どうも、友達いない萩原悠です!

音楽を、特にギターなんかやってるとやっぱりみんなで合わせるのが楽しいものです。

でもいいんだいいんだ、ルーパーがあればひとりでも楽しいから!

ってことで、ルーパーの使い方、仕組み、つなぐ順番、楽しい遊び方を紹介します!

LOOPER 5

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ルーパーとは


DITTO 19 そもそもルーパーとは、もともとディレイの一種を応用したもので、

フレーズルーパーというのが正しいかな。

一度演奏したフレーズをループ再生させながら次のフレーズも重ねていくというもので、

つまりはリアルタイムでレコーディングと再生、オーバーダビングを繰り返していくという高度な機材なわけですが、

最近は本当にコンパクトエフェクターと同じサイズで作られていて、

ボードにいれるのも簡単、部屋に置いておくのも全然場所を取らない、

手軽だし安いモデルでも十分なクオリティ、

いつのまにルーパーというものはエフェクターの1カテゴリーとして市民権を得ているのです!

ルーパーを使った楽しい動画集


百聞は一見に如かず……と言っても音楽の場合やっぱり”聞く”んですけど、

まぁ実際に動画で確認してみましょう!


まずはみんな大好きギター博士に使っていただきましょう。いつもわかりやすい説明をしてくれておるぞ!





次に、ルーパーを使いこなし芸術の域に達している日本人女性ボーカルさんの動画からどうぞ。





ちなみに、ルーパーはアコギソロとの相性が抜群です。

こんなんイケメンすぎるでしょ!




現在唯一外でまともに使える音量音質で電池駆動出来るRoland/Cube Streetと一緒に外へ出かけちゃうっしょ!


最近のルーパーはループ出来る長さも随分伸びまして、

普通に曲として成り立っちゃうレベルの小節数を録音してループ再生することが出来ます。

それがこちら。





こういう便利で面白いことをどれだけ複雑な機材と操作でやってるのかと思ったら、

なんとこんな小さなペダルだけでやれちゃうんです。




お時間ある方は是非この動画も見てください。

正直、ここまでのことをやるのは行き当たりばったりのプレイではなく事前にしっかり作曲行為をしておく必要がありますが、

それさえ出来れば一人で演奏してるとは思えないアンサンブルを構築することが出来ます。




こんな感じで、使う人によってかなり個性が現れるというのがルーパーの特徴です。

どれか真似して見たいプレイはありましたか?

ルーパーの主な機能


こんな感じで、簡単に一人セッションが出来るルーパーですが、

基本の機能はたったふたつです。

録音再生

です。

まず録音する。

それを再生させながら次のパートを録音する。

これを繰り返していきます。

その中で途中でストップしたり、

一番最近録音したフレーズだけ削除“をしたりをするというわけですね。

ざっくり図解してみました。

LOOPER 5
録音(REC)に始まり、その後”再生(Play)”に行くか重ね録り(Dub)に行くかはモデルにより違ったり、

選択できたりします。

PlayのときはそれまでにRecやDubしたものがループ再生され続け、

その上でどんなことを弾いてもそれはループに組み込まれることがないので、

コードストロークのRECして、ベースラインをDubして、

それをPlayしながらソロを弾くって使い方が一般的ですね!

最後にDubしたパートを消すUndo機能と、

Undoで消したのをやっぱり取り返すというRedo機能は上位機種だけに入ってます。


ルーパーを使う上での3大注意点


そんな感じで、意外と簡単な仕組みで出来ているルーパーですが、

いざ使ってみると初めはなかなかうまくいかないものです。

その原因というか、ルーパーを使う上での注意点を3つにまとめてお話しようと思います。



ループのタイミング


LOOPER 3
これです。

最大の難点。

ルーパーは一回踏んだ地点からもう一回踏んだ地点までの間がループ再生されるので、

そのリズムがちょっとズレちゃうとループがぎこちなくなってしまいます。

範囲設定は弾き始める拍の頭から、最後の拍が終わって次の拍になる瞬間、

で踏みましょう。

これはね、いきなり出来る人はそうそういないと思うので、

練習してください!

エフェクターの繋ぐ順番


これはもちろん、エフェクターを使う場合のみです。

ルーパーってボードに入れるとしたらどこに入れるべきなんだろう……。

その答えは

“どこまでの音色をループに入れたいか”

によって変わります。

当たり前ですが、

1.ルーパーより前のエフェクトが反映されたままループに含まれる

2.ルーパーより後のエフェクトは全パートに均等に適用される

になります。

ベースパートはコンプレッサー、カッティングパートにフェイザーをかけた状態でループしてアドリブソロのときはオーバードライブを踏み、最終的に部屋鳴りのシミュレートでリバーブをかけたい場合、

こういう繋ぎ方になります。

LOOPER 2

ルーパーより前のエフェクターはそのパートごとに踏み替えてくださいね。


操作ミス


LoopStation 1 2
人間だもの!

どんなに事前に周到に仕込んだとしても本番で操作をミスってしまっては元も子もありません。

例えば、一回踏むだけでよかったのにカチカチっと二回踏んでしまったり、

踏んだあとすぐに足を離さなかったために長押し扱いになってしまったり。

別のボタンを踏んでしまったり。

そうすると”再生“させたかったのに止めてしまったり、

一時停止“させたかっただけなのに”全消し“してしまったりします。

特にボディの小さいルーパーはフットスイッチが一箇所しかなかったりするので、

二度踏みや長踏み、”〇〇の動作中に踏む”など色んな操作方法があり、

これをオーディエンスの前で演奏しながら的確に踏みわけないといけません。

モデルによっては外部フットスイッチを繋げられたりして、

本体スイッチを踏むとRECPLAYRECPLAYを繰り返して、

外部スイッチを踏むとSTOP

みたいに途端に使いやすくなったりします。

用意しておくのが安心ですね!


まとめ:ルーパーを使おう!


さて、ルーパーの使い方と魅力、少しわかってもらえましたでしょうか?

自宅練習では手軽で楽しい、

ライブで披露するするにはかなり準備と練習が必要だけど、ひとりの演奏とは思えない多彩なステージを作ることが出来ます。

是非導入してみてください!

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!