆動の方がいいんだろうなぁ……

今度試してみます!

まとめ:R-405はこんな人にオススメ





こんな感じのBig Joe StompBox Company、B-405(R-405)です。

中音域のバイト感がとにかく気持ちいいので、

80年代の、ヴァンヘイレンみたいなサウンドも良いし、

2000年以降のモダンなヘヴィネスサウンドも最高です!

ジャズコに繋いでもジューシーなサウンドになるし、

宅録でシンセがバリバリに入ってても抜ける音ですね。

逆に、ピッキングニュアンスを出そうとするとちょっと難しいです。

なんでもかんでも歪んでしまうので。

でもギター側の音量はいじらないって方はそんなんどうでもいいですよねww

ビッグジョーストンプのエフェクターは今ほとんど日本に入って来ませんし、

入って来ても3万円近くしますが、

是非これは試してみて欲しいです!


ってことで今回はここまで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!