どうも、アコギもちょいちょい弾きます萩原悠です!


この度、ヤマハFGFSシリーズに新しいラインナップが!

その名もRed Labelシリーズ。

中でもFSX3というエレアコに注目しました!

早速お借りしたのでレビューします!

新システムAtomosfeelピックアップシステムを使った新時代のエレアコサウンドにも是非注目です!



(喋りもせずひたすら5分間弾いてくれるので、パソコンとかで別窓で開ける人は是非聴きながらどうぞ)


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YAMAHAのアコギFG





ヤマハというブランドの説明は今更いらないでしょうか。

楽器と言えばヤマハ、アコースティックギターの分野でもそれは例外ではありません。

特にFGシリーズというラインナップは1966年に”FG150“と”FG180“をリリースして以来、

国内でのアコースティックギターの中でもかなり長い歴史を持つロングセラーです。

今回新しく登場するのはそのFGシリーズの系譜です。


FG新シリーズ






この度発表されたのは以下の機種。

  • FG3
  • FS3
  • FG5
  • FS5
  • FGX3
  • FSX3
  • FGX5
  • FSX5


……多いわ!!

YAMAHAあるある:ラインナップが一気にリリースされる。

まぁこのままだとちょっとわかりにくいので、分類するとこんな感じです。

FGFS(サイズが小さい版)
アコギFG3,FG5FS3,FS5
エレアコFGX3,FGX5FSX3,FSX5

やっべわかりやすっ!(自画自賛)

そう、まさにこんな感じなんです。

FGシリーズの派生でボディサイズが小さいFSシリーズってのがあって、

アコギエレアコがあって、

それぞれに3番台のランクの製品ともうちょっと高級な5番台の製品があります。

2x2x2 で8種類というわけですね!





最新FGのルックス




サウンドなどについては各モデルで少しずつ違うので後回しにしますが、

まずはルックス面でのお話。

昔ながらの赤ラベル


FSX3 2
今回の新しいFGシリーズは、往年のモデルを彷彿とさせるレッドラベルです。

だからなにってわけでもないんですけど、ちょっといいですよね。


おしゃれなヘッド

FSX3 4

ご覧ください、このペグとロゴ。

かっこいいですね!

ちょっとだけ小さめな気がします。


ヴィンテージ仕様の塗装


これよ!

めっちゃかっこいい!

全体的にちょっとサテン調で、サラッとしてるけれど高級感があります。


サウンド面ももちろんこだわりの仕様


ようやくサウンドのお話です。

入門機とは全然違う、贅沢な木材使用と手の込んだシステムが使われています、

トップはシトカスプルース単板


アコギの表面のことです、

合板の方がコストが安いけれど、やっぱり単板で出来ている故の鳴りの良さ!

今回新しくリリースされたFG,GSシリーズは全てこのシトカスプルース単板です!

サイド,バック,ネックはマホガニー材

FSX3 11

アコギのおもて面がシトカスプルースなのに対して、

側面と背面はマホガニー材を単板で使用しています。

これがスプルーストップ/マホガニーバックというのがアコギ界での黄金コンビなんですね。

しかもこちらも贅沢に単板とのこと!

素晴らしい!


A.R.E.


FSX3 12
YAMAHAの独自技術であるA.R.E. (Acoustic Resonance Enhancement)、

これは簡単に説明すると、

木材に一定の振動を与えて、出荷時には既に長年弾き込んだギターかのようなサウンドに仕上げるという詳しくは教えてくれないスーパー技術です。

たしかにYAMAHAのアコギLシリーズとかにはこのA.R.E.が施されていて、

現にとっても鳴りがいいんです!


Atmosfeelピックアップシステム


FSX3 13
最後になりましたが、

こちらが今回の新しいFG,FS Red Lavelシリーズのために新規開発された技術Atmosfeel


今更ながら、これが目玉機能です!!

Xのラインナップ(つまりエレアコ)の方だけに適応されるのですが、

3つのピックアップによりうまいバランスで組み合わせて収音するため、

従来のエレアコでは再現しきれなかったサウンドホールから出る弦振動のまとまり、

一弦ごとの余韻、

フィンガリング時のタッチ感、

高音域の倍音成分によってもたらされる空気感や繊細な音を見事に再現することに成功したとのことです!

実際にちょっとだけ試させてもらいましたが、これはびっくり、


あれあれ、生音がでかくなった?

いや、アンプから鳴ってるのか。


そんな錯覚まで覚えるほど。

エレアコという楽器がまた次のステージに上がったなと実感しました。

コントロール部は
  • マスターボリューム
  • マイクバランス
  • 低音のEQ

となっています。

マイクバランスで最適の質感に整え、

BassEQの使い方としては、バンド編成なら低音をカットしてすっきりさせるだとか、指弾きのソロギターでは低音をもっちりブーストさせるだとかで重さを調整、

最後にマスターボリュームで音量を決めて完了です!

シンプルでありながらとても使いやすいとおもいます。

たしかに、3バンドのEQなんかいらないね!

ちなみにAtmosfeelAtmosphere(空気)とfeel(雰囲気)による造語のようです。


わたしのおすすめはFSX3!






もちろん人それぞれいろんなモデルを選ばれると思うのですが、

わたしが推したいのはFSX3です!

FSX5の方がいいのはわかってるんですけど、FSX3だったら10万円で買えるんです!

そう言ったコスパも含めて、しかもちょっとボディの小さめなFSシリーズは女性でも弾きやすいってことで、

FSX3が推しです!

これまでヤマハだったらLS16あたりを狙ってた方がこちらに流れるのかなと思います。

10万円くらいでちょっといいアコギを探している方は、

是非楽器屋さんで弾いてみてください!


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!