どうも、ガンプラ初心者が始めてのRG製作でやらかしました、萩原悠です!
まさか、アドヴァンスドMSジョイントが、折れるなんて!!
ってことで、真鍮線を入れて接着剤で固めて直したというお話です。
きっとこの失態の記録は誰かの役に立つと信じて!
RG アドヴァンスドMSジョイント
![banshee_49.jpg Banshee 49](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ガンプラの中でも、サイズも小さくてパーツが細かいため作るのが面倒、大変と噂のRG(リアルグレード)シリーズ。
手軽さがウリのHGシリーズと同じサイズなのに精巧さがウリのMG(マスターグレード)に匹敵するパーツ数だってんだからそりゃ大変だわ。
そしてRGシリーズの目玉のひとつでもあるのが、内部フレームの機巧です。
関節部分などが簡単に仕上がる、というか半分仕上がっているという面白い作りで、
関節などの可動域は全てこの内部フレームが動いて再現しているというわけなんです。
![banshee_29.jpg Banshee 29](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
たしかこれは膝。
腰回りにはこんなキモめのパーツがついてますww
![banshee_36.jpg Banshee 36](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ここにそれぞれ腰巻がつく感じです。
![banshee_41.jpg Banshee 41](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
すっげすっげ!
そんなこんなで、最終的にはこんな無茶なポーズまで実現したというわけです。
![banshee_84.jpg Banshee 84](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
今回はラップ塗装を施したので、完成形はこうなります。
![banshee_226.jpg Banshee 226](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
そんなRG、とっても楽しく作れたのですが……
実は……
折っちゃった
![banshee_50.jpg Banshee 50](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
作ってる段階で、アドヴァンスドMSジョイントの一部を折ってしまいましたwww
ぎゃあああああああああああ!!!
折れたぁぁぁぁぁああああ!!!orz
アドヴァンスドMSジョイントパーツは、出荷時最初はちょっと可動部分が硬いらしくて、
それをゆっくりほぐしてから組み上げるべきだそうです。
しかし自分、どっち方向に可動するのかがわからなくて、
変な方に力入れてしまったようです。
やべぇ……折れちゃったよ。。。
腕部分です、接着剤でごまかしています。
![banshee_52 2.jpg Banshee 52 2](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
が、やっぱりこんなんじゃごまかせませんでした。
ちょっと触るとすぐポロりしてしまう。
接着剤を塗る面積も狭すぎるし、可動部分だからどうしたって負荷がかかっちゃう。
腕に武器をつけたりしたら当然その分重くなるし、
うわ〜んどうしたものか!
パーツ取り寄せ
一応バンダイさんで、1パーツから取り寄せが出来るのです。なのでそれを使ってこの部分を取り寄せよう。
アドヴァンスドMSジョイントのパーツは他に比べて高いけれど、それもしょうがない……
と思ったら、
今在庫切れだそうですorz
くっそ!
どうしよう!
秋葉原の中古ショップ!
![parts01.jpg Parts01](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
いや〜探したわ!
中古でパーツだけ売る人ってのがいるようで、
そんなバラ売りバーツを売っているショップを巡りました。
![parts02.jpg Parts02](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
が、そんな都合よくちょうど欲しかったパーツが手にはいるわけはありません。
真鍮線で補強する
![banshee_205.jpg Banshee 205](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ネットで見てちょっと面倒だなぁと思ってはいたけれど、もうこれしかありません。
パーツに穴を開けて、そこに真鍮線(金属の棒みたいなもん)を突っ込み、それごと接着剤でくっつける。
うげぇめんどくさい……。
しかし、せっかくブログの読者さんがプレゼントしてくれたわけだし、綺麗に仕上げよう!
穴開けるようにピンバイスまで買いましたよ!
真鍮線での修復方法
![banshee_208.jpg Banshee 208](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
こちらが真鍮線。
これを、今回は関節部分に刺します。
![banshee_207.jpg Banshee 207](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
真鍮線補修の中でも随分難易度の高い部分だなぁ……orz
十分な面積がないところなので、真鍮線の太さは0.8mmを選択。
そしてその0.8mmの真鍮線を通すために、1.0mmのドリルで穴を開けます。
![banshee_206.jpg Banshee 206](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
で、当たり前ですが真鍮線このままだと長すぎるので、
両方のパーツに開けた穴の深さ分の長さにカットします。
今回はこれくらいでした。
![banshee_209.jpg Banshee 209](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
みじかっ。
こんなんで大丈夫かなぁ……。
![banshee_214.jpg Banshee 214](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
(小さすぎてピントも合わないw)
肩側に刺すとこんな感じ。
![banshee_211.jpg Banshee 211](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
そして腕側に刺すとこんな感じ。
![banshee_215.jpg Banshee 215](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
うん、多分イケる!
ってことで、ここからは瞬間接着剤です。
1.0mmの穴に0.8mmの真鍮線なのでゆるゆるです。
この隙間を接着剤で満たす感じで。
![banshee_212.jpg Banshee 212](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
エイヤっ!!
![banshee_217.jpg Banshee 217](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ここでキープ。
瞬間接着剤とは言えさすがにもうちょっと待ちましょう。
(厳密には、キープのために両手が塞がってたのでこの写真は数分後です)
で?
で……
で…………
出来たーーーーー!
![banshee_235.jpg Banshee 235](https://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
くっついたやん!
こんなデカくて重いシールドをくっつけても全然大丈夫になった!
すごい!
真鍮線補修すごい!
今まで瞬間接着剤だけではどうにもならなかったのに!
こんなに簡単に直るんだったら早くやればよかった!
同じようにパーツを追っちゃって絶望にひたっているプラモデラーさんがいましたら、
是非真鍮線補修をやってみてください!
真鍮線を調達するのとかちょっと面倒だったけれど、
実際の作業時間は全部で20分くらいでした。
これならピンバイス本体とドリルの刃がセットになってます。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!