どうも、最近steinbergが好きになってきてる萩原悠です。


そう、今や飛ぶ鳥を落とす勢いでDTM界で躍進しているsteinberg社。


Steinberg
そのSTERINBERG社の大ヒット商品といえばオーディオインターフェイスのURシリーズですな。

ライトユーザー、これから始めるビギナーにとって必要十分な機能が低価格で手に入るというのが一番の魅力です。


今日はその中でも特にコンパクトなUR12UR22mkIIという2機種の比較をしたいと思います!

よろしくどーぞー!
(この記事は2015年11月に執筆したものです。情報が更新は心がけておりますが、もし古い情報となっていましたら申し訳ないです。)

UR-22については→コチラで詳しくレビューしています!

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比較機種はUR12とUR22


さてさて、早速2機種の機能比較といきたいのですが、

内部的な音質は全く同じです!


どちらにもD-Preという割といいプリアンプがついてますし、

どちらも+48Vのファンタム電源も送れる上、

どちらも24bit/192kHzでの録音が出来ます。


じゃあどこが違うのか。それはモノを見れば一目瞭然です。


UR12 22
ひとつずつ紹介しましょう。


UR12とUR22mkIIの最大の違いは入力系統


前面を見ると分かるのですが、


UR12にはマイクを入れる入力端子がひとつしかないですね!

その右横にあるのはギターを入れる端子です。


対してUR22 mkIIはマイクを入れる端子が2つあり、

ここにはギターシールドのようなケーブル(TS)も挿せます。

つまり2本同時にマイクが使えたり、TSケーブルが2本同時に入力出来るというわけで、

それすなわちステレオ録音が出来るということです。



アウトプットがUR12はRCAで UR22mkIIはTSだ!


これはちょっとしたひっかけですね。

どちらもステレオアウトってことなんだけど、端子の形状が違うのでご注意!

TSの方が少しだけ材料費が高くて、少しだけ音がいいんですよね。

他にも、民生機とかには以下の画像のようによくRCAがついてるので、よりライトユーザー向けということなのかもしれません。


RCA

UR12にはヘッドフォンアウト専用のボリュームがない


どちらも前面にヘッドフォンアウトがあるのですが、

UR22mkIIにはこの端子専用のボリュームつまみがあります。

これはマスターの音量を保ったままモニターするヘッドフォン音量を調整するためですね。

この機能がUR12にはありません。

つまりヘッドフォンの音量を調整したくばマスターをいじるしかありません。

ちょっと不便やねん。


インプットモニターの調整にも違いあり


さらにもうひとつ。

インプットモニターってのは、今入力している音、まだパソコンの中に録音してない音を聴く機能です。

歌を録るときとかはこれを聴きながらじゃないと自分の音程がとれませんね。

で、UR22mkIIはこのボリュームバランスをつまみで調整しますが、

UR12はまさかのオンオフスイッチ!!

もうちょっと大きくとか小さくとか、そういう要望は全く通りません。

そっけない奴だぜ。



バンドル品などには違いがなし


UR12UR22mkII、2機種のハードウェア的な違いはそんなところです。

列挙したら意外とたくさんありましたねw

しかしバンドルソフト等は全く同じです。

Cubaseの機能限定版であるCubase AI

そしてiPad版のCubaseという位置づけのCubasisのLE版

その二つがついてきます。


Cubase
以前別記事で

UR22がmkIIになってiPadに対応した!すげー!」
って書いたんですけど、

その下位機種のUR12は実はとっくにiPadに対応してたっていうww

steinberg UR22がmkIIになって新登場!

価格比較


こんな感じの違いがあって、

実際金額にするとどれくらい違うのか、

国内最安値を叩き出し続けているサウンドハウスさんへのリンクを作ってみました。

UR12 サウンドハウス


UR22 mkII サウンドハウス

なるほど。

(価格は2015年11月17日現在のものを記載しています)

まとめ


UR12安いなっ!!!

ステレオ入力やTS出力、ヘッドフォンボリュームやらダイレクトモニターなどがないってのは大分不便だけど、

ちょっとDAW始めたいって人にとってはすごくいいね!

逆に、そこそこマジでやりたい人にはUR12はオススメしません。

そもそもステレオで入力出来ないってのはかなり微妙です。

絶対すぐに物足りなくなります。

そのようなことを視野に入れてる方は必ずUR22 mkII以上のモデルを購入しましょう!

UR-22については→コチラで詳しくレビューしています!

是非用途にあったインターフェイス選びで後悔のないDTMデビューを!

ってことで今日はこれでおしまいです。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

ご意見質問などはこちらからもどうぞ!(更新情報の配信も行っています)



– サウンドハウスリンク –
UR12


UR22 mkII