KORGの超コンパクト軽量MIDIコントローラーとして有名なnanoシリーズ。
nanoKEYではペタペタながらも25鍵のmidiキーボード。
nanoPADでは16個のトリガーパッド。
nanoKONTROLではDAWの操作に最適なフェーダーとボタンのセット。
MacBookとほぼ同じ横幅にして必要な機能のみに絞った潔いコントローラーたちでしたが、
この度!新製品!
というより、合体だぁぁああ!!
nanoKEY Studioです!!
nano KEY Studio
![nano_01.png Nano 01](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
なんかでかくなったー!wwwwww
サイズは純粋に奥行きが倍に。
そしてパッドと鍵盤とノブの全部のせ!
これひとつで制作もライブも全部出来るようになってるってか!
なるほど、そりゃたしかに“nanoKEY Studio”ですな。
nanoKEY譲りの鍵盤…が、生まれ変わった!
KEY,PAD,CONTROLの3製品が合体したとは言え、
やはりメインとして扱われるのはキーボードのようで、
名前はnanoKEY Studioとなりましたね。
正直鍵盤としての弾き心地は全く期待出来ません。
鍵盤と似た形に配置したボタンだと思ってもらった方がよいです。
僕は以前nanoKEYをSE出しのパッドに使ってたくらいですから。
(当時nanoPADも買ったけどソフト側でいい感じのサンプラーを持っておらず、EXS24の鍵盤のノートナンバーに割り振ったというわけです)
そんな感じで、あまり鍵盤だと思わないほうがいいですね。
公式のページにも
タイピング感覚で快適に入力
とか書いてあるしww
たしかにタイピング感覚だわwww
つまり、鍵盤としての質は残念を極め、
MIDIキーボードとしての弾き心地は現在市販のMIDIキーボード内で最低ランクです。
そんな鍵盤がなんと…
光る!
![nano_02.png Nano 02](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
なんと、バックライトが搭載されていて、光ります!
どういうときに光るんだろう、普通に考えたらノートオンしたときだけど、
なんかちょっと違うかも知れません。
なぜなら。
新機能!!
なにやらよくわからない機能があるからです。
いまのところKORGの公式サイトを見てもさっぱりわからない二つの機能。
1.スケールガイド機能
キーが光るスケールガイド機能は音程に合ったオススメのキーを教えてくれます。
…ね、ぜんぜんわからないでしょ?
さっきの写真を見るかぎり、Ebメジャーペンタトニック(Cmペンタトニックスケール)の鍵盤が光ってるようですが、これはどういうことが出来るんでしょうね。。
2.イージースケール機能
どのキーを弾いても音楽的なフレーズを生み出します。
……ね?これも意味わからないでしょ?
適当に近いところにアジャストしてくれるってことなのかな?
ピッチ補正みたいな概念で。
ちょっとこれは続報を待ちましょう。
8個のトリガーパッド
![nano_05.png Nano 05](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
nanoPAD譲りのトリガーパッドが8個。
ドラムや効果音を出すもよしですが、
コード演奏モードってのもあって、
キーを選択すると適当にいい感じのコードが割り当てられるモードです。
ちょっとしたオカズ程度にコードを鳴らすのに最適!
タッチパッド
![nano_06.png Nano 06](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
KAOSS PAD,KAOSSILATOR譲りのタッチパッドがついていて、
フィルターなどをアサインすれば直感的な音色変化を生み出せます。
また、内蔵のアルペジエイターの中にはリズムパターンも多数入っており、
指一本でリズムを生み出すことも出来ます!
8個のノブ
![nano_07.png Nano 07](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
こちらはnanoCONTROL譲りの小型ノブ。
シンセやエフェクトのパラメーターを自在に操れる他、
DAWソフトのミキサーとして使うのもアリですね!
ただ、やっぱりノブの作りは軽いので、
ちょっとデリケートな操作が必要かも。
USBもBluetoothも
こういうのは普通USBでつないで使うわけですが、
なんとnanoKEY Studioは、Bluetoothでも接続できます!
つまり!
ワイヤレスです!!
![nano_03.png Nano 03](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
Bluetoothってことは、iPadとかiPhoneにもつながりますね。
![nano_04.png Nano 04](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
(なんでこの画像のiPhone浮いてるの?ww)
充実の付属ソフト
このnanoKEY Studioにはいくつかのソフトウェアがバンドルされます。
それが結構いいのではないかと巷で話題です!
- KORG Gadget LE
- KORG Module Le for iPhone
- KORG Module Le for iPad
- KORG Legacy Collection – M1 Le
- UVI Digital Synsations
- AAS Ultra Analog Session
- AAS Strum Session
- AAS Lounge Lizard Session
- Propellerhead Reason Limited
- Ableton Live 50ドル割引クーポン
– ここまでがiPhone iPad用 –
最後のクーポンがなんか可愛いでしょww
今のKORGの一押しはKORG GadgetっていうiPad用シンセサイザーだけども、
PC用のKORG Legacy Collectionも結構いいぜ!
歴代のKORGのシンセの音が入ってるわけ。
なかなかオイシイです。
エディターソフト KORG KONTROL Editor
![nano_08.png Nano 08](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
これはどうなんでしょう、
僕以前KORGの開発部にいたときに某シンセサイザー(ここではちょっと伏せます)のデバッグをやってて徹底的にエディターも触ってたけど、
そのときはイマイチ使いにくかったんですよね〜。
あれから数年、もうちょっとよくなってることを期待します!
まぁシンセよりも仕組みが単純だから簡単そうだけどね!
実はnanoCONTROL Studioもある
今日このページではずっと
「キーボード部分が主役」
って言ってますが、
コントローラー部分が主役のnanoCONTROL Studioもあります!
![nano_09.png Nano 09](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
nanoKEY Studioのほうが本当にKEY,PAD,CONTROLの合体だったのに対して、
このnanoCONTROL Studioは純粋にコントローラーがパワーアップしてますね。
プレイ、REC、MuteやSoloのスイッチもついてジョグダイヤルもあるので、Studioって名前はこっちの方があってますね!
自宅制作環境にも一つあると便利かもだけれど、nanoシリーズはやっぱり軽いからなぁ。
軽すぎるからなぁ。
フェーダーとか短いんだもんなぁ。。。
せめてXYタッチパッドとまでいかなくても、リボンコントローラーくらい欲しかったなぁ……
はい。
僕はこっちは買わないです!
デモ動画
最初からこれを見せろって話ですよねwww
でも、ちょっと抽象的すぎてわかりにくいかも?
なんとなくかっこいいのだけれど……
そしてやっぱりあ〜〜フェーダーが浅いな。。。
まとめ nanoKEY Studio 3月発売!
そんな感じでまとめてきました、nanoKEY Studio。
発売まではまだ少しあるようですが、果たしていくらでしょうか。
現在nanoKEY、nanoPAD、nanoCONTROLは1つ¥5,000。
単純にくっつけたら¥15,000。
でもそれよりは安くなって¥11,800くらい。
しかしこれはBluetooth搭載、しかも鍵盤にバックライト。
う〜ん。。。¥16,800くらい??
時代も進んだし、もうちょい頑張って安くしてくれるかも?
金額発表されたら再度紹介します!
追記 発売された!
ここまでは2016年1月30日、つまり発売の4ヶ月前に書いた記事でした。
そして、ついに発売されました!
2016年5月末についに!(割と押しましたね)
値段も発表されました!
上記の私の想像より少し安い、15,930円(税込)です!
↓サウンドハウスリンク
![](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
KORG/nanoKEY Studio
posted with カエレバ
●KORG nanoKONTROL Studio】
posted with カエレバ
なんと初回分はさっさと売り切れてしまって、次回入荷は7月下旬だとか?
絶対に欲しい方は早めに連絡しておくとよいですよ!
僕も買おうかな……
そんな感じで、今日はおしまい!
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!