どうも、実はいくつかのDAWを触ってきました萩原悠です!

以前K○RG社の開発部にいたときにシンセサイザーのデバッグがてらDAWとの連携も見てまして、

その流れで一通りのDAWを触りました。

というのも今となっては割と昔の話ですが、

今でも仕事で複数のDAWに触れることはあるので、

今一度、これから宅録、打ち込みを始めたい方へのオススメDAWソフトをまとめてみたいと思います!

初心者が始めに使うのにやりやすいか、導入時のコストとかも考えてまとめていきますので参考にしてください!

DAW

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超絶オススメTOP3


まずはこの3つ、
  • CUBASE
  • LOGIC
  • STUDIO ONE

です。

特別な思い入れや用途や周りに合わせる必要がなければこのあたりから始めるのが正解です。

CUBASE


Cubase
これからDAWで打ち込みを始めるならCUBASEがイチオシ!

STEINBERG社の大成功によりここ10年で急激にシェアを拡げた大定番ソフトです。

大ヒットの一番大きな理由は色んなオーディオインターフェイスに無料版のCUBASEがバンドル(付属)されていてそこから使い始めることで初心者DTMer全員をいつの間にCUBASEユーザーにしてしまうというクレバーな売り方ですが、

それを差し引いてフラットに考えてもなかなか使いやすいDAWソフトです。

コンプレッサーやイコライザーなども過度に飾らないシンプルな使い勝手と見た目なので、


ここから始めるという方でも打ち込みやミックスなどの基本をしっかり学べるはずです。

ユーザーが多いということはウェブ上に同じ壁、悩みに直面してる人が数多くいるため、

大抵のことはググれば解決できてしまうというのも長所です。

上位版のHALION音源なら一通りのジャンルの曲をそれなりのクオリティで作れてしまいます。

Vocaloidとの連携もばっちりなので、ボカロP志望ならもうCUBASEにしちゃえ!

学割もあるよ!


LOGIC


LOGIC
MacユーザーならLOGICが最強コスパです!!

なんせ2万円程度で他のDAWソフトの最上位版(4~8万円)と同等の内容なのですから。

また、LOGICはAppleがリリースしている製品なため、MAC本体との相性も当然ながら抜群、

アップデートにもいち早く対応します。

収録音源として生ドラムやピアノはもちろんですが、

おススメはオルガン専用サンプラーと、シンプルなES1ソフトシンセ、超複雑なES2シンセ。

ES2は即戦力なシンセサウンドが出せますが、

始めのうちはシンセサイジングが難しいので、

ひたすらプリセットの中から探しましょうw

膨大な数のループ音源はテンポに同期してくれるので、

とりあえず選んで並べるだけでもそれっぽい曲が出来上がってしまうというのも見逃せないポイントです。

MACユーザーには超絶オススメ、逆に、MAC専用なのでWindowsユーザーの皆さまはお引き取り下さいm(_ _)m


STUDIO ONE


Studio one
ここでまさかの無料ソフトをご紹介!

正直お金ないけどやってみたい、そんな方はとりあえずSTUDIO ONEから始めてみてはいかがでしょうか。

無料でダウンロードできるわけだから、つまりマジで今すぐはじめられます!

さすがに無料版だとプラグインエフェクトも最低限、

音源なんてPresence XTというサンプルシンセ1つのみ。

とは言えソフトウェアサンプルシンセ1台あればとりあえず出せない音色はないので最初は十分です。

もしこれでハマったら有料版を買うなり、

他者製品を買うなりでもいいかもですね!

こういうのはね、何ヶ月も迷ってるよりもとりあえず始めちゃうのがいいんよ!


イチオシではないけれども……


上記の3ソフトと比べると全然オススメではないけれど、

用途などによっては選択肢に入れるべきな3つを紹介します。


PRO TOOLS


ProTools
初めての打ち込みソフトとしては全然おすすめではありませんが、

一応Pro Toolsを紹介しないわけにはいかないですからね!

Pro ToolsはDAW、デジタルオーディオワークステーションの王者とも言えるソフトです。

プロの現場では必ずPro Toolsが使われていると言っても過言ではなく、

特にオーディオの編集のしやすさに定評があります。

一応MIDIの打ち込みも出来て、以前に比べて格段にやりやすくはなりましたが、

打ち込みがやりたくてProToolsを買うというのはちょっと違う気がします。

あくまでPro Toolsはレコーダーです。

全パートをギターなり歌なりでオーディオ録音するんだって方にはいいかもしれませんが、

逆に大変。

プロの方々とデータのやり取りをするために自宅にも宅録環境を整える、

という方であればPro Toolsにしておくと連携がスムーズです。

が、他社製品に比べて格段に高いのと、対応しているオーディオインターフェイスが限られていることがネックで始めに導入するにはちょいと敷居が高めです。


Live


LIVE
ダンスミュージックを作るとあればLiveでしょうね。

最近はFL STUDIO勢力も大きくなってきましたが、

やはりまだまだLiveが優勢のようです。

特にダンス系の音楽はその場のフィーリングでリアルタイムにトラックを抜き差ししていくという、

打ち込みによる作曲とは別のスキルや機能が必要とされます。

その部分に圧倒的に強いのがLive。

とりあえずちょっといじってみたいという方には1万円ちょっとで買えるLIVE introで十分。


で、ハマって来たら実際にリアルタイムでいじっていきたくなるはず。

そのための対応コントローラーがまぁ多いこと。

Launchpadなどで直感的なボタン操作をすることによって誰でも簡単にプロっぽいプレイが出来るというわけ。

しかし、逆に言えばそう言った自分に合ったMIDIコントローラーを手に入れないと楽しさも使い勝手も半減ですorz

NOVATION / Launchpad MkII
→サウンドハウス ¥14,800-









SONAR


SONAR
SONARはわたしが初めて使ったDAWソフトで、DTMの無限の可能性を教えてくれたソフトです。

積極的にサードパーティのプラグインをバンドルして、

Addictive DrumsやZ3TA+、Rapture、Melodyneなど超即戦力が集結してるなんともアベンジャーズなDAWソフトでしたが、

Gibson社の不況に巻き込まれ開発が終了になってしまいましたが、

BandLab社がSONARの全権利を買い占めて今では無料ダウンロード出来ちゃう状態!

(cakewalk社を買収したのではなくcakewalk社が持つ”権利”を全て買い取ったってのがすごい)

無料だなんて、つまりユーザーにとってはチャンスなような気もしますが……

ちょっと今はなんとも言えない不安定な状態ですね。

今後のサポート体制によっては1軍オススメDAWに返り咲く可能性も大いにあります!

まとめ:まずはさっさと始めよう!


さて、少しは参考になりましたか?

割とソフトによって見た目が違いますが、

意外と出来ることは変わらなかったりします。

つまりどれで始めてもいいっちゃいいのよねww

そしたらとりあえずは無料版のあるStudio Oneだったり、

オーディオインターフェイスを買うとついてくるCUBASEの無料版だったりから触ってみるのがよいと思います!

あ、宅録するならオーディオインターフェイスも必須ですからね!

ってことで、