どうも、ProcoのRAT2使ってます!萩原悠です!

最近リリースされましたFOXGEARRATSというディストーションペダル。

もうその名の通りRAT2でしょ!

ってことでレビューしていきましょう!

まぁ結論から言うと、無難に使いやすいRAT2です!笑

このページではRATSRAT2についてのお話が多いので、読み間違えないように気をつけて!

FOXGEAR 61

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FOXGEAR



そもそもFOXGEARってブランドを知らないですよね。

2018年も残すところ数日といったタイミングで日本にも入ってきました、イタリア製の新しいエフェクターブランドです。

もともと多くのエフェクターを手がけていた2つのブランドが共同で立ち上げた、リーズナブルプライスのブランドになるため、

全てのエフェクターが1万円前後!

果たして、ワンコントロールブームが来たときのようなFOXGEARブームが巻き起こるのでしょうか。

学生たちがみんなFOXGEARをなにかしら持ってる時代が来るのか、今から楽しみですね!


RATS


FOXGEAR 11
FOXGEARが立ち上げ時にリリースしたエフェクターは12機。

ディストーションペダルは3つあって、スタンダードなFENIXと、ハイゲインなSYNISTER。

そしてここで紹介するRATSはもう本当にRATモチーフな1台です。

RATと言えばProcoブランドを代表するディストーションペダルで、

独特な歪み方をするので、初期型が作られてから今年でなんと40年!

ずっとギタリストたちに愛され続けている銘機です。

これひとつを商売道具にしてる人もいるって歌われてるしね!

そんなRATSのサウンドとは……





RATSは割とRATだ!


弾いてみたところ、たしかにRATっぽいチリチリ感出てる!

全然今風じゃない、なんか不器用で不恰好、

でもそれがなぜだかかっこいい!

この音は確かにRAT風だ!

でも、ちょっとおとなしいです。

カドが取れてるというか、本家の方がもっと不恰好なんだよなぁ。

あの雑な感じがソノマンマ出せるかというとちょっと微妙。

RATを使いやすくチューニングしたって感じですね。

悪いことではないのだけれど……でもRATってあの音の悪さがよかったというか……

いやでもそしたら本家を買えばいいってことか。

RATと言えばFilterよ



RATの使い方は他のエフェクターとちょっと違って。

というのも、トーンが普通のトーンじゃないんです。

Fiterって名前のノブがついてて、右に回していくほどに音がこもります。

普通のトーンって右に回すと明るくなるじゃないですか。

しかしRATのfilterは一番左にしたときに音が一番明るくて、右に回していくほどに音がこもる、

つまりはローパスフィルター(LPF)ってことですね!

RATSにもやっぱりついてますよFILTERが!

FOXGEAR 12 2
ってことで早速いじってみたら……あれ??

普通のトーンじゃね?wwww

ごく一般的なエフェクターと同じように、右に回していくほど音が明るくなりますwww

なんやねんwww

さすがFOXGEAR、使いやすく出来てるなぁ。

でもおかげでちょっと気持ちの上でRAT感がなくなったわ……しょぼん。


まとめ:RATSは使いやすいRAT2


まぁそんなわけで、RAT2とRATSは同じものではない、というところに落ち着きました。

それはいいじゃないですか、全く同じだったらRAT2を買えばいいわけだし。

しかしFOXGEAR製品はどれも適当にいじってみてもいい感じの音になる、

絶対に破城しないという安心感ももらえます。

となったらこれはヴィンテージ感の再現不足ではなく現代風ということになるかな。

「昔のはこうだったんだ!」

って偉そうに語る老害おじさんにはなりたくないものだ……

ってことで、そこそこ下品な音が欲しいけれど音作りにも詳しくない、

そんな方におすすめなのがこちらのRATSです!

是非下品な世界の入り口としてどうぞ!

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!