どうも、歪みはエフェクターで作る派の萩原悠です!

アメリカのハンドメイド系エフェクターブランドJHSからまた面白そうなのがリリースされましたね!


その名も、BONSAI


……凡才?


いいえ、盆栽です!


だって、だから!!

発送は天才かwwww

ってことで、早速弾かせていただいてきました!



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JHS/BONSAI


JHS BONSAI 1
コチラです!


ひゃ〜!


盆栽の絵が描いてあるぅぅぅぅうwwwww



しかもどことなく基盤っぽい……緑だし。

(参考)
JHS BONSAI 7

 



このBONSAIは、基本的にはIbanezのチューブスクリーマー、TS系の歪みエフェクターを再現したとのことです。

で、TS系といえば緑。

だからBONSAI。

ほんとにそんな感じらしいっすよww

で、チューブスクリーマーはギター用歪みエフェクターとしてめちゃめちゃ大ヒットした、

というより歴史にその名を刻んでいるエフェクトであり、

Ibanezも時代に合わせていくつかのモデルをリリースしている上に他のブランドからもこれらを模したエフェクトは数多くリリースされています。

ではこのBONSAIはどのチューブクスリーマーをモデルに作られたのか。

これじゃよ。

選べるモデル


JHS BONSAI 4

いろんなモデルに寄せましたwwww

全9モデル、左上からリリース順になっていて、どのモデルをシュミレートしたモードにするかをここで決めます。
  • OD-1(BOSS)
  • TS808
  • TS9
  • MSL Metal Screamer
  • OD-1(Exar)
  • TS-7
  • TS9 Baked Mod(Keeley)
  • TS9 Strong Mod(JHS)

こんな感じで、本家IbanezのTSだけでなく、Keeleyなどのモディファイ機のモード、

BOSSやExarなど、TSではないんだけど似た感じのエフェクターも収められています。

つまりあれですね、このエフェクターはたしかに色んなサウンドが出るけれど、

よくあるモード切り替えエフェクターと違って、

“劇的に毛色の違う多数の音色が含まれている”ではないんです。

チューブスクリーマーにだけ焦点を絞って作られた、

なんともマニアックな一台なのです!

2015年にJHSはひたすらビッグマフだけをあれこれ搭載したMuffulettaというペダルをリリースしましたが、今回はそのTS版ということですね。


肝心のサウンドは……


JHS BONSAI 5
今回はGibsonレスポールとJC-120で試したのですが、どれも即戦力であたたかいサウンドでした!

(時間なくて写真撮らなかったorz)

王道の808やTS9では荒めのクランチが気持ちよくて(VOXアンプとかに繋ぎたい)、

MSLでは他のモードより深めに歪むのでズグズグ刻むのも楽しいし、

TS-7モードでは深めのリバーブをかけてリードを弾きたくなるリッチな中音域でした。

うん、どのモードもいいな……

で、ここで懺悔しなければいけないことがあるんです……


わたし、チューブスクリーマーに全然詳しくないんです!!!!!m(._.)m

本当に今更ですみません。

TS系というのはあまり使ったことがなくて(かろうじてFULL DRIVE2かな?)、

嫌いではないので全然今すぐ使いたいサウンドもいくつもありましたが、

いかんせんモデルごとの違いがわからない……orz

だから逆に言えば、これ1台でチューブスクリーマーの歴史を全て手に入れて、

ここから自分好みの1台を見つけていくって使い方もありかもなぁと思いました。


JHS BONSAI デモ動画




まぁ最初からこれ出せよって話ですよね、さーせんww

JHS/BONSAIの発売日,値段


このBONSAI、海外では2018年始めに発売されていて、

この4月にようやく日本に入ってきたんです。(盆栽なのに……)

気になるお値段は……

3万円ちょい!!

う〜ん、さすがに安くはないですねぇ。

でもチューブスクリーマーにドハマりしてる方はこれ1台で9台分の音が出せるから……お得?笑

ちなみに、初期ロットは早々に完売してしまったそうなので、5月以降の次回入荷を待ちましょう。



まとめ:JHS BONSAIは最初のTSにも最後のTSにも


いかがだったでしょうか。

チューブスクリーマーの全部入り入門機とも言えるし、

TS好きが最後にたどり着く究極のチューブスクリーマーとも言えますね。

アンプの質感やギターの鳴り、ピッキングニュアンスを大事にしたいギタリストにはおすすめです!

今ではなかなか手に入らない当時のTSサウンド、BONSAIで自分のものにしちゃいましょう!

ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!