どうも、わたしもFコードには苦労しました、萩原悠です!

わたしの生徒さんたちもみんな苦戦してますね。

でももうこれはやるしかない!

乗り越えるしかない!

そんなFコードの押さえ方をマスターしましょう!

コツを掴めば簡単……いや、簡単ではないけど、弾ける!

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動画版完成!





やっぱり動画の方がわかりやすいですよね!

ってことで撮影しましたのでこちらもご覧ください!

Fコードとは


ギターを練習するにおいて、他の楽器と大きく違うのはコードというものの存在ですね。

コードとは、言ってしまえばただの和音なので、ピアノとかでも弾くことはあるんだけど、

ピアノではドとミとソを覚えたらその3つを同時に弾くだけで和音になるけれどギターではそうはいかない。

コードフォームに規則性がないので(いやあるけどさ!)最初はいくつかのコードフォームを丸暗記せにゃなりません。

そしてその中でも、序盤でおぼえなければいけないのに飛び抜けて難しいコード、それがFというコードなのであります!


勝手な憶測だけれど、ギターを始めた人の中で半分くらいはこのFが弾けなくてやめてってるんじゃないかな。

それくらい序盤の鬼門として有名です!

モンハンで言うところのイャンクック先生的存在。




(もはや伝わらなくてもいいやのスタンスw)

そんな難関コードなので、

逆にもしこのコードが弾けるようになったらあなたは全”ギターを持ってる&持ってた人”の中で上位半分に入ってると言えます。

この難関を突破せずにギタリストは語れません。

1日では弾けるようになりませんが、それでもちょっとずつ挑戦して弾けるようになってください!


Fコードとはこれだ!


ChordTab 7
おや……これは……

どうやって押さえんねん!!

指の数よりもおさえるべき弦の方が多いという……

どうやったらいいんだ……

こうおさえるのです。

LowChord 27 わかりますか?

人差し指で6弦と2弦と1弦、3つ押さえてるのです!


いやいやいや……ムズイね!!


Fコードを押さえるコツ


なにはともあれ、人差し指で全部の弦を押さえるってのが大変です。

これが出来るようにならねばなりません。

で、人差し指をちょっとだけ寝かせて、親指サイドで押さえます。


そして残りの3本指は出来るだけ指板に対して垂直に下ろす、ほかの弦に当たらないように!

LowChord 28
これもなかなか難しいですよね。

第一関節をしっかり曲げることを意識して、

頑張ってくれよぉ!


バレーコード


こうやって人差し指で複数弦を一列にズバっと押さえることを“バレー”と言い、バレーを用いて押さえるコードのことをバレーコードと言います。

このバレーが難しいんだよな〜。

でもバレーコードにはメリットがたくさんあって、平行移動していけば同じ形で色んなコードが弾けちゃうのです。


例えば、こうやって全体を1フレットずらすとF#になります。

LowChord 30
簡単でしょ?

しかももう1フレットあげるとGになります。

そこからさらに1フレットあげるとG#になるのです!

おやおや、Fが弾けるようになるとたくさんのコードが一気にマスター出来たことになるってことですな!


中指を外してFマイナーを習得せよ!


ChordTab 22
このFコードから、3弦2フレットを押さえている中指を外して、3弦も人差し指に任せることによって、

Fマイナーのコードが完成します!

LowChord 29
人差し指の仕事がさらに増えてさらに押さえるのが大変になったけれど、

これもFと同じく平行移動でF#m、Gm、Abm、Am……と色んなコードに発展させることが出来るので、

是非マスターして、弾ける曲の幅を広げてください!


まとめ:F,Fmが弾けたらもうなんでも弾ける!


そんなわけでして、バレーコードであるFとFマイナーが弾けるようになったら、

  • F
  • F#(=Gb)
  • G
  • G#(=Ab)
  • A
  • A#(=Bb)
  • B
  • C
  • C#(=Db)
  • D
  • D#(=Eb)
  • E

  • Fm
  • F#m(=Gbm)
  • Gm
  • G#m(=Abm)
  • Am
  • A#m(=Bbm)
  • Bm
  • Cm
  • C#m(=Dbm)
  • Dm
  • D#m(=Ebm)
  • Em

の全てが弾けて、

それはもはや

  • F7
  • F#7(=Gb7)
  • G7
  • G#7(=Ab7)
  • A7
  • A#7(=Bb7)
  • B7
  • C7
  • C#7(=Db7)
  • D7
  • D#7(=Eb7)
  • E7
  • Fm7
  • F#m7(=Gbm7)
  • Gm7
  • G#m7(=Abm7)
  • Am7
  • A#m7(=Bbm7)
  • Bm
  • Cm7
  • C#m7(=Dbm7)
  • Dm7
  • D#m7(=Ebm7)
  • Em7
  • FM7
  • F#M7(=GbM7)
  • GM7
  • G#M7(=AbM7)
  • AM7
  • A#M7(=BbM7)
  • BM7
  • CM7
  • C#M7(=DbM7)
  • DM7
  • D#M7(=EbM7)
  • EM7
  • FmM7
  • F#mM7(=GbmM7)
  • GmM7
  • G#mM7(=AbmM7)
  • AmM7
  • A#mM7(=BbmM7)
  • BmM7
  • CmM7
  • C#mM7(=DbmM7)
  • DmM7
  • D#mM7(=EbmM7)
  • EmM7

などなど、ものすごいたくさんのコードの代用としても使えるようになるのです!

(コード表に書いてある7とかM7とかadd9とか6とか11とか13とかは最初は無視していいから、という意味で。)

そしたら、いきなり弾ける曲がめちゃめちゃ増えます!

そのためには、FとFマイナーを絶対に覚える必要があるのです!

でも、こんなに色々出来ることが増えるなら頑張ってみようって思うでしょ?

よーしがんばれ!

他のコードの押さえ方や、アンプの使い方、ストロークの肘のコツなど、

ギタリストのタマゴのための記事をこちらにまとめました!

片っ端から読んで、一人前のギタリストになってください!


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それでは、萩原悠 (→Twitter @hagiwarau)でした!