どうも、台湾には1年だけいた萩原悠です!
日本人が台湾に行くと必ずハマると言われる”タピオカミルクティー“。
私も御多分に洩れず大好きでした!
で、日本人が好きな味が海外にあるとなれば、それを日本で販売する事業が流行るのはこれ当然のこと。
でもさ〜、向こうのやつの方が新鮮じゃん?しかも安いじゃん?
僕も以前からたまに日本で(吉祥寺とかコンビニとかの)タピオカミルクティーって飲んでたし好きだったけど、
こっちに帰ってきてからは日本のが貧相な味に感じてしょうがなかったんだよねー。
で!
そう思ってたんだけども、一応ね、知ったかぶりを続けるのもよくない。
日本にも台湾の老舗のが店舗をだしてるってことで!
台湾カフェ春水堂
のタピオカミルクティーを!
試しに飲んでみたー!!
(前置きが長い)
そもそも春水堂とは
→http://www.chunshuitang.jp/
タピオカミルクティー発祥のお店だそうです!
知らなかったー!
で、どうせそれをモチーフにやってるとか、それっぽい感じでやってるだけなのかなと思ったけど、
どうやらこれは本家だったようです!
そう思った理由がこのURL。
http://www.chunshuitang.jp/
っていう風にURL書きましたな。
日本で”春水堂”って名前でやってるなら[shunsuidou]ってURLになるかなと思ったんだけど、
ちゃんと向こうの言葉で[chunshuitang]てなってて、しかもこんなシンプルなドメインが取れるってことは公式なのかなと思って。
ちなみにこちらが本家、台湾のページです。
→http://chunshuitang.com.tw
珍珠奶茶ってのがタピオカミルクティーね、そしたらなんて書いてあるかわかるでしょ?
珍珠は真珠、PEARLとも書いてありますね!
同じところだー!
ってことで、それなら飲んでみようかなと思ったわけです。
実際高いけど!
あ、ちなみに台湾の春水堂は、実際わたし行ったことありません!
別に発祥のお店のじゃなくても全然よくて、
台湾にはコンビニの数の倍はあると思われるドリンク屋さん、
そのほぼ全てのお店にタピオカミルクティーがあるので、
わざわざ春水堂に行く必要がないんですね〜。
あれ……つまりこれ、台湾の味と比較出来なくね?
まぁ、いいや!並んでみる!
(本当に前置きが長い。)
台湾カフェ春水堂ルミネ新宿店に並んでみた!
JR新宿駅中央東口を出てすぐ、地下にあります。
平日の夕方に行ったんだけど、まぁ〜驚きの行列っぷりでした。(写真は人様ができるだけ写り込まないように列のない方だけを写してます)
なんかナウでヤングなチャンネーたちがいっぱいいたので心が折れかけましたが、
せっかく決意したんだから!並ぶ!
ドリンクスタンドにしては時間かかるなぁと思ったけど……これわざとゆっくりやって行列作らせてる?
考えすぎかな。(一生懸命最速でやってくれてたならスタッフのみなさんごめんなさーい!!)
でやっと手に入れたのがコイツです!
タピオカミルクティー500円!
春水堂新宿店のタピオカミルクティー うまぁあああ!!!
美味しい!!!!
ていうか懐かしい!!!!
うわっ!!!!
懐かしい!!!!!!
まさに台湾で飲んでた味だ!!
うまーーーーーーーーー!!!!
タピオカの味
台湾のタピオカミルクティーのどこがどう美味しいのか、それはタピオカに秘密があるはず。
……でもごめんなさい、普段からタピオカを食べなれてるわけじゃないからよくわからんわw
ってことで、wikipediaさーん!!
