どうも、コンパクトリバーブ探求中の萩原悠です!
一昔前までは大型のラックでも使わない限り高品位なリバーブなんてかけられませんでしたが、
最近はすごい!
どんどん小型化してます。
ここでは毎度コスパ最強なエフェクターをリリースしてくれるNUX(ニューエックス)の、
NRV-2、Oceanic Reverbのレビューです!
小ささ、安さでめちゃめちゃオススメなんです!
NUX
2005年に立ち上げられたエフェクターブランドで、
いわゆる中華系というか、中国工場で作られる激安エフェクターブランドのひとつです。
ただ、どうしてもこういう中華系ブランドは品質がいまひとつなものも多いです。
そんな中わたしが推しているブランドは2つだけ。
MOOERとNUXです。
とくにNUXは面白い機能を持ったエフェクターが多く、
それがこの値段ってのはめちゃめちゃ頼もしい!
NRV-2 Oceanic Reverb
コチラ!
オセアニックリバーブです!
(発音的には”オーシャニック”になるのかと思ったら、代理店の方はオセアニックと言っていました)
お〜、ワンノブかぁ。
シンプルであまり色々操作できない感じかぁ……
と思うじゃないですか。
実はこれ結構面白い作りなんですよ。
とその前に、まずは動画でこのオセアニックリバーブのサウンドを聴いてみましょうか。
これよ、めっちゃいいですよね。
(てかスタイリッシュさとわかりやすさとテンポの良さ、この動画がすごく好きw)
割とシンプルなNRV-2オセアニックリバーブですが、
さすがにパッと見だけではわかりにくいので説明いたします。
ざっくりルーム系のアンビエント
リバーブにはホールリバーブだのスプリングリバーブだの色々種類があって、
最近ではそれらを切り替えられるようなコンパクトリバーブも多いですが、
NRV-2オセアニックリバーブはルームリバーブ系のサウンドです。
部屋で弾いてるときのような自然な残響が特徴で、
嫌味なくリッチな感じに仕上がる使いやすいリバーブタイプです。
DECAYとLEVEL
このNRV-2オセアニックリバーブはノブがひとつしかないんです。
リバーブペダルでワンノブの名機というのもあるのでそれは驚くほどではないのですが、
実はこのNRV-2のノブは、スイッチを長押し(2秒)することによってDECAY(リバーブの長さ)とLEVEL(リバーブの量)のどちらを調整するかを選べるんです!
これは面白い!
デジタルエフェクターならではの仕組みですね。
こうしてくれたおかげでこの超小型化が実現出来たと言えましょう。
驚きの高音質
1万円を切る価格で売られているNRV-2ですが、
音質はかなりのものです。
それもそのはず、32bitDSPという、かなり高解像度な処理が行われています。
リバーブは他のエフェクターと比べても屈指の処理内容なので、
デジタルDSPの性能がそのまま最終的な出音のクオリティになります。
NUXは妥協がないどころか、かなり時代を先取る処理速度のリバーブを作ってきましたね……。
トゥルーバイパス/バッファードバイパス切り替え
最新のエフェクターでちょこちょこ見られるようになった仕様ですが、
バッファードバイパスとトゥルーバイパスを切り替えることが出来ます。
基本的にはトゥルーバイパスの方が音質劣化が少ないとされますが、
例えば本当にこれ1台しかエフェクターを使わない場合なんかはバッファードバイパスにしておいた方がオンオフでのバツン!というノイズもなく、気持ちよく演奏出来ますね。
USBでファームウェアアップデート
本体にミニUSB端子が搭載されていて、パソコン経由でファームウェアをアップデートすることが出来ます!
とは言え、単体のリバーブでなにをアップデートすることがあるんだろう……
今後なにか機能が追加されたりするのかな?
これはちょっと楽しみに待っておきましょう。
まとめ:シンプルで使い易い!
NUX NRV-2はこんなに小さくて、
しかも1万円を切っている!
なのにサウンドは本格派。
部屋で弾いているような自然な残響、
リバーブかけることによって空間の情景が広がりますよね。
最初の1台にもオススメ、荷物を多くしたくないセッションプレイヤーにもオススメ!
NUX Oceanic REVERBでした!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
NUX NRV-2 Oceanic Reverb
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