– これまでのあらすじ –
洗足学園音楽大学、音楽・音響デザインコースに入学した僕は、
一年生のときに毎年恒例の行事と対面することになります。
学年自主ライブ
この学校のこの学科は、毎年秋に一年生が自主企画ライブをやる運営、開催するというのが習慣でした。
多分学科の決まりではなかったんだと思う、ただいつのまにか毎年やることになってた的な感じ。
出演するのも自分たち、
その曲も自分たちで作る、
音響も照明も舞台監督も広報も全部一年生たちでやるという、
そこそこ頑張ってる企画ですw
当然授業の時間でそれらの企画会議の時間か設けられるわけはなく、生徒たちかどうにかこうにか休み時間に作り上げていました。
出演することに
なんの流れだったか忘れてしまったけど、このイベントに出演者として参加することになりました。
最終的には全6組くらいになったんだったっけな。
学科の特性上、ただの弾き語りアーティストみたいな枠はあまりお呼びではなく、もうちょっとなんか違うことをやる方がよかったらしく、
僕は自分がエレキギターを弾いて、
クラリネット、ベース、ドラム、ジャンベ、ピアノ
みたいなメンバーでやった気がする(うわー覚えてないなんてビックリ!!)。
この変則編成のために2曲書き下ろして、みんなで何度かスタジオに入って練習。
バンドマン、吹奏楽出身、ピアニスト、民族音楽マニアというバラバラなところから集めてしまったので、
まぁ〜グルーヴが合わない!
こんなにも難しいのかと痛感し、バンマスとしてどうにかしなきゃとテンパりわっしょい。
最終的にライブではどうにか形になって披露することができ、アンケートで半数近い票を集めて大盛況に終わるという結果でした。
BGM製作班
ライブイベントなので、転換時間というのが発生します。
その間って大体音楽流れてますよね、転換BGMって言われるやつ。
あれを作るという4人班の班長もやってました。
今回はTRICK of MUSICってイベントタイトルでハロウィンの時期だったので(出演者は特にハロウィンを意識した曲をやることはなくw)、
BGMはなんとなくハロウィン感のある曲を。
たしか主催幹部から
「同じ曲ばかりかかるのは嫌だから沢山作って一回ずつかかるくらいがいい」
って言われたんだったっけかな、転換の回数からして必然的に10曲以上必要になったわけですが、
さすがにみんな高校卒業して音大入って半年、
まだそんなにたくさん曲は作れなかったようで、僕以外の3人で4曲しかもらえませんでした。
まぁ年上だし、班長だし頑張るか。
ってことで、このとき僕が8曲作ってどうにか数は揃えることが出来ました。
結構楽しんで作れたし、
イベントのオープニングとかエンディングとかも自分の曲を書き下ろしたので、
なかなかオイシイ経験でした。
幹部班に首を突っ込む
これ本当になんでだったんだろ、
代表だかプロデューサーだか舞台監督だかの幹部をやってた3人がいて、
その子たちの相談役みたいなこともしてました。
3人それぞれに色んな思惑があって、
正直に言うと熱の入れ具合とかも違って、
そんな愚痴を聞く係でしたw
自分はもっとこうしたいだとか、
どこそこの部署から連絡が遅いだとか、
今思えば”若い団体あるある“なことばかりてすが、
当時の当事者にとっては自分は世界で一番不幸なんじゃないかとさえ思うやーつ。
まぁこれのおかげで、この子たちとはちょっと仲良くなったかも?
どうにかこうにか自主企画を
こうして、企画から出演、出演者の間のBGMまで色んなことをやらせてもらった企画ライブが終わりました。
正直なかなか大変だったけれど、たくさん勉強になりましたね。
これが一年生の中盤にあったということから、
割と今後の学校生活で関わり合いを持つメンツはみんなここで決まったんじゃないかなぁ。
いい経験でした。
ってことで今回はここまで。
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