萩原悠の自叙伝、フリーター編をお送りしています!
ニコ生もひとしきりやって飽きてしまった後に、
僕はイケメンボーカルさんと組んでアニソンライブに出るようになります。
今回はそんなお話。
Shiki
ボイトレに一瞬だけ通っていたときに知り合った中で一番社交性のあったイケメンShikiさん。
(これまで出会った人の中で一番いいヤツかもしれん)
彼がこれまでボイトレの教室内ライブしかやったことなかったということで、
是非ライブやりなよとけしかけたのが始まり。
そしたら話の流れで僕もギタリストとして一緒にステージに立つということにw
(Shikiさん、当時は違う名前で活動してたけど僕が「それだとダサいから変えて!」って言ってShikiさんって名前になったエピソード話してもいい?ww)
CLOUDNINE
そうして結成されたのがCLOUDNINEというユニット。
西荻窪のKFCで相談して決まったんだけど、
最初はヒルデガーンになるとこで。
ヒルデガーンわかる人います?
僕はわからなかったんですけど、
ドラゴンボールZに出てくる敵キャラの名前 だそうです。
(コレ?)
まぁ語感だけで選んでましたからね、CLOUDNINEも確かそんなもん!
神奈川の音大に通ってた僕としてはクラウドナインスタジオと名前が被ってるからってちょっと反対しましたが、
結果的にいい名前だなと今では思ってます。
アニソンカバー
たしか、
「ライブをやるならなにかジャンルとかを偏らせないとイベントを選びにくいしお客さんも掴みにくいから。」
って話をした結果アニソンになったんだったと思う。
一応僕作曲やDTMをする人間なので、
全曲リアレンジしてオケをこのユニット用に作って、
ギターとボーカルのパートを抜いたマイナストラック。
はじめのころはPCからマルチトラックで出力してステージ上のアンプとかも複数台鳴らしていました。
フットスイッチで曲の再生とかをコントロールしながら。
が、このシステムはリハに時間がかかるのとちょいちょい不具合が起きて曲が止まっちゃったりしたので、
最初の半年くらいで普通に2ミックスを流すスタイルに変更しました。
西荻窪ターニング
アニソンライブやってるライブハウスを色々探して、
そんで最終的に初ライブをすることに決めたのは西荻窪ターニングというライブハウス。
イベンターさんもライブハウスのスタッフさんもとてもよくしてくれて、
2012年6月2日の初ライブ以降しばらくは毎月ターニングさんにお世話になることになります。
いつもリハ終わってから駅前のてんやに行って僕は小天丼を、Shikiさんはざる蕎麦を食べるというのが定番の流れ、
割と盛況
大変ありがたいことに、
狭い界隈ではありますが、2回目のライブからは毎回イベントのトリを務めさせて頂き、なんだかんだで色んな方と出会うことになります。
基本的にワーっと騒いで終わり!
という単純なコンセプトのライブをしていたため、
皆さんに楽しんでもらえてたようです。
ワイヤレスデビュー
CLOUDNINEでは結構立ち位置がコロコロ変わる演出だったので、
ボーカルのShikiさんのケーブルと絡まるとか、踏まれちゃうとか、
結構問題が起きていて、割と早い段階でワイヤレスにしちゃいました!
LINE6のG30、ロングセラーの大定番ですね!
なんか色んな服来た
Shikiさんは無鉄砲に面白いこと思いつく天才なので、
夏は浴衣とか春は学生服とかなんだけど、
なんで俺だけ足出すハメになってたんだろ。
でもこれでも、僕は自分で衣装を決めるよりも遥かにいいので、
僕は全然助かってました。
……これはなに?ww
カラコン入れられない事件
Shikiさんに
「カラコン入れた方がステージ映えしますよ!」
って言われたけどさ、俺入れられないわけ!
じゃあShikiさんやってよ!
と言って僕は頑張って目を開ける係、
Shikiさんが強引にカラコンを僕の眼球にぶっこむ係、
という二人掛かりで試しましたがまぁ〜辛い!
てか人の目にコンタクト入れるのって怖いよねww
多分このときの写真がカラコン入ってる……のかな……
もうわからん!
イケメンコンビと言われるのが辛かった
これ僕のネガティブな部分が発揮しててShikiさんにも笑われてたんだけど、
イケメンコンビって言われるのすごい嫌だったんですよ!
Shikiさんがイケメンってだけなので、
“イケメンがいるコンビ“なの!
ダウンタウンのお二人を「ボウズが二人!」って言い方しないでしょ?坊主頭は一人だけやん!
もちろんいちいち否定して回ったりはしなかったけれど、
一時期ブログに書くときもちょっとした反抗をしてました。
ちょっとしてるぅぅw
今はやってないけど、いいコンビだったと思う
CLOUDNINEとしてライブをしてたのは1年ちょいくらいだったんだと思う。
でも僕は彼のこと本当に尊敬していて。
割と無鉄砲だからすぐにあれやりたいこれやりたいって言うんだけど、
それに対して慎重派の僕が
「じゃあ先にこれをやらないと!」
「もしこうなっちゃったらどうする?」
「ちょっとターゲットがズレる気がする。」
とかあれこれ言って、理解してくれたらそこからまた一歩進んだ議論になるし、
それでもやってみようとなったらやってみる。
僕がなかなか腰重いタイプだから彼のような機動性重視の人とかとても相性がよかったと思う。
それと、とにかくいい奴で。
だから彼にはめっちゃ友達が多くて、そのみんながShikiさんのこと好きで。
それも割と自慢でしたね。
人間嫌いの僕が頑張ってライブハウスで社交的に振舞ってたのも段々と疲れちゃったけれど、
ライブハウス初心者だった彼が次第にメキメキと持ち前の社交性を発揮してくれてたので、ユニットとしての対外的コミュ力は保たれていたはず!ww
今はお互いちょっと違うことをやってるけれど、
機会があればまた、それぞれ力をつけた状態で再会したら面白いと思ってます。
ってことで、今回はこのへんで。
次のページは初めて一人暮らししたことと、そこで気づいた”生活力”のお話です!