タピオカ (tapioca) は、トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したデンプンのこと。菓子の材料や料理のとろみ付けに用いられる他、つなぎとしても用いられる。紙の強度を上げるための薬剤の原料としても重要である。
だそうだ。
なるほどよくわからん。
でも、以前台湾で初めてタピオカミルクティーを飲んだときに、
“タピオカってこんなに軽いんだ!”って思った覚えがあるのです。
なので、日本で出回ってるタピオカよりも食べやすい、自然な感じがします。
それが僕が好きだった理由な気がする。
それでもなにも入ってないただのミルクティーに比べて、
タピオカが入ってるミルクティーの方が全体がちょっと油っぽくなる気がする。
ミルクティーの味
これが好きだったんですよね。
そうそう、タピオカなんかなくたって、すごく好きでした。
そもそも台湾のドリンクスタンドでは氷の量と砂糖(ガムシロ?)の量をどんな飲み物でも大体選べたのですが、
この春水堂では選べませんでした。
でも僕が一番好きな[半糖]くらいの甘さでした。
やっぱり日本人にはこのセッティングなんだな〜って思った。
本家台湾を真似て甘さを選べるスタイルなんかにしたら、時間も手間もかかるし(ホンの数秒ずつだけど)、
なによりそんなことより
「これにしとけ!これが苦手なら別にリピーターにならなくていいよ!でもこれが絶対美味しいって言うから!」
みたいな感じ、すごくいいなと思いました。
氷が細かい
これ、台湾で僕が飲んでたタピオカミルクティーではあまり感じなかったんだけど、
氷がすごく細かくて、シャリシャリと食べていく感覚でした。
なんだろ、春水堂だとそうなのかな、それとも台湾は暑いし量も多いし、氷を飲むようなタイミングではもう溶けちゃってたのかな。
う〜ん……わかんない(あてにならないブログでごめんなさい!!)
台湾のお店と同じ フタ
個人的に感動してしまったのが、この容器のフタ部分です。
あまり日本では見かけないですよね。
なんか透明のPPフィルムみたいのがピターと貼ってあるんです。
逆さにしても当然こぼれません。
台湾ではこれをコンビニのビニール袋みたいのに入れてバイクで移動するのですが、
横揺れでは絶対にこぼれないんですね。
溢れるとしたら本当にストローを口の部分まで逆流したときくらい。
素晴らしい!!
まぁ日本では(この店では)だいたいがちょっとだけあるカウンターで飲んでたり、せいぜい新宿の街をぶらぶら歩きながら片手に持っててすぐにのみ切っちゃう感じだからあまり恩恵は受けれてないだろうけれど、
とにかく懐かしくて嬉しかったです。それだけ!!
阿里山烏龍茶もあった
主にタピオカミルクティーのお店ですが、
阿里山烏龍茶ってのもありました!
これは台湾の阿里山ってところで有名な烏龍茶を商品化したものでしょう。
阿里山ってのは台湾の中部にある山。
一度だけ近くまで言ったんだけど、鉄道とかめっちゃ少ないらしく、帰ってこれないかもという恐怖心にかられ、その近くでアイスを食べて帰ってくるというチキンっぷり。
阿里山の烏龍茶はわからないけど、多分それに似た烏龍茶は散々飲んでただろうから、
今度機会があればこの阿里山烏龍茶も試してみようと思います!
まとめ:高いけど、飛行機代がかからない
まぁそんな感じで、実際とても美味しかったです!!
ただ当然、500円もするかどうかと言われたら微妙です。
スターバックスのコーヒーの値段はコーヒーだけの金額じゃなくて、
「コーヒーをゆったり飲むその空間を楽しむための金額」だってはっきり言ってるし、
そういう目に見えないものにお金がかかるのもわかります。
でも500円はやっぱり高い。現地ではせいぜい高いやつでも200円。(そしてサイズがもっと大きい。)
でもでも、結局この味を飲みたければ飛行機代をかけて台湾まで行って中国語でオーダーするしかなかったわけだから、それをワンコインで買えるってのはとても安い。
ちょっと話変わるけど、
16〜17世紀頃にインドから胡椒とか紅茶を仕入れてヨーロッパに売るって仕事があって。
インドでは紅茶の葉も胡椒という植物もその辺に生えてるからめっちゃ安い。
でもヨーロッパにはそんなもんないし、食を豊かにしてくれるものとあればちょっと高くても買いたい。
こうしてこの胡椒や紅茶、香辛料を海を越えて売るって仕事は大儲けだったそうです。
春水堂のタピオカミルクティーはまさにこの話の通りだなって思いました。
こっちではなんでもないものだけど、こっちにはそもそもなかった。
それを販売展開してくれることは詐欺でもぼったくりでもなんでもないよね。
現にそこにいた若者達はみんな新鮮な気持ちで幸せの味に浸ってたし、
僕は僕で懐かしい気持ちですごく幸せになっていた。
休憩時間が全く取れない仕事の合間に飲んでた味。
友達と夜市に行って飲んでた味。
日本に帰ろうと決意したときに飲んでた味。
その味と、そのときの気持ちと、色んなものを思い出させてくれたミルクティーは、やっぱりとても美味しかったです。
日本にいる皆さんが僕と同じ気持ちでこのタピオカミルクティーを飲む必要はないけれど、
とにかく普通に美味しいです。
是非一度お試しください!
それでは、今日はここでおしまい。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!