どうも、エレピ大好き萩原悠です!

クールなルックスとサウンドで大人気のNordの、

エレピ特化モデルであるNord Electro。

最新モデルNord Electro6のリリースが発表されました!

新しくなった部分、製品のラインナップなどを紹介していきます!

Nord Electro6

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NORDとは


スウェーデン出身のキーボーディストHans Nordalius氏が、

シンセってもうちょい小さくならんもんかと自分で製作したシンセサイザーがNORDシリーズの始まり。

1983年にClaviaという会社を設立し正式に製品開発、販売がなされました。

音質、鍵盤のタッチの良さもさることながら、

やはりNORDの一番の特徴は真っ赤のボディでしょうね。

カッコいい!

このカッコ良さだけでNORDが欲しいって方もいると思います。

残念ながら関税の関係で日本で買おうとするとやたら高いけれどorz


NORD electroとは



NORDシリーズはNord Leadやスーパー全部入りのNord Stage、ステージピアノとしてのNord Pianoなどがありますが、

Nord Electroとはエレピに特化したモデルです。

ドローバーがついてること!

これがあることによりオルガンの音作りを完全に再現することが出来るというわけですね。

そして、軽めのタッチのセミウェイテッド鍵盤のモデルと、

割とピアノっぽいハンマーアクションポータブル鍵盤のモデルが選べるというのもいいところですね。

(73鍵モデルのみ)

NORD electro6の特徴






さて、そんなNord Electroですが、2018年中旬、Nord Electro6としてちょっとしたモデルチェンジがなされるそうです!

どんなとこが変わったのかまとめてみました。

(スンマセン、ほぼ上の動画を見て訳しただけですww)

パッチ切り替え時に音切れしなくなった!


一番のウリはこれでしょう、Seamless Transitionsという名前がついてるようですが、

つまりは音色パッチを切り替えるときに音切れしなくなりました!

今までは別の音色に切り替えたときに中のプログラムがごっそり入れ替わるので、

前の音が完全にプっと切れちゃってたんですね。

これがNORD stage3(NORDの一番すごいやつの一番新しいやつ)では音切れなくパッチが切り替えられるようになりまして、

今回NORD electro6でも同じ機能が搭載されました!

ちょうど同じくらいの時期にRolandのFAとかでも実装された機能なのですごく革新的というわけではありませんが、

それでもライブで使うキーボーディストにとってはめちゃめちゃありがたいですね!


3パートマルチティンバー


今まで2レイヤーでの音作りだったNORD electroですが、electro6では3レイヤーになりました!

どうやら、オルガンセクションとピアノセクション、シンセセクションが完全に独立したようです。

それらをレイヤーで重ねたりスプリットしたりで自在にいじれるよと、そういうことだそうな。


しかもレイヤー間のクロスフェードもかなり自由が効くようで、面白い音作り、ライブパフォーマンスが色々おもいつきそうです。


パッチが並び替え自由に


プログラム、サウンド、ページを並べ替えて整理できる、合理的なインターフェイス機能の追加!


なるほど、これ意外と便利ですね。

普通シンセって使うプログラムを遠くまでグルグル読みに行くか、ユーザープリセットエリアにコピーしなきゃいけないのですが、

Nord Electro6ではパッチ自体を自在に並び替え出来るようになってます。


同時発音数が増えた!


デジタルシンセサイザーの性能を計るひとつの指標が同時発音数ですね。

今までのNord Electroはピアノの同時発音数が60でシンセが15だったのですが、

なんとそれぞれ倍に!

ピアノが最大120音、シンセの同時発音数は30音に拡張になりました!


ラインナップと重量は全く同じ


現行モデル……いや、前身モデルになりますね、Nord Electro5と同じく、

ラインナップは3機種です。

61鍵盤セミウェイテッドのNord Electro6D 61。

73鍵盤セミウェイテッドのNord Electro6D 73。

73鍵盤ハンマーアクションポータブルのNord Electro HP。

やはりHPだけはフィジカルドローバーではなくボタン式デジタルドローバーになるようなので、

HPはピアニスト向け、Dはオルガン向けという位置付けですかね。

重さもNord Electro5シリーズと全く同じで、

Nord Electro 6D 61は8.1kg。

Nord Electro 6D 73が9.2kg。

Nord Electro HPが11.4kgです。

改めて、この鍵盤の質にしては軽いですね!

まとめ:ライブ派は是非買い換えたいですね


正直、NORDを自宅制作で使ってる人ってあまりいないんじゃないかと思うんです。

見た目がベンダーやモジュレーションホイールがついてないという、

MIDIマスターキーボードとしては致命的な欠点があるし、

NORDはやっぱりかっこいいから持ち出したいですよねw

で、ライブで使うとなったら音切れが解消されてパッチもわかりやすく並べられるとなったらそりゃ欲しいっしょ!

NORDは結構中古市場にもなかなか出回らないから、売りに出せばそこそこの値段で買い取ってもらえます。

それを元手に、買い換えちゃいましょう!

い〜な〜自分はライブのお仕事はほとんどないから使わないけど、

やっぱりかっこいいよな〜。

ってことで、買ったらわたしに自慢してくださいねw

ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!



(追記:)

うぉ!
生産終了のNord Electro5がすごい安くなってる!
これはこれでチャンスかもしれませんね……