どうも、DTM歴10年の萩原悠です!
今ではどうにかこうにかDTM、作曲でお仕事を頂けてますが、10年前ともなると学生でして、ネットで調べたりDTMマガジンとかで見たりで、どうにかいい音源を作るために日々頭を悩ませていました。
そのときに手を出したうちのひとつが電源。
FURMANのSS-6Bといういわゆる電源タップです!
今日は長年使ってきたこのSS-6Bについてまとめたいと思います!
ファーマンの電源 SS-6B
FURMAN SS-6B
→サウンドハウス ¥4,780-
ってことで今日聞いてほしい話はこのイカつい電源タップについて!
電源タップだと思えばこの5000円は少し高いと感じるかもだけど、
一度買っちゃえば今後ずっと音質がちょっとだけよくなると考えたらそれはなかなかアリだと思いませんか?
ファーマン SS-6Bで音が変わる?
そもそも電源タップで音が変わるってのは本当なのでしょうか。
ソフトシンセを変えるでもギターを変えるでもインターフェイスを変えるでもシールドケーブルを変えるでもなくてたかが電源ケーブル。
だって元を辿れば繋いでるのは同じ家庭用コンセントですよ?
でも、実際音は変わります!
FURMAN/SS6Bのようなパワーディストリビューターを使うと、やっぱり音はちょっと変わります!
SS-6BにはEMI/RFIフィルターが内蔵されていて、電波や電磁波によるノイズの混入を減らしてくれます。
結果的に音が太くなるとか音が前に出てくるとか人によっていろんな表現がありますが、自分はなんというか……
空気が澄んでる感じになる
とか
背筋が伸びた感じになる
という言い方がしっくり来るかな。
どちらもすごく抽象的な言い方で、波形を見て調べてみたとか全然そういうんじゃないんだけど、
なんか音の周りのにじみ具合がちょっとすっきりするというか、
シャッキリというかドッシリというか……あれ、全然わけわかんなくない?
高音もちょっと綺麗な感じなんだけど、
ちょっと低音の方がわかりやすかったかな、輪郭がちょっとだけシャープになる感じで、白と黒のコントラストがわかりやすくなった感じになります!
(言えば言うほど意味わからないかw)
で、そうなるとなんなら音が太るなるっていう表現をする人の気持ちもわかります。
なんならこれ音が太くなってるのかもww
あ、ちなみに、しっかり拘るなら電源の電極をしっかり確認してから使いましょうね!
電源ってそんなに大切なのか
(↑関係ないものばっかりw)
自分がまさにそうだったように、DTMerは誰しも電源とかに気を配りたくなる時期が来るような気がします。
で、順序的にはこんな感じかな。
- ソフト音源の質次第で曲がよくなると思い込む:
- 入り口と出口を見直す、インターフェイスとかスピーカー!
- 部屋の環境が気になりだす、置き場所、遮音、インシュレーター
- 小さい部分を詰めだす、電源やオーディオケーブル
こんな感じなんじゃないかと思っていて、これは結構正しいというか、よいと思う!
電源を変える、これはマシンのパワーを最大限に活かすためにも必要だし、いわばよりよい選手を作り上げるために食事に気を配るようなそんな感じだと思う。
筋トレほど今すぐ効果が出るわけではないけれど、食べたものが血となり肉となり、その上での活動なわけだから、どれだけ毒素の少ないものを取り入れるかというのが課題。
で、今なぜ敢えて
“栄養価の高い” とか”鮮度の良い” とかではなく”毒素の少ない” と言ったのかですが、
やっぱり家庭用電源ってのはそれくらいの毒素、つまり不安定要素や不純物が入ってます。
電気ってのは一定ではないので、それを綺麗にしてくれるってのがFURMAN SS-6Bとかのパワーディストリビューターと言われる機器の仕事です。
地味ですが、大切なお仕事ですね!
ギタリストにもおすすめ……だけど。。。
FURMAN SS-6Bはギタリストにもおすすめです!
自分も実際何度かボードに入れてました!
そのときの名残で裏面にはマジックテープが。↓
エフェクターも電源で結構音が変わるし、エフェクターってそこそこの個数を直列に繋ぐ方もいるでしょう。
そう考えると、6口のアダプターを挿せるフロアタイプのディストリビューターSS-6Bはかなりおすすめ……
なんだけど……
過去に何度かライブハウスにも持って行きましたが、本当に数える程にしか持って行ってないですし、今後もよっぽどなにかがあるとかでない限りは持っていきません。
なぜかというと…
- 重い!
- デカい!
- ケーブルが長い!
だからです!
重い
ほんとに重いんだ。
公式によると1.25kgだそうです。
BOSSの最新マルチエフェクターGT-1と同じくらいの重さということです。
でかい!
もうこんなやぞ!
ワウペダルよりデカいもんww
イマドキは小さい電源供給は沢山あります。
エフェクターだったらだいたい9Vとかだからいちいちアダプターいらないし、それこそVOCUのを今使ってるので、そっちでいいやって感じで。
→VOCU Baby Power Plant type-Cのレビュー
ケーブル長いwww
長いよwww
ほらね。
この長さ、なんと4.5メートルwww
え、なんでこんなに長いの??
理解に苦しむ長さ。
日本向けに作られてないんだろうなw
なので、ギタリストにもおすすめではあるのだけれど、
あまりボードの中に入れて電車で持ち運びって感じにはあまりならなそうw
まとめ 宅録アーティストにはおすすめ!
ちなみにわたしはキッチンで使ってます。ブレーカーより先にこいつが落ちてくれるから便利w
オーブントースター、電子レンジ、電子ケトル、CDラジカセがここに繋がってます。
朝トースターとオーブンとケトルを同時使用するとカツンてSS-6Bが音を立てて電源が切れますwww
まぁブレーカーが落ちて家中停電よりいいよね!
ってことで、全ての宅録作業部屋と全てのキッチンにFARMAN SS-6Bをおすすめします!
ってことで今日はおしまい。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
FURMAN SS-6B パワー・ディストリビューター
